「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

            外国人力士を閉め出せ

2008-09-08 05:38:23 | Weblog
テレビの画面に大相撲の北の湖理事長が報道陣をまいてサウナ風呂に逃避する姿が
映し出されていた。それを見ていた老妻が"北の湖も大麻を吸っているのではないか”と
冗談まじりに問いかけてきた。まさかサウナで汗をかけば大麻の毒が流れだされるわけ
でもあるまいし。でも、この時期にサウナの”はしご”は理事長ともあろうもののとる行動
ではない。大麻吸引者みたいに異常だ。

北の湖が理事長をしている(財)日本相撲協会は、たんなる格闘競技の団体ではない。
財団法人として文部科学省の管轄下にあり、日本固有伝統文化である相撲を保存する
任務もある。それがここ数年、僕の目には大相撲の伝統が破壊されてきているように見、
える。その最たるものは、横綱、朝青龍の横綱らしからぬ横暴ともいえる言動だ。マゲは
力士の"象徴”ともいえる。それをザンバラにして得意然と写真集に載せる。なぜ親方や
協会はこれを許すのかー。

九州場所の番付をみると十両以上の関取66人中21人が外国人力士である。亡父は回向
時代から相撲をみていた。僕でさえ双葉山の69連勝時代を知っている。オールドファンに
とっては最近の相撲は見るに耐えない。申し訳ないが、外国人力士はニセ者にみえる。

大相撲人気を支えているのは、郷土力士への声援である。名古屋場所での琴光喜、福岡
場所での魁皇といった”クニモン”大関の活躍である。外国人力士はいくら強くてもこの人
気はない。大相撲はわが国古来の伝統の上にたっている。「若者頭」「世話人」といった名
前があってこそ大相撲であって「マネージャー」ではダメなのだ。協会の規約には「マネージャー」
などの職はない。それとも外国人力士用に新たに設けたのか?