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撮り旅・ヨーロッパ

ハンガリーを拠点にカメラ片手に古い教会を主に写真撮影の旅を楽しみ、そこで拾った生活、文化情報を紹介します。

メキシコ3大遺跡を訪ねて (テオティワカン遺跡巡り)

2017-08-24 10:02:00 | 海外生活

  2.テオティワカン遺跡

  この都市国家の建設は紀元前2世紀ごろで、西暦350~650年には最盛期だったと云われ、

 20万人を超える人が住んでいたようだ。

 8世紀になると、現在でも謎となっているが衰退し、人は姿を消し、そのまま廃墟となって

   しまった。

 後に、この都市国家を見つけたアステカ族が「神々の座所(都)」という意味の「テオティワカン」

 と名付けたと伝えられており、住んでいた人達もテオティワカン人という原住民となる。

 <テオティワカン遺跡の配置図>

    遺跡はその中央を、南北約4km、

                             幅40mにわたる大通りの左右にピラミッドや神殿群が無数に点在している。

          この通りは「死者の大通り」と呼ばれている。

 「死者の大通り」の由来は、アステカ族がこの地を訪れた際に、この道に多くの遺体が発見された

    ことより名付けられた。 通りの両側に建ち並ぶ数多くのピラミッドは王やその家族を葬る墳墓

   ではなく、宗教的な儀式を行う神殿の台座として築かれたものだと理解された。 

 

  「死者の大通り」;通りは北へ向かう         通り沿いの壁面に描かれたジャガーの絵

 

 

 通り沿いに建てられた神官のオフィスか住居(?)

 

 

 ・城塞/ケツァルコアトルの神殿

 南端のPuerta(ゲート)1より遺跡の敷地内に入ると、大通りを渡って最初の遺跡が「城塞」となる。

   東端は「ケツァルコアトルの神殿」で、向こうがピラミッドと続く。

 

 

     トラロック(雨の神)とケツァルコアトル(羽毛の蛇」が交互に配置されている。

 

太陽のピラミッド

 「死者の大通り」を1kmほど、北に進むと右手に「太陽のピラミッド」が望める。

 頂上に登るための長蛇の列また列。

 

底辺の一辺の長さが225m、高さが65m、頂上までの階段は248段、頂上は現在は平であるが

かつては神殿が建っていた。

 

月のピラミッド

 「死者の大通り」の北端に位置し、その前の広場の回りには数多くの神殿の台座と、左側手前

    には、ケツァル・パパロトル宮殿とジャガーの神殿が配置されている。

 

    ピラミッドの底辺 150m X130m、高さ42m 西暦350年頃の建造。 

 

  ・ケツァルパパロトル宮殿とジャガーの神殿

 

    ケツァル・パパロトル宮殿の階段横に置かれたケツァル・パパロトル(羽毛のある蝶)の像。

 

 

 ケツァル・パパロトル宮殿の浮き彫りされた石柱        ジャガーの神殿

 

 

Puerta (ゲート)3のバス停前、ここでバスに乗るとメキシコシティまで帰るのが容易。

 

     これで「テオティワカン遺跡」巡りはお終い。

 

「バラトン遍路の旅」

 

 


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