
箴言集 「妖怪にならないための言葉」 大川隆法 著より
「妖怪にならないための言葉」⑯ 妖怪は、自部の失敗を指摘されると、記憶が遠くへ飛んで、自分への誉め言葉は、過大に、岩に刻み込む。
コメント
失敗した自覚がない場合に、それを指摘されると、「誰の話?」になりますね。自覚があったとしても、自分以外の原因や責任にする人たちは反省が出来ません。そして都合の悪いことは、忘れようとする人たちは哀れな凡人です。そして、記憶が遠くへ飛ぶのは自己防衛の反応です。一方、自分に都合の良い出来事は、忘れることが出来ません。それは、思い出すたびに嬉しくなるからです。この嬉しさを持続するために、常に考えていると、執着となって岩に刻み込む記憶となります。
自己中で、自分は天才だ秀才だ、他人から恐れされる存在だ、特別な貴人だと自画自賛が激しくなります。全く謙虚さがない人が妖怪と判定されることになります。
失敗から学ぶ姿勢が、反省して魂を磨く絶好のチャンスなのですが、チャンスと捉えない魂は退化します。退化とは不幸になる道です。神様の愛を受け入れない、寂しい魂になるのです。