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ウェイブマーケティングコンサル、ホームページ製作及び、作り方をお教えする(株)ブレインアソシエイツ社長の日記

専門家安売りサイト

2008-04-23 01:26:32 | Weblog
情報サイトのオールアバウトは会員登録した消費者数が3月末で17万人となり、前年比3.5倍となったそうです。専門家相談サービス「プロファイル」は会員の増加にともなった専門家数の増加で、これまで赤字だったのが、この1-3月期に初めて黒字になったということです。

サイバーエージェント22日から「リクエスチョン」という専門家相談サイトを開始するということです。この場合はオールアバウトと違って、仮想通貨「アメゴールド」を質問したい専門家や芸能人に支払う形式をとっています。その仮想通貨は、クレジット決済で入手するということですから、有料という事です。ただネットでの相談なので恐らくは低料金ではないかと思います。


こういったサイトで専門家に気軽に相談することに対して、消費者のニーズは高まっているという事です。

一方でアールアバウトに登録している知り合いの専門家に聞くと、必ずしも登録して、質問に答えることによって利益には繋がっていないということです。多分大方の人は売り上げに結びついていないのでは、と思います。

質問に答えなければ、露出する事が出来ず、競って質問に答えるほかないわけですし、コラムも確かノルマがあって週に何回か書かなければいけないんです。メルマガで専門家の書いたコラムが紹介されますが、わざわざ読みに行かないですよ。

大変だと思いますが、それでも登録する専門家が増えているということは、どうしても露出したいということなんでしょうか。

物を売る建築家や不動産やといった専門家なら、情報を提供して糸口をつかむのはわかりますが、情報や知識をそのものを売り物にしている専門家はどこまで切り売りするか難しいでしょうね。

例えば弁護士なんかは、事務所で相談すれば30分5千円取ります。それがオールアバウトでは無料を強いられるわけです。弁護士にとってはオールアバウトに登録料を払いますから、お金を払ってサービスを提供するということです。
只ならどこまで相談できるのかと試しにこの間契約に関する込み入った内容の質問をしましたが、誰一人回答を出しませんでした。さすが難易度の高い相談は只というわけには行かないようです。

それにしてもそういうサイトが繁栄するという事は、消費者にとっては便利なる一方、情報の価値がそれだけ下がってくるということで、手放しでよい事とは言えないように思います。


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