オーデック ブログ

写真好きの建築女子が綴る、日々のあれこれ!

日本のボードゲーム囲碁将棋

2022年10月28日 | 大人女子のカルチャー・アンテナ
勉強の秋ですよ~10月から新たなチャレンジ

英会話を勉強し直してみようと、書店でテキストを購入した際
見つけちゃいました~NHK趣味どきっ!最短マスター「日本のボードゲーム囲碁将棋」



以前から覚えてみたかった囲碁と将棋。
よし、やるぞーっと、スイッチ入りましたよ。

多少ルールは知っていましたが、攻め方がわからないのよね~
番組は超初心者向きですが、ゲーム感覚で、ゆる~く始めました。

老後は、サロンでも開いて、囲碁将棋を楽しもうかな~(笑)
と、いうわけで『勉強の秋』新しいこと始めるのはワクワクです。

皆さんも、この秋、何か始めてみませんか!

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茨城県無形文化財の西ノ内紙で紙漉き体験

2019年06月03日 | 大人女子のカルチャー・アンテナ
先日、和紙を住宅の内装に使った建物見学会に参加してきました。
建築女子の皆さん、とっても熱心です。



築26年経っていますが、壁紙は張り替えていないのにクロスのように黄ばみません。



最近、直した箇所が畳のへり。紙布(しふ)と呼ばれる紙糸を材料として、織り上げた布です。
なんとも斬新な色にうっとり。最初に使ったものは、淡いピンク色になっていましたが、今年はへりを張り替えてみたそうです。


住宅に使われている紙は、地元、茨城の常陸大宮市で作られている西ノ内紙です。
今回の住宅では、白・青・緑・黄・赤(ピンク)の5色が使われています。トイレなどには黄色やピンクの紙が、アクセントとして使われていました。

西ノ内紙は水にぬれても墨が散らず、乾けば元通りに使えるという丈夫さから、かつて大福帳に使われていたそうです。その理由ですが、火事の多かった江戸時代、大福帳を火事で失っては大変。
もし、火事になった場合は、井戸に投げ入れその後乾かせば、墨に散らずに元通りになり、大福帳の明細を失わずにすむわけです。

これらの用途に大きく貢献した西ノ内紙は、水戸藩が専売制をとり、大事な資金源になっていたそうです。
(パンフレットで知りました)


さて、いよいよ紙漉き。
まずは、紙漉きの前に、材料や工程についての説明を。

原料の自家栽培の楮(こうぞ)


乾燥されたものを水に漬けやわらかくし、不純物を手作業で取り除きます。
その後、専用の歯車のついた機械で細かく裁断されます。

さらに、紙をつなぎ合わせる役目の「ねり」といわれるトロロアオイが混ぜられます。
これが、トロロアオイの根っこです。天然のこのねばりは凄そうです。



細かな工程は、是非ホームページで。




小さいサイズの簀桁(すけた)でいよいよ紙漉きにチャレンジ。
今回20名の参加でしたが、そばで動かし方を指導してもらいながら各自、一枚ずつ紙を漉きました。
どんな紙が出来上がるのか、送ってもらうのが楽しみです。

茨城県の無形文化財として、紙の歴史を知るよい機会となりました。
また、住宅の内装としてクロスではなく、すべて天然素材で作られている和紙を使うという選択肢も考えてみたいですね。


西ノ内紙 紙のさと
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竹細工&クラフトバッグ

2018年07月07日 | 大人女子のカルチャー・アンテナ
建築女子の仲間が、植物園で竹細工を展示しているというので、仕事の合間になんとか見てきました。



昨年、竹細工のワークショップに参加して楽しさにめざめましたが・・・残念ながら、今はその時間がありません。


友達の展示は蕎麦ザル。なんと、カタチが三角で中央が盛り上がり、繊細で粋な作品でビックリでした。


こんなんでお蕎麦が出てきたら、かなりこだわりを感じちゃいます。こちらは持ち手が皮になったバック、浴衣や紬などにも合いそうです。




竹細工と共に、手づくりのクラフトバックも展示が。















デザインも色々で色使いも綺麗ですね。
私もかなり前ですがクラフトバッグをひとつだけ作りました。初心者向けのシンプルなものだったので、今度はもう少しデザイン性のあるものにチャレンジしてみたいですね!!

