大口純一郎(p)さんと、米木康志(b)さんのデュオライブが、8日に長野市バックドロップで開催されたので、聴いてきました。
大口純一郎(p)
米木康志(b)
(出 演)
大口純一郎(ピアノ)
米木康志(ベース)
(曲 目)
曲目は、わからないものが多かったので、バックドロップのマスターが、後で、大口さんに訊いて教えてくれました。
1 Minor Chorale (大口純一郎)
2 ニュー・ムーン (大口純一郎)
3 Ruby My Dear (Thelonious Monk)
4 Let's Call This (Thelonious Monk)
5 Glad To Be Unhappy (Richard Rodgers)
〈休憩〉
1 Imagem (Luiz Eca)
2 Invitation (Bronislaw Kaper)
3 Infant Eyes (Wayne Shorter)
4 Item 7. (Steve Swallow)
5 Equinox (John Coltrane)
6 My Reverie (ドビュッシー) (アンコール曲)
(感 想)
ベテラン二人による格調が高く、味わい深いライブでした。曲目は、よく知られているスタンダードは2~3曲で、凝った曲が多く、じっくりと楽しめました。
「Imagem」というボサノヴァを一曲やりましたが、全体には、アップテンポの曲はなく、落ち着いた雰囲気で、大口さんの2曲のオリジナルも比較的スローで静謐さも感じられる雰囲気。また、米木さんが、ランニングで伴奏したところは、ほとんどなく、ベースソロの出番も多かった。
セロ二アス・モンクの曲を2曲やりましたが、大口さんは不協和音は使わず、メロディの美しさを浮き彫りにしていて、「Ruby My Dear」には感激しました。こういうモンクなら大歓迎です。アンコール曲は、ドビュシー原曲の「My Reverie」で、クラシック指向をうかがわせるものでした。
【大口純一郎 ホームページ】
JUNICHIRO OHKUCHI WEB (pianistjohkuchi.blogspot.com)
曲名を話している大口さん。
米木さん
【バックドロップ ホームページ】
バックドロップ ジャズの流れる洋定食屋(Back Drop) (back-drop.jp)
当夜のバックドロップ。