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「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

長すぎる"横ばい微増”のコロナ感染対策

2020-10-24 05:49:42 | 2012・1・1

東京都のコロナ.ウィルスの新規感染者数は昨日23日186人、一昨日の185人と文字通り”横ばい微増”(厚労省専門会議)である。これをどう判断するか。我が家の購読紙は社会面の片隅でベタ見出しで扱っている。別の面で世界の感染者数を表にして掲載していたが第一位の米国の8万人に比べればケタ違いに少ない。

昨年暮れに武漢から発した新型コロナ.ウィルスは早くも1月にはダイヤモンド.プリンセス号に乘って横浜に上陸、それから数えれば日本での”with コロナ”の生活は10か月に及ぶ。4月から5月にかけての非常事態を挟んで国は感染拡大防止策をとり、幸い欧米のような感染大爆発はない。しかし“一進一退”WIthコロナ“の生活が長すぎる。

コロナ禍の経済効果をねらった”go to○○”は理解できないではないが、どうも感染拡大防止にに水を差しているように思えてならない。老人のヒガミからであろうか。三密順守を言いながら、人が動けばウィルスが拡散するように思えるのだが。しかし、一方では来年の正月休みを11日まで延長しようという。矛盾していてよくわからない。在宅介護老人は”withコロナ”は毎日閉じこもり生活が続きフレイル度が深まるだけだ。いつまで横ばい微増の状態が続くのか。それならそれなりの長期対策が望ましい。老人ホームでは在所者が家族と直接面会できないところもあるという。人権問題だ。