またたび

どこかに住んでいる太っちょのオジサンが見るためのブログ

新たな感性が生まれるとき

2010-07-01 08:12:19 | 東京日和
『点と点、物と物の間に無があり
その無の空間を感じることが本質。
建築家になりたいなら、住宅なんてつくるな。』
                   by磯崎新

先日の日曜日に靖国神社の前に

竹橋に行きました。


そんな竹橋と言えば…
東京国立近代美術館ですよね
あっしは芸術にすごく興味があって、
特にアール・ヌーヴォーの時代の作家が好きです。

近くの美術館で展示していると、よくブラッと鑑賞しに行きます。

今回は自分の知識としてないもの。
あえて、興味を持っていない芸術に触れてみようではないかと
思いつきました、
そこで自分の中にない感性が新に生まれるんではないかと、
ちょっと脳に刺激でも与えてみようと近代美術館に行きました。

今、開催しているのは
「建築はどこにあるの?」
7つのインスタレーション
インスタレーション

普段なら見向きもしないジャンルに挑戦です。

それでは、いざ出陣!

開館10時ピッタリに入りました。
さすがに人はいなくて、いつも以上に静まりかえっています。



ものすごく小さな椅子です。

ものすごく小さな壁に掛かっている絵です。

おいおい
なに写真を撮りまくっているの?
と思ったでしょう?

そんな早とちりするするものこそ、『たんぽぽたん』です

一般的な美術館は写真NGですが、今回は
写真撮影OKなんです。

なので

ガンガン写真を撮りました★


ドアノブの高さが低いドアです。
某らの意味があるでしょう。
どう感じ取るかです。
なんでこうなるんだろうと考えることが脳が刺激され、
新たな考えとかが生まれると思います。


わかんないで終わらせるんじゃなくて、わかろうと考える。
また作品が何かをわからせようと伝える作品なら、足を止めて
何分でも立ってみてられます。
今回はけっこう足早な作品は多かったですね。

観ていて圧倒されるような力強い作品が好きです。



作家の自己満足と芸術は紙一重ですよね。
1時間程度ですべて見終えました。



まだ形にはなっていないけど、何かがそこで生まれた。
小さな小さなまだ見えない感性。
でも、それが大きくなって、自分の糧になっていくに違いない。
そんな不確定なことを確信した日曜日の朝でした。