オーデック ブログ

写真好きの建築女子が綴る、日々のあれこれ!

日本人の美意識

2009年01月31日 | 日々のあれこれ
昨日は建築士事務所協会主催、
『日本人の美意識』というテーマのセミナーに参加してきました。


講師は僧侶であり、日本のみならず世界でも活躍する
庭園デザイナーでもある枡野俊明(ますのしゅんみょう)氏です。
禅の精神に基づいた庭園設計・ランドスケープデザインなどを行っています。

以前から知ってはいましたが、このような方の話を身近に聞けるなどとは・・・
折角なので、厚かましく中央最前列にしっかり席を確保、
なんと、セミナー後の懇親会にも急遽参加し、
近しくお話もさせて頂き、充実したセミナーでした

2時間のセミナーでしたが、前半は日本人の美意識について、
後半は作品を見せていただきながらの説明でした。
不均整・脱俗・自然・簡素・静寂・幽玄など
日本ならではの美しさの原点についての話など、
なかでも印象に残る言葉として、
西洋のティーカップと茶の湯の楽茶碗の違いを例えに、
日本人の美意識に「完全を超えた不完全の美」という話がありました。
西洋の精巧な美しさに比べ、
日本の場合不均整で、釉薬の偶然の美しさなど美意識の違いがあります。
私も日本人ならではの美意識を大切にしたいと考えさせられました。

枡野俊明氏の作品についてはこちらをご覧下さい。


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エコ・カレッジ

2009年01月30日 | 環境
昨日はエコ・カレッジの修了式でした。


こんな感じで修了証書をいただきました。これはお友達です。

茨城県で行っています環境教育のひとつ、
『エコ・カレッジ』の基礎コースを昨年6月より受講し、その修了式でした。

今回は基礎コースということで、
日常生活と密接な関わりのある身近なテーマでの講義やワークショップでしたが、
年齢層が幅広く、いろいろな方の意見を聞けたこと、
なにより、同じ志を持つ仲間ができたことがよかったです。
中には、既にNPO法人として里山の整備や、
子供たちの環境教育として自然とふれあう遊びを教えたりなど、
現役でご活躍の方もいました。
春には、こちらのNPOで企画しています田植えに参加する予定です

今後勉強を深めていきたい私のテーマとして、
「環境共生住宅」があります。
これは、太陽や風、樹木などの自然が与えてくれる豊かな恵みを
暮らしに取り入れる住まいづくりの考え方です。
外の環境を豊かにすることで、住まいの中の生活を快適にする。
個々の住まいの連続が「街」となるため、
住まいの外環境を豊かにすることは、街の環境を高め、
美しい街となっていきます。
こんなお手伝いが出来たらと考えております

何度かこのブログでも紹介しましたドングリやタブノキも、
森づくりに向けて準備中のひとつです。

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フード・マイレージ

2009年01月27日 | 環境
最近、よく聞く『フード・マイレージ』ご存知でしょうか

フード・マイルという言葉は、イギリスのティム・ラング氏が、
1994年に提唱した運動に由来します。

具体的には、食料の生産地から消費地までの距離に着目し、
なるべく近くでとれた食料を食べることで、輸送に伴うエネルギーを
できるだけ減らし、環境への負荷を軽減しようという運動です。

フード・マイレージ=輸入相手国別の × 輸出国から日本までの
 (t・km)       食料輸入量        輸送距離

少し古いデーターではありますが、
農林水産省の2001年の試算によると、
日本のフード・マイレージは世界最大で、
しかも他国に比べて際立って大きいようです。知っていましたか

    フード・マイレージ  国民1人あたり
日本  9002億0800万     7093
韓国  3171億6900万     6637
米国  2958億2100万     1051
英国  1879億8600万     3195
ドイツ  1717億5100万     2090

