オーデック ブログ

写真好きの建築女子が綴る、日々のあれこれ!

「希望の牧場」

2015年10月13日 | 日々のあれこれ
移動中にはラジオをよく聞きます。

NHKラジオ、午前中の
「すっぴん!」はお気に入りです。

1週間ほど前のゲストの話には
車の中で泣きました。

ゲストはイラストレーターの
吉田尚令(ひさのり)さん
まったく知りませんでした。

絵本や書籍の装丁
挿絵などを手掛けていらっしゃる方です。

昨年、作家の森絵都さんとともに
制作発表された絵本「希望の牧場」が
国際児童図書評議会の優良作品に選ばれ
「すっぴん!」にゲストとして登場。

絵本のタイトルは
「希望の牧場」

原発事故で「立ち入り禁止区域」になった
“希望の牧場”という
福島県浪江町にある牧場を舞台に
取り残された牛たちを生かしつづけると決めた
(行政の殺処分の指示を拒み)
牛飼いの姿を絵本にしたものです。

作家とイラストレータの方が一緒に
現場を見に来ることはめずらしいようですが

作家の森絵都さんが現場に取材に入る際
絵を担当する吉田尚令さんも一緒に福島へ。

文章を担当した作家の森さんは
「かわいそうな話」にしたくなかったと。

哀しみや葛藤を乗り越え
牛と共に生きる覚悟をした牧場主
360頭の牛を買い続けています。

牧場主の表情を
どう描くかをずいぶん悩んだそうですが
お二人の想いが重なりすばらしい絵本に。

「絵描きとして、福島でのできごとを
一冊の絵本として残せたことはよかった」と。

先日は、同じ浪江町の
酒蔵「磐城壽」を知りましたが
事業所の移転ではどうにもならない
このような酪農家のつらい現実。

いま「希望の牧場」は
たくさんの支援者や
ボランティアの方々に支えられ
頑張っています。


今日移動中、那珂市の牛を見て
先日のラジオの話が甦りました。




希望の牧場


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