オーデック ブログ

写真好きの建築女子が綴る、日々のあれこれ!

足利フラワーパーク

2023年04月25日 | 庭園・ガーデンへ行こう!
ご紹介が遅くなりましたが、先週4月20日に足利フラワーパークへ
激混みを予想し、早めに到着。大藤が見ごろで大変な賑わいでした。



管理が行き届き、どこを見ても美しく、キレイだね~すごいね~他の言葉が出てきません。






都市開発により現在の場所に移ったのが1997年です。
その際の大藤の移植は、ニュースでも話題になりましたね。

その移植のプロジェクトに関わったのが、女性樹木医第1号の塚本こなみさんです。
当時樹齢130年もの移植は前例もなく、使われた方法も斬新です。

骨折の際のギブスにヒントを得て、石膏包帯で幹を保護する方法です。

この大藤が今では600畳の広さとなりました。
息をのむほどの圧倒時な美しさを放ち、植物の生命力に感動するばかりです。

敷地面積が100,000㎡、水辺も多く、様々な工夫があってとても楽しく見て回れます。










こちらは4色のカラーがテーマとなったガーデンで、パラソルの下での休憩もホッとします。













これからはバラも楽しめるので、また出かけたくなりますね~
車は大変混み合うので、電車がおすすめ、駅もすぐそばですよ!


足利フラワーパーク
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チャツボミゴケ公園(群馬県中之条町)

2022年07月06日 | 庭園・ガーデンへ行こう!
四万温泉に出かけたら、チャツボミゴケ公園は外せません。
強酸性の水を好むチャツボミゴケの、国内最大級の群生地として国の天然記念物にも指定。

かつてこの地では鉄鉱石の鉱床があり、昭和41年(1966年)まで露天掘りが行われていたそうです。
最盛期には2000人以上が従事し、創業から閉山までに約300万トンの鉄鉱石を産出したとのこと。

露天掘りの窪み「穴地獄」に自然が回復し、チャツボミゴケの群生地に。
閉山後、旧日本鋼管から、2012年町に譲渡され公園として管理。

2015年には芳ケ平湿地湿地群 穴地獄として、ラムサール条約に登録されています。
長くなりましたが、この地の歴史と産業を知ると見かたや楽しみ方も深まります。

入園料は600円、受付を済ませ専用の巡回バスで約1キロ移動です。




広~い待合室があるので、紅葉の時期はかなり混み合いそうです。


バスを降りて、展望スポットまでは約300m。途中にはこんな看板も





建築業界には馴染みのあるベンガラの材料です。
川のせせらぎや鳥の声を聞きながら、どんな景色が広がっているのか、遊歩道を歩きながらワクワク。










自然の作ったコケの景色に感動。
展望スポットのまわりは木道でとても歩きやすいです。






この場所が町に譲渡されたことで、貴重な自然が保護されてよかったです。

今の時期でも十分キレイですが、秋はコケの緑と紅葉でより一層美しくなり、映えますよ~
今度は、草津温泉に行きながら、秋も楽しみたいですね。


チャツボミゴケ公園
見学の期間:4月22日~11月30日まで
      (積雪の状態で変わります)
入園料:600円

中之条ガーデンズの記事はこちら

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中之条ガーデンズ(群馬県)

2022年06月22日 | 庭園・ガーデンへ行こう!
四万温泉に行きながら、初めて訪ねた中之条ガーデンズ。
想像以上の素晴らしさで感動でした!