夏のちょっとしたお出かけには、クラフトバック便利なんですよね~どこにしまったかしら・・・探して使わなくっちゃね!



茨城県植物園
竹細工&クラフトの展示は7/8まで
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「小面」と「般若」

2018年04月11日 | 大人女子のカルチャー・アンテナ
友達の能面展を見てきました。
ちょうど一年前に始めて見た「能面展」。2年目の展示となった、彼女の作品は?

最初に作ったのが、「小面(こおもて)」あどけなさを残した可憐な若い女性の面



今回の展示をみてビックリ。無謀にも「般若」に挑戦していました。


単身赴任で都内の大手ゼネコンで働く彼女。忙しかったため、少し休みがちでだいぶ先生に手伝ってもらったらしいが、りっぱな「般若」の面でした。

般若の面は女性の内なる怨念や情念、嫉妬、怒り、悲しみを極限まで凝集して打ち表し、多々ある能面の中でも難しい面ではと思われます。

個人的に一番気になったのが角。後から付けるのか?それとも・・・先生の話によれば、ひとつの木から掘り出す場合と、角を後からつけるやり方があるそうです。

ひとつの木から彫り出す場合、木目の関係で折れやすくなるようです。友達の作品では、後から付けるタイプ。この角の向き加減もなかなか難しく、微妙な角度で雰囲気が大きく変わるとのことです。

自分も時々、般若の顔になっているかも?観察しながら、自分を振り返りました。
私には、まだまだ未知な世界ですが、能や狂言の舞台見てみたいですね~

「能面を打つ」という友達の趣味を通して、新たな関心が芽生えまました。
次回の作品がまた楽しみです。


前回の記事はこちら「能面を打つ」

能面と能装束について
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提灯作りにチャレンジ

2018年03月18日 | 大人女子のカルチャー・アンテナ
建築士会女性委員会の「和文化研究会」一昨日は、建築女子十数名で提灯作りにチャレンジ!!


指導して頂いたのは、創業153年の歴史を持つ水戸市袴塚の鈴木茂兵衛商店さん
最初に提灯の歴史と水府ちょうちんについて学びました。

水戸市周辺は昔、「水府」という別の名前で呼ばれていたため、その地域で作られている提灯のことを「水府ちょうちん」と呼ぶようになったそうです。

日本全国で提灯を作っていますが、水府提灯は三大産地のひとつとのこと。
岐阜県岐阜市の「岐阜提灯」、福岡県八女市の「八女提灯」、そして水戸市の「水府提灯」です。

「水府提灯」自慢したくなりますね!
今回は、偕楽園の「夜梅祭」にも活躍の高さ30㎝×直径10㎝の提灯を作りました。

最初は和紙に文字を描くことからスタート。下書きの縁取りをお願いしてありましたが、筆ではみ出さないよう色を塗るのは、手が震えそうなほど緊張しました。

遅れをとらないよう必死で、写真はあまりとれませんでしたが、途中の工程をいくつか紹介します。

型を使って、ヒゴを巻きます。


次はヒゴと口輪にのりをつけます。



いよいよ、和紙をはっていきます。


上下の黒い輪はお店の方に付けて頂き、持ち手と電球のセットになっているものを取り付けて完成となりました。

少し難しい部分はあったものの、楽しいワークショップで皆大満足。
約2時間半で何とか仕上がりました。

家に帰ったあと、庭で明かりを灯し、一人悦に入っている。


色むらがありますが、次回は完成度をあげますよ~
居酒屋を開店するときは、提灯をぶら下げたいですね(笑)


鈴木茂兵衛商店さんは、伝統の技を伝えながら、今に対応できる新しい提灯作りにも取り組んでいます。日本の伝統文化、大切にしたいですね!



詳しくはホームページでご覧ください!


鈴木茂兵衛商店
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