この上のデーターからも日本がかなり輸入にたよっている事が、
また、輸送手段ですが、船便と空輸  では、
空輸の場合が消費エネルギー量はかなり大きくなります。

日本のこの数値を下げるには国内自給率を上げることが必要なのでしょうが、
小さなことから、自分でできる事として、
地産地消(ちさんちしょう)を心掛けてみるのはいかがでしょうか。
地域生産地域消費の略語ですが、言葉通り
地域で生産された農産物や水産物をその地域で消費することです。

こうすれば、マイレージ値は当然少なくなるし、
本来の旬の食材を輸入品などより安全にいただくことができると思います。

是非、皆さん『地産地消』に心掛けましょう 

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アライグマ捕獲

2009年01月23日 | 環境
先週土曜日、環境学習で、
NPO法人「宍塚の自然と歴史の会」代表の及川氏を招いての
セミナに参加してきました。

実は講師である及川氏がこのセミナー会場へ来る直前に、
土浦市で2頭目のアライグマが捕獲されたようで、その報告がありました。
(もちろん、土浦市で捕獲のために最初に動き出したのが、及川氏です)

アライグマといえば、テレビアニメ『あらいぐまラスカル』で、
とても愛くるしいイメージだったのですが・・・・

実は、
アライグマは生態系や農業水産業へ被害を及ぼす恐れがあるとして、
外来生物法で特定外来生物に指定され、
輸入や野外に放つことが禁止されているのです。

過去にはペットとして日本に大量に輸入・販売されましたが、
成長するにつれ家庭で飼うことが困難になり、飼い主が捨てたり、
逃げ出したりして野生化したものが多いようなのです。

アライグマは、ブドウやナシなど果樹を中心として農業被害、
また、アライグマカイチュウや狂犬病のような、
人畜共通伝染症に対する懸念などが問題になっています。

常陸太田市ではブドウの被害が発生し、既に8頭が捕獲されているようです。
茨城県ではアライグマの目撃情報を収集していますので、
見つけた方は是非ご協力を!(縞々のしっぽが特徴です)

先日、外来生物の『アメリカカンザイシロアリ』について、話したばかりですが、
環境を守り維持していくことの大変さを実感します。

最後になりましたが、冒頭の「宍塚の自然と歴史の会」を紹介します。
私もまだ行っていませんが、春になったら出かけたいと思います。
場所は土浦市宍塚、「宍塚大池」を囲むように雑木林や草原、田んぼや畑、
小川や湿地など、多様な環境要素が100haにわたって広がっています。

宍塚古墳群や国指定の上高津貝塚に代表される遺跡郡も豊富に点在し、
歴史的にも大切なところになっています。
この貴重な里山を保全するために1989年より活動を続けているNPO団体です。

毎月、里山を楽しむいろいろなイベントや観察会 
保全活動はもちろんですが、農業関連活動、調査活動、環境教育活動など、
大変内容の濃い活動になっています。
たくさんの会員とボランティアの方々により里山が守られています。
あまり遠くないところですので、
子供たちと観察会など参加してみるのもいいかもしれません。
是非、たくさんの人達に環境の大切さを知ってほしいと思います

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雪の梅林

2009年01月21日 | 趣味/写真
昨日は大寒でしたが、今日も雪の降りそうな寒い一日です。

以前撮った雪の景色を・・・もっと寒くなりそうかな 



構図を変えて


この風景は笠間市(旧岩間市)ですが、
最近ではこんなに雪の降ることもないですね。
寒いのはいやですが、写真を楽しむには雪も悪くないです。

雪の写真は結構難しいです
勉強したからいえる事なのですが、
雪による反射率が高く、カメラ任せにしてしまうと、
自動補正〈露出補正)が働き、
雪の色が見たままの色に仕上がらないことがあります。

最近のデジタルカメラには露出補正の機能が付いていますので、
雪の風景などの時には、同じ構図の写真でも、
いくつか露出補正を変えたものを撮っておくとより良い写真を選べると思います。
(雪の写真ではプラス側の露出補正です)

写真好きな方は、是非お試しください


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