足利フラワーパーク

ご紹介が遅くなりましたが、先週4月20日に足利フラワーパークへ
激混みを予想し、早めに到着。大藤が見ごろで大変な賑わいでした。

管理が行き届き、どこを見ても美しく、キレイだね～すごいね～他の言葉が出てきません。

都市開発により現在の場所に移ったのが1997年です。
その際の大藤の移植は、ニュースでも話題になりましたね。

その移植のプロジェクトに関わったのが、女性樹木医第1号の塚本こなみさんです。
当時樹齢130年もの移植は前例もなく、使われた方法も斬新です。

骨折の際のギブスにヒントを得て、石膏包帯で幹を保護する方法です。

この大藤が今では600畳の広さとなりました。
息をのむほどの圧倒時な美しさを放ち、植物の生命力に感動するばかりです。

敷地面積が100,000㎡、水辺も多く、様々な工夫があってとても楽しく見て回れます。

こちらは4色のカラーがテーマとなったガーデンで、パラソルの下での休憩もホッとします。

これからはバラも楽しめるので、また出かけたくなりますね～
車は大変混み合うので、電車がおすすめ、駅もすぐそばですよ！


足利フラワーパーク

椿の花3種

近年の薔薇ブームで、椿を古くさいと思っている方もいるのではないでしょうか？

実家には、赤色の椿が裏庭にありましたが・・・
好きになったのは、お茶を習った際に、ふくよかな白玉椿が床の間に飾られ、その美しさに魅了されてからでした。

寒い時期に花を咲かせ、冬の寂しい庭に彩りを添え、花の時期が長く楽しめるのも、椿の花の魅力ではないでしょか。

日本の椿の品種は2200種以上とのこと、海外で改良されたものは4000～5000種あるそうです。
日曜日に、茨城県植物園を散歩しながら、気に入った椿を選んでみました。

熊谷（クマガイ）



肥後京錦（ヒゴキョウニシキ）



紅唐子（ベニカラコ）



いよいよ新緑への移り変わり

冬に向かって咲くのがサザンカ、そして春に向かって咲くのはツバキですよ～

「ボタニカ」牧野富太郎の人生を描いた小説

朝ドラ「らんまん」がスタート、楽しみに見ています。
今回の朝ドラは植物学者の、牧野富太郎の生涯がモデルです。

オリジナルストリーとのことなので、どのような展開になるのか・・・
実話を知ると、もっと楽しめるかもしれませんよ。

新聞の全面広告をキッカケに「ボタニカ」読んでみました。

ただひたすら植物を愛し、その採取と研究、分類に無我夢中。
私財を惜しみなく注ぎ込み、研究に没頭・・・気が付けば莫大な借金。

危機的状況の中でも支援者が現れるなど、天才の情熱は、不思議なご縁に繋がり、夢実現にまっしぐらの人でした。
自分の夫がこんな人だったら、支えられるかは別物、普通では耐えられそうにありません。

著者の朝井まかてさんのコメント

最大の功績は学問の外にあると。
アカデミズムの中に閉じこもるのではなく、一般の人々と野山を巡って植物の案内人を務め、代弁者、翻訳者でもあった。植物の名前とその振る舞い、採集の方法も教えて「知ることの歓び」の種まきをしたと。


何の世界であっても、知ることの歓びはわくわく感がとまりません。
好きを貫いた生き方、ご興味ある方、読んでみてください。


朝ドラ「らんまん」


関連記事はこちら
高知県牧野植物園
原色牧野植物大圖鑑

祇園寺の桜（水戸市八幡町）

皆さん、桜は楽しめましたか？
今年は桜開花の前半は雨に降られ、土日は曇りで空がぱっとせず・・・

満開の桜と青空のタイミングは、なかなか難しいですね～
唯一、仕事の合間に立ち寄った、曹洞宗の祇園寺（水戸市）がベストタイミングでした。

同じ曹洞宗の「安国寺（水戸市大足町）」は、石畳に写る逆さ桜が有名ですが、今回は行けませんでした。
来年は、是非行きたいですね！


曹洞宗の祇園寺（水戸市）