”菅おろし”は”天の声”である、と僕は今でも思っている。”天の声”(お告げ)という言葉は1960年(昭和30年)時の総理、鳩山一郎が”衆院解散に際して使かい、当時の流行語になった。その後、くだって1978年、福田赳夫が自民党総裁選挙で大平正芳に敗れた時”天の声も時には変な声もある”といって話題になった。昨日の菅内閣に対する不信任案は、採決寸前、鳩山由紀夫の豹変によって否決された。”天の声”にさからった、孫の由紀夫の”変な声”で国難はさらに深まった。
自民党など野党が、この未曾有の国難ともいえる時期にあえて管内閣に対する不信任案を突きつけたのはよほどのことである。それは、菅総理の東日本大震災後の対応の失敗、福島原発事故の不手際など、この男を引き続き総理の座に置けば日本沈没にもなりかねないという決断からである。与党民主党の中にも小沢一郎元代表をはじめ今回裏切り行動にでた鳩山由紀夫も採決直前までは、同じ考えで同調していた。”菅おろし”は、まさに心ある国民の総意、”天の声”であり、今でもそうである。
鳩山の僅か30分の直前の説得で菅は”復興のメドがつけば退陣し、お遍路に出る”と採決1時間前の代議士会で言い、かろうじて、党内の造反をまぬかれ結果的には延命できた。これは国民にとっては最大の不幸である。大震災からすでに3か月近くになるというのに、まだ復興の構想さえ出てこない。果たしていつ復興のメドがつくのかさえ判らない。このまま”死に体”のまま居座るつもりか、あるいは途中で”やめた”と手をあげるつもりかも知れない。
造反派の一人といわれていた原口前総務大臣が”雨降って地固まる”としたり顔でコメントしていたが、それは党内部のことで、大雨が降れば被災地はどうなるのか。この無能な総理の居座りで復興復旧へのスピードはさらに遅れ、原発事故収束も工程表どおり行くかどうかさえ判らなくなってきた。鳩山由紀夫は自分では、党の危機を回避できたと自負しているようだが、国民にとっては”変な声”で”悪魔のささやき”であった。
自民党など野党が、この未曾有の国難ともいえる時期にあえて管内閣に対する不信任案を突きつけたのはよほどのことである。それは、菅総理の東日本大震災後の対応の失敗、福島原発事故の不手際など、この男を引き続き総理の座に置けば日本沈没にもなりかねないという決断からである。与党民主党の中にも小沢一郎元代表をはじめ今回裏切り行動にでた鳩山由紀夫も採決直前までは、同じ考えで同調していた。”菅おろし”は、まさに心ある国民の総意、”天の声”であり、今でもそうである。
鳩山の僅か30分の直前の説得で菅は”復興のメドがつけば退陣し、お遍路に出る”と採決1時間前の代議士会で言い、かろうじて、党内の造反をまぬかれ結果的には延命できた。これは国民にとっては最大の不幸である。大震災からすでに3か月近くになるというのに、まだ復興の構想さえ出てこない。果たしていつ復興のメドがつくのかさえ判らない。このまま”死に体”のまま居座るつもりか、あるいは途中で”やめた”と手をあげるつもりかも知れない。
造反派の一人といわれていた原口前総務大臣が”雨降って地固まる”としたり顔でコメントしていたが、それは党内部のことで、大雨が降れば被災地はどうなるのか。この無能な総理の居座りで復興復旧へのスピードはさらに遅れ、原発事故収束も工程表どおり行くかどうかさえ判らなくなってきた。鳩山由紀夫は自分では、党の危機を回避できたと自負しているようだが、国民にとっては”変な声”で”悪魔のささやき”であった。