「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

          78円のバレンタイン・チョコ

2010-02-14 11:56:24 | Weblog
今日はバレンタイン。老妻に78円の義理チョコを贈った。老妻は元気で食事制限
など何もないが、チョコの包装紙には、「使用しているアレルギー物質」「原材料
の成分」「栄養成分表示」がこまごまと表示されている。難しい時代だ。
僕ら後期高齢者は子どもの時、お菓子は配給でチョコなど食べたことがなかった。
バレンタインの名前など知らなかった。気分だけ参加のバレンタインだ。

        頑張れ国母君 金メダルを!

2010-02-14 07:13:05 | Weblog
バンクーバー五輪スノーボートの国母和宏選手が服装がだらしがないと選手村への入村式
出席を自粛させられ、競技の参加さえあやぶまれていたが、橋本聖子団長の一言でめでた
く金メダルへ獲得への道は拓かれた。テレビで国母選手の服装をみた。たしかに五輪選手
としては、どうかなと僕も思った。選手の制服のネクタイを緩め、だらりとシャツを出してズボン
をだらしなくだぶつかせていた。”腰バン”という若者の流行だという。

あまり注意していなかったが"腰バン”の若者は、渋谷の街にはあふれているし、中学2年の
孫まで時々真似た格好をしている。いつの時代も若者には流行があるものだ。あの戦争中で
さえ、おしゃれ好きの仲間の中には,脚に巻いたゲートルにアクセントをつけ、ズボンをだらり
とはいていた。今のプロ野球選手がストッキングを出来るだけみせないようにしているあのスタ
イルだ。だけども彼らも軍の査閲や国の公式式典に出る時にはきちんとした服装であった。

国母君はどうも、世界では当たり前のことになっている、このあたりのメリハリが理解できなかっ
たのではないのだろうか。国旗掲揚、国歌斉唱時には起立すること。国の元首と挨拶する際に
は帽子を脱ぐことー。国母君がこういった当たり前のエチケットを知らなかったのは不幸であった。

国母君はテレビでみると、スポーツマンの好青年である。自分では格好よいと思っているスタイ
ルも僕からみれば不恰好だ。それよりも、せっかく五輪に参加できたのだ。競技では全力を出し
金メダルを目指してもらいたい。