箴言集 「地獄に堕ちないための言葉」 大川隆法 著
「地獄に堕ちないための言葉」㊷ 畳一枚の広さに、針が五十本は突き出している。高い鉄下駄をはいた鬼たちが、鉄棒をブンブン振り回しながら、罪人たちを頂上へと追い上げている。
コメント
針の山で麓から頂上へと、鬼に追い上げられる地獄である。神を信じない人達や、他人を傷つけた人たちは、罪人となって鬼たちに追いかけられるのである。
針の山では鬼は高い鉄下駄で、自分の足には針が届かない姿で、針の山で立ちすくんでいる罪人をさらに上へと追い立てる地獄である。
頂上に辿り着いたけど、不思議なことに、ふもとに戻っており、また鬼に追い立てられ頂上へと、何度も同じことをさせられるのである。
「自分は何をしたというのだ?」なぜ?と思い出したら反省のチャンスである。
問答無用と鉄棒で殴られたならば、自分もいじめた相手の効く耳を持っていなかったことを思い出すまで、永遠に針の山から脱出できないのです。