パンフレット表。
(本多俊之バーニングウェイブ・カルテット at 桜座)
古野光昭クインテットに続き、19時30分から本多俊之バーニングウェイブ・カルテットを桜座で聴きました。実は、山本剛&平賀まりか(vo)を聴きたくてコットンクラブへ行ったのですが、第1ステージから満席で、そのまま誰も他の会場へ移動しなかったので、空席がありませんでした。仕方なく収容人数が多い桜座へ。
(出 演)
アルトサックス、ソプラノサックス:本多俊之
キイボード、ピアノ:野力奏一
エレクトリックベース:グレッグ・リー
ドラム:奥平真吾
(曲 目)
1 映画「ハル」(森田芳光監督)の主題曲 (野力奏一)
2 Horizon (本多俊之)
3 Last Ballad (本多俊之)
4 La Fiesta (Chick Corea)
(感 想)
山本剛トリオ&平賀まりかのステージは、会場のコットンクラブが満席で入場できず、仕方なく、本多俊之カルテットを聴いたのですが、その演奏がかなりよく、気を取り直しました。このグループは、所謂フュージョン系だと認識していましたが、実際にはジャズにも接近していました。
野力奏一作「ハル」は、森田芳光監督の映画「ハル」の主題曲で、野力(p)さんと本多(ss)さんのデュエットで演じられ、静かな曲で穏やかな気分になりました。その他は、アルバム「CCーRex」(チック・コリア・トリビュート作、2021年12月発売)からの曲です。
「Horizon」では、グレッグ・リー(eb)をフューチャー、「Last Ballad」は文字通りバラード、最後は、チック・コリア作「La Fiesta」で盛り上がりました。本多さんのサックスの音色が素晴らしく、野力さんのグルーヴ、奥平伸吾とグレッグ・リーの繰り出すうねるリズムと、聴いて良かった。
(演奏の光景など)
桜座入口
左から、野力奏一(Keybord)、本多俊之(sax)、グレッグ・リー(eb)、奥平伸吾(ds)。
映画「春」の主題曲を演奏する野力奏一(p)と本多俊之(ss)。
本多俊之のアップ。ソプラノの音色が美しい。
野力奏一(Kb)
アルトサックスを吹く本多俊之、柱の陰でよく見えなかったのですが、グレッグ・リー(eb)。グレッグ・リーは、「 La Fiesta」における演奏など、魅力的なラインを弾いていました。
奥平真吾(ds)。彼がフューチャーされる場面も多かったです。
【本多俊之 ホームページ】
本多俊之 Official Website (dinosax.net)
【桜座】
住所:山梨県甲府市中央1-1-7
電話番号:055-233-2031
ホームページ:桜座公式ページ (sakuraza.jp)
でも、このように中央区のような街中でないと、ジャズは似合わないのでしょうね。
中心市街地活性化事業と言うものがありましたが、活用しても多くはバイパスに流れるのでしょう。
中央道が出来て通らなくなった、旧20号線の勝沼のブドウ園は土井唸ったのおでしょうかね?
岡島百貨店の跡地は、再開発のために、ちょうど工事途中のようでした。地方都市は、車中心なので、交通不便で駐車場が設置できない古くからの中心街は寂れていくところが多いように思います。長野県でも同様です。
勝沼のあたりの葡萄園ですが、3~4年前に葡萄園に寄ったり、レストランに行ったことがありますが、地元の農協関係者のお話によると、特に変わりなくやっているようでした。一番の大敵は、気温の上昇のようです。
それにしても、甲府市商工会がバックアップしての甲府ジャズストリート、いい催しです。当日も300席はソールドアウトで、東京方面からのお客様も多いようだったので、宿泊したり、街で飲食してくれれば、経済効果も出ますね。
コメントありがとうございます。