古い書庫を整理していたら、亡父の原稿が載った戦中の雑誌が出
てきた。パラパラページをめくると「都市消息 南京」という記事を見
つけた。戦前電通(日本電報通信社)が出版していた「日本電報」
(昭和16年6月号)である。頭の部分の一部を原文のまま紹介する。
「新中国の首都『南京』の人口は4月末現在に於いては華人626,687
人で、内訳は男子342,687人女子が273,928人となり、戸数にして138,
896戸である。一方日本人は4月1日現在に於いて人口13,766人戸数
5,032戸となり、事変前の華人総数百万に復活することも間もないこと
と思はれる」
今年も文科省が来春から使用する高校社会科教科書の検定結果を発
表した。例年のように各教科書会社のいわゆる南京虐殺についての
記述はまちまちである。極東軍事裁判の20万人説、中国の主張する
30万人説など諸説フンプンである。
僕は南京問題については門外漢である。しかし「日本電報」の記事によ
ると、事変前の南京の人口は百万とある。それが正しければ、中国説は
当時の市民の三人に一人、極東裁判説でも五人に一人が殺されたことに
なる。
南京陥落時、僕は小学校1年生だったが、町が旗行列や提灯行列で沸き
たったのを覚えている。もう70年も前も昔のことである。問題は”虐殺”の
人数ではなくて、戦争のおろかさである。
てきた。パラパラページをめくると「都市消息 南京」という記事を見
つけた。戦前電通(日本電報通信社)が出版していた「日本電報」
(昭和16年6月号)である。頭の部分の一部を原文のまま紹介する。
「新中国の首都『南京』の人口は4月末現在に於いては華人626,687
人で、内訳は男子342,687人女子が273,928人となり、戸数にして138,
896戸である。一方日本人は4月1日現在に於いて人口13,766人戸数
5,032戸となり、事変前の華人総数百万に復活することも間もないこと
と思はれる」
今年も文科省が来春から使用する高校社会科教科書の検定結果を発
表した。例年のように各教科書会社のいわゆる南京虐殺についての
記述はまちまちである。極東軍事裁判の20万人説、中国の主張する
30万人説など諸説フンプンである。
僕は南京問題については門外漢である。しかし「日本電報」の記事によ
ると、事変前の南京の人口は百万とある。それが正しければ、中国説は
当時の市民の三人に一人、極東裁判説でも五人に一人が殺されたことに
なる。
南京陥落時、僕は小学校1年生だったが、町が旗行列や提灯行列で沸き
たったのを覚えている。もう70年も前も昔のことである。問題は”虐殺”の
人数ではなくて、戦争のおろかさである。
いったい真実はどうなのか?
本当にきちんと真実を探しあてなくてはいけません。
日本は、60年代頃から左翼思想教育を受けています。
日本人は加害者ということばかりを教えられ、
歴史の真実は教えてもらっていません。
現在も日教組は偏りすぎた思想です。
教科書にしても、世の中にしても、左翼とか右翼とかに囚われすぎて、歴史の本質を見ようとしないのは危険ですよね。
戦後僕らの世代まで含めて、意識的に戦争中の出来事を直視しようとしてきませんでした。学者もジャナーリストもです。
1960年代になって戦争を知らない世代が、欧米の資料から、日本国内の資料を無視して”自虐的”な彼らの都合のよいように歴史を捏造してきたし、今でも
しています。
僕ら世代の責任として自分達の生きてきた時代の歴史を総括すべきと思います。