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「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

       たるみはないか 日本五輪チーム

2010-02-20 07:04:55 | Weblog
バンクーバー冬季五輪の日本チームの活躍はどうなのか?いつものことながらマス
コミの騒ぎほどには結果はよくない。札幌に10年勤務しながらスケートもスキーも出
来ない僕だが、一つ解らないことがある。昔、近代五輪の父といわれたクーベルダン
男爵は”五輪は参加することに意義がある”といったが、セコイ僕には、出るからには
メダルを目指し準備だけはオサオサして貰いたい、ということだ。

理解できない一つは、スケルトンに出場した女子選手が試合前の検査で國際連盟(FI
BI)から器具にFIBI認定のステッカーが張ってないとして規定違反で失格になってい
る。同じような理由で女子二人乗り選手も先日、一回戦の競技終了後、ソリの重量超過
で失格になっているばかりである。選手も不注意だが、監督、コーチは何をしていたのだ
ろうか。

男士フィギュアーの織田信成選手が靴ひもが切れて途中で演技を中止たのも理解できな
い。織田選手によれば、試合前からひもが切れていたが、演技の感覚が狂うので、結び
なおしただけで出場したのだとう。ひもが演技直前に切れたのかどうか判らないが、演技
前には練習に時間があったのだから、周到に点検すべきだった。昔のサムライは出陣前
には刀やヤリを改めて点検しなおしたと聞くが。

たるみではないが、もう一つ僕が理解できないのは、最初からあまり期待できない選手を
かっての活躍だけで代表に選ぶことだ。出場の機会がない選手を選ぶよりは、次回にかけ
て伸び盛りの若い選手を選ぶべきだと思うのだが。