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「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

     民の竈(かまど)は賑わっているか?

2010-08-23 05:24:04 | Weblog
磨の上では今日から処暑である。処暑とは暑さがとどまる、つまり暑さが峠を越した
という意味だそうだが、今年は異常である。まだまだ、この暑さは続きそうだ。幸い、
わが家はエアコンがあり、臨機応変これを使っているから熱中症でダウンすることは
ないが、とても軽井沢の別荘へ避暑へ出かけるほどのカネはない。

テレビの”政治シヨー”番組は、相変わらず小沢(民主党前幹事長)が来月の民主党
代表選に出るかどうか、くだらない?予測をしていたが、長老の渡部恒三氏が軽井沢
の鳩山由起夫・前総理別荘で先日催された”研修会”を批判していた。友愛政治を唱
えながらあまりにも、その理念からかけ離れたパーテイの馬鹿騒ぎぶり。、自民党時
代にもなかったという。

僕ら夫婦は二つ違いだから、ほぼ同時代の人間、戦前修身教育を受けた組だが、軽井
沢の鳩山パーテイをテレビでみて話は昔修身の教科書に載っていた”民の竈”になった。
”民の竈”というのは、仁徳天皇が高楼から難波の町を眺めたら、民の竈の煙が少ない。
そこで3年間租税を軽減したら回復したという話である。

今のこの世の中、民の竈は賑つているだろうか。昨日、新聞の折込広告につられて近く
のスーパーの”朝市”へ出かけたら超満員である。99円均一の野菜を求めてレジは長蛇
の列である。このところの円高で、日本の経済はどうなるのだろうか。国民はそちらの方を
心配している。一度ケチがついた”小鳩体制”の復活など望んではいない。