・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

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古歌顧裏:21 イタリア民謡

2018年06月07日 | つぶやきの壺焼

イタリア民謡と呼ばれる歌には、みんなで歌う歌と聞かせる歌が混ざり合っているように思います。

歌を聞いて、歌そのものとはかかわりのない出来事を思い出すこともあります。
「つれない心」という歌がそれです。

つれない心
Catari, Catari
Pecche me dici sti parole amare
Pecche me parle e 'o core
Me turmiento Catari?
Num te scurdа ca t'aggio date 'o core, Catari
Nun te scurdа
Catari, Catari, che vene a dicere
Stu parlа, che me dа spaseme?
Tu nun 'nce pienze a stu dulore mio
Tu num 'nce pienze tu nun te ne cura
Core, core 'ngrato
T'aie pigliato 'a vita mia
Tutt'e passato
E nun'nce pienze cchiu
(以下 略)

この歌には、急に超強音になるところがあります。
軽量を特徴にして売り出されたピックアップが、そこで音盤の溝を飛び出してしまう異変が起き、その歌手を好まなくなるという出来事でした。

だれそれが気に入らないから、その人が力を入れていることには何が何でも反対するという、いま港区に滞留している理に合わない奇妙な空気も、似たようなことではないでしょうか。

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