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ウェイブマーケティングコンサル、ホームページ製作及び、作り方をお教えする(株)ブレインアソシエイツ社長の日記

ネットだけで繁盛?

2008-07-01 01:27:47 | Weblog
ネットの雑誌で、ホームページのリニューアルやブログの開設で、集客や売上が上がった例がよく書かれています。

そういった場合、ネットの雑誌の都合上か、ホームページの改善、ブログの利用等ばかりがクローズアップされて、読んだ人にはいかにもそれだけで売上が上がったかのように印象をつけがちです。

しかし、売上が上がったとか集客が倍増したとか言う好結果が出た時には、大方複数の要因が重なっている場合が多いかと思います。

例えば、日本スポーツ振興センターのサッカーくじ販売サイト、toto が2008年3月以降利用者を大幅に増やしているらしいですが、その要因にこまめなニュースリリースの配信や配当金金額が増えていくトップページのパネル式クリエーティブの作成を挙げられています。

自分もこのサイトはよく見ますが、確かに赤の原色を使った土派手なデザインは目を引きます。でもだからと言ってそれだけの事で買おうという気になるわけではないように思います。

購入者が増えた一番の理由は、キャリーオーバーの額でしょう。今年に入ってから去年とは相当キャリーオーバーの額が膨らんでいます。3月には既に30億のキャリーオーバー、現時点では82億です。この額に目を引かれ、最高6億ですから、分配人数が増える分あたかも当たりやすくなった錯覚に駆られます。(なにか仕組まれたような、と思うのは自分だけでしょうか?)それで買う気になるんでしょう。

中日ドラゴンズの「ドアラ」が観客数とグッズの販売を増やしていると言う事ですが、その要因に球団ブログの開設と「ニコニコ動画」が挙げられています。確かに球団広報部による、まめな情報発信は功を奏したことかもしれませんが、どこの球団にもあるキャラクターで「ドアラ」だけが突出して知名度を上げ、球団の売上のけん引役になったのは、ドアラの動きにあると個人的に思います。

かわいい、キャラなら他にもありそうですが、「ドアラ」は踊る時の機敏な動きが独特で、インパクトがあります。その踊りとコアラのような顔に相当のギャップがあるところが面白いです。それが非常にウケたのではないかと思います。そういう意味では貢献は、「ドアラ」の中に入っている人ではないかと思います。

ちょっと例が的を得ているかどうか、あまり自信はありませんが、もともと売れる要素がないのにサイト改善した、メルマガを出したからと言って効果はたかが知れているように思います。やはり爆発的ヒットした影には複数の要因がある場合が圧倒的に多いと思います。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (いせとる)
2008-07-01 01:55:58
基本的に商売はみんな一緒で、ウェブはツールに過ぎないと思います。何にせよコアで何も魅力が無いものは長期ではやっていけませんよね。
Unknown (大久保)
2008-07-01 23:19:41
そうですね。サイトの好事例、好運用例が紹介されているのを見ますと、内容が伴わないのは見た事がないです。

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