スターバックス上田中央店で季節のおすすめ「パンプキンのバスクチーズケーキ」を、同安曇野豊科店で「スイートポテトシフォンケーキ」をいただきました。後者は傑作だと思いました。傑作ピアノトリオアルバムを。
KENNY BARRON (ケニー・バロン)
MINOR BLUES (VENUS 2009年録音)
先月、ケニー・バロン(p)のライブに行ったのですが、予想以上の素晴らしさでした(その記事へのリンク)。それ以来、彼のアルバムを聴き返しているのですが、管楽器奏者が加わったものより、ピアノトリオで演奏したものが好みです。本作は、日本のヴィーナスレベールに録音したもの。
メンバーは、ケニー・バロン(p)、ジョージ・ムラーツ(b)ベン・ライリー(ds)。共演者は、ケニー・バロンが選んだそうです。特に、ムラーツの起用が嬉しく、期待に違わず随所でソロをとっています。
曲目は次のとおり。
1 Minor Blues (Kenny Barron)
2 Beautiful Love (Victor Young)
3 Emily (Johnny Mandel)
4 For Heaven's Sake (Don Meyer)
5 How Deep Is The Ocean (Irving Berlin)
6 Too Late Now (Burton Lane)
7 Don't Explain (Billy Holiday)
8 Hush-A-Bye (Sammy Fain)
9 I've Never Been In Love Before (Frank Loesser)
10 My Ideal (Richard A. Whiting)
1曲目のケニー・バロン作「Minor Blues」以外は、スタンダード曲です。「Beautiful Love」、「Hush-A-Bye」、「My Ideal」をやってくれているのが嬉しい。
今回、本アルバムを初めて聴いたのですが、気の利いた編曲、高水準のプレイと傑作でした。最初の「Minor Blues」は、3人の息があっていて、ライリー(ds)のブラシからスティックへの持ち替えも効果的。お馴染みの「Beautiful Love」では、バロン(p)のテーマの歌わせ方が絶妙でうっとり、バラード「Too Late Now」では、シングルトーン中心に演奏され、曲の良さに気づかせてくれます。「Don't Explain」は、ボサノヴァでやっていて、この曲のイメージを変えていて、驚きました。全体に、ムラーツ(b)が貢献。
ジャケット掲載の録音時の写真。
(参考)本作から「Don't Explain」が聴けます。
【スターバックスコーヒー 上田中央店 安曇野豊科店】
ホームページ:Starbucks Coffee Japan - スターバックス コーヒー ジャパン
(上田中央店)
パンプキンのバスクチーズケーキと珈琲を注文。「もっちりボールパンプキンミルク」を一つサービスでいただきました。
『パンプキンの甘みと、クリームチーズやホイップクリームなどのコクが絶妙なバランスのチーズケーキです。大麦ビスケットを砕いて固めた生地の上に、スパイス(シナモン・ナツメグ・ジンジャー)をほのかにきかせたパンプキン風味のバスクチーズケーキをのせて焼き上げた』そうです。
ボリュームがあり美味しいけれど、僕にはちょっと濃厚すぎる味わいでした。
『パンプキンミルク:パンプキンミルククリームを混ぜたもっちりとした生地に、程よいコクのパンプキンミルククリームを入れた焼き菓子』だそうです。ひとくちサイズです。お茶うけに良さそうです。
店内。入口の方を撮りました。
(安曇野豊科店)
スイートポテトシフォンケーキと珈琲を注文。
『さつまいもペーストなどから作った黄金色のスイートポテトクリームをのせた、シフォンケーキ。しっとり感のあるもっちりとしたシフォン生地には、シナモンと焼き芋パウダーを練りこみ、スイートポテトクリームとの相性を高めている』そうです。
外側のホイップクリームとパンプキンクリーム、シフォン生地の相性が良くて、なかなかの傑作だと思いました。
安曇野店店内
店内。遅めの時間ですが、本日は、珍しく空いていて、びっくりしました。
写真にある店はシャープな感じがして、我々夫婦が行くスタバとは、
印象も違います。カッコいい感じです。
扱ってるものは同じだと思いますが、最近のスタバスィーツ凝ってますね。
ケニーバロン。配信で聴きました。レーベル・カラーやプロデューサーの
意向もあるのか、そのカラーに合わせたものを作り上げる、やはりセンスと
才能のある方なんですね。長年の活動の積み上げを見た感じがしました。
GOODです。
今回もついスタバの作戦に乗せられて注文してしまいました。このシフォンケーキは良かったです。長野県内や近県の別のお店に入ることもありますが、今回掲載の上田中央店、安曇野豊科店は、比較的ゆったりしていて、気にいっています。
ケニー・バロンは、管楽器が入ったアルバムから聞き始めたので、グループとして激烈な演奏も多く、昔は敬遠気味でした。でも、ピアニスティックで、抒情的な面も楽しめる、ピアノトリオあたりは良いですね。
ケニー・バロンのこのアルバムに関心をもっていただき、コメントもありがとうございます。