元々の運営者から中之条町に譲渡され、2016年から整備をはじめ、2021年4月にリニュアルオープン。






標高が高く冷涼な気候のため、まだバラが充分楽しめました。



ローズガーデンのエリアだけでも、様々なコンセプトがあり、ワクワクがとまりません。






バラの背景の樹木や下草とのバランス、アーチや構造物なども洗練されていて、植栽の組み合わせも勉強になります。
ローズガーデンのなかで、最も気に入ったのがこのコーナーです。




下には水盤が作られ、切り取られた壁の向こうには、別の景色が広がっていました。



ここのテーマは「ふる里の野山」



渦巻き状の植栽はスパイラルフィールド、今は小麦が色付いていました。



好きな本を見つけて、ゆっくり緑の中で過ごせる「森の文庫」



レストランのメニューも充実で美味しく、ショップも楽しくお買い物できます。






ローズガーデンには、カフェコーナーもあります。



庭園全体の設計デザインを担当したのが、吉谷博光さんです。
もちろん奥様である英国園芸研究家の吉谷桂子さんも、スパイラルガーデンとナチュラルガーデンの植栽を担当しています。

あしかがフラワーパークの園長だった、樹木医の塚本こなみさんは庭園全体の運営や植栽、大藤棚の植栽を担当しています。

ローズガーデンでは、バラの専門家河合伸志さんが植栽デザインを担当。
季節ごとに何度でも出かけたくなる、素敵なガーデンで一日中過ごせます。
是非、お出かけください!!


中之条ガーデンズ
群馬県吾妻郡中之条町大字折田2411
休園日:年末年始
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホテルニユーオータニの日本庭園

2020年10月22日 | 庭園・ガーデンへ行こう!
先週、東京へ出かける用事があったので奮発してホテルニューオータニに宿泊。
ガーデンタワー29階からの景色、高速道路の北西側に見えるのが迎賓館赤坂離宮です。



ホテルニューオータニのシンボルともなっているのが、約400年の歴史を持つ日本庭園。
かつては加藤清正の下屋敷や井伊家の庭園だったという。



その後、伏見宮邸宅となり、第二次世界大戦後に外国人に買われそうになるところを、ホテルニューオータニの創業者である故大谷米太郎氏が買取り自邸に。そして、1964年政府の依頼に応じて、東京オリンピックのために「ホテルニューオータニ」を建設し、庭もホテルの一部になったそうです。


詳しくはホームページでご覧ください。美しい季節ごとの様子が見られます。
あいにくの天気でしたが、庭を少し散策しました。












庭園内のレストラン、残念ながら高級すぎて、宿泊代より高かそうなので見るだけ。
メインの建物から、ガーデンタワー、ガーデンコートと3つの建物がロビー階でつながっています。距離が長いのが、やや大変でした。


ホテルニューオータニの日本庭園
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神代植物公園

2019年05月08日 | 庭園・ガーデンへ行こう!
神代植物公園に行って来ました。
今回、初めて知ったのですが、本々は東京の街路樹を育てるための苗圃だったようです。戦後、神代緑地として公開され、昭和36年に名称を神代植物公園に。



約49ha(東京ドームの約10倍の面積)、植物の種類ごとに30ブロックになって季節ごとの花が楽しめます。
つつじ園のゾーン、花はやや後半でしたが、280品種12,000株という規模は圧巻です。




池を挟んで反対側から見た様子です。


シンメトリックに設計されたバラ園。見頃は5月後半頃、5,200余本、バラの時期にもう一度来たいですね。

写真で向こう側にみえるのが温室です。


藤棚の下ではベンチがあり、たくさんの人が休憩やお弁当を。



あまり見かけない八重の藤でした。




ボタン園はちょうど見ごろ




爽やかなハンカチの木もタイミングよく開花の時期でした。



植物園のあとには、隣接する深大寺にも寄ってみました。
こちらの参道はなかなか風情があり、緑も豊かでとても雰囲気がいいです。


深大寺のシンボルでもある「なんじゃもんじゃの木」が満開。



この木は、徳川光圀が名づけたといわれています。(由来のエピソードはこちらを)神代植物園と深大寺、ぜひ一緒に楽しんで下さい。食事はもちろん深大寺蕎麦を。混みあうのが苦手な私は、ここ数年GWは植物園へ行っています。


昨年はジョイフル本田が経営するアンディ&ウィリアムスボタニックガーデン(群馬県)、一昨年は皇居の東御苑
さて、来年のGWはどこにしようか?



神代植物公園
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする