JR長野駅の東口にある「松栄寿司」というお店で宴会を行いしました。長野駅は、善光寺に通じている西口がメインで、反対側の東口一帯は土地区画整理事業に伴う道路整備が行われているなど、まだ途上といったところです。それでも、飲食店の立地などがぼつぼつとあるので、夕方以降もいくらか明るくなってきました。タイトルに夜が入っています。
EDEN ATWOOD (イーデン・アトウッド)
A NIGHT IN THE LIFE (Concord 1996年録音)
コンコード・レーベルにおけるイーデン・アトウッド(vo)の第4作目のアルバムで、録音した年の秋に富士通コンコードジャズフェスティヴァルで、初来日をしています。その後、数年間は活発な活動が行われなかっただけに、コンコードへの一連の録音はアトウッドのファンへのいい贈り物になりました。このアルバムは、バラード系の歌が多く収録されていて、秋の夜長にじっくりと耳を傾けるのに相応しいものです。
メンバーは、イーデン・アトウッド(vo)、ジュレミー・カーン(p)、ラリー・コフート(b)、ジョエル・スペンサー(ds)。ゲストとして、クリス・ポッター(ts)が4曲に加わっています。ピアノトリオは、彼女のレギュラーの伴奏メンバーです。ピアノトリオの伴奏が基本ですが、ヴォーカルとピアノとのデュオ、ピアノとベースの伴奏、クリス・ポッターのテナーが入るものなど、曲により変化がつけられています。
曲はほぼスタンダードです。「When The Sun Comes Out」、「I've Grown Accustomed to His Face」、「Willow Weep For Me」、「The Folks Who Live on The Hill」、「If I Love Again」、「I Could Have Told You」、「Spring Can Really Hang You Up The Most」、メドレーで「Lost in The Stars」と「So Many Stars」、「You Taught My Heart to Sing」、「Why Did I Choose You?」、「Moon River」の全11トラック12曲。「You Taught My Heart to Sing」は、マッコイ・タイナーの曲に、サミー・カーンが詞をつけたもので珍しい。ダイアン・リーヴスも歌っているようです。
イーデン・アトウッド(vo)の素晴らしいヴォーカルを楽しめるアルバムで、ことにバラード系のものが語りかけるようで印象的。「When The Sun Comes Out」や「The Folks Who Live on The Hill」など歌い回しに個性が出ていますが、全く自然に聴こえます。颯爽とスイングし、クリス・ポッター(ts)のソロも入る「If I Love Again」やベースだけの伴奏で歌うバラード「Moon River」なども忘れられません。ジュレミー・カーン(p)の伴奏やソロは彼女の歌に丁寧によりそい抒情的で美しい。
【JR長野駅東口夜景、松栄寿司東口店】
長野駅東口。階段(エスカレーターも設置)を上がったところが新幹線乗り場になります。手前の方はペデストリアンデッキです。
駅東口からペデストリアンデッキが道路をまたいで反対側まで伸びています。
中央のモニュメントは、長野オリンピック開催10周年記念で設置されたもの。後方は、バスの駐停車場とJR東日本長野支社。
駅東口を出て右に折れて、宴会会場の「松栄寿司」に向かうところ。
松栄寿司東口店住所:長野市大字栗田286-24
松栄寿司東口店電話番号:026-268-1717
松栄寿司東口店ホームページ:h-matsue