オーデック ブログ

写真好きの建築女子が綴る、日々のあれこれ!

フード・マイレージ

2009年01月27日 | 環境
最近、よく聞く『フード・マイレージ』ご存知でしょうか

フード・マイルという言葉は、イギリスのティム・ラング氏が、
1994年に提唱した運動に由来します。

具体的には、食料の生産地から消費地までの距離に着目し、
なるべく近くでとれた食料を食べることで、輸送に伴うエネルギーを
できるだけ減らし、環境への負荷を軽減しようという運動です。

フード・マイレージ=輸入相手国別の × 輸出国から日本までの
 (t・km)       食料輸入量        輸送距離

少し古いデーターではありますが、
農林水産省の2001年の試算によると、
日本のフード・マイレージは世界最大で、
しかも他国に比べて際立って大きいようです。知っていましたか

    フード・マイレージ  国民1人あたり
日本  9002億0800万     7093
韓国  3171億6900万     6637
米国  2958億2100万     1051
英国  1879億8600万     3195
ドイツ  1717億5100万     2090

この上のデーターからも日本がかなり輸入にたよっている事が、
また、輸送手段ですが、船便と空輸  では、
空輸の場合が消費エネルギー量はかなり大きくなります。

日本のこの数値を下げるには国内自給率を上げることが必要なのでしょうが、
小さなことから、自分でできる事として、
地産地消(ちさんちしょう)を心掛けてみるのはいかがでしょうか。
地域生産地域消費の略語ですが、言葉通り
地域で生産された農産物や水産物をその地域で消費することです。

こうすれば、マイレージ値は当然少なくなるし、
本来の旬の食材を輸入品などより安全にいただくことができると思います。

是非、皆さん『地産地消』に心掛けましょう 

ひたちなか市・水戸市不動産売買物件情報

コメント (2)
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