アニメ「ジパング」原画

今週はモーニンングの発売がないので、角松ファンのために…（＾＾；）
いえいえ、是非それ以外の方にも見ていただきたいコレクションを紹介します。

今までの「009」「鋼」は原画“コピー”だったわけですが、今回のジパングは“原画”です。
トップの写真（OPに使われている絵ですね）だけはコピーなのですが、これは設定資料の中に、作画資料として入っていたものなのです。
（これはこれで貴重なのだけど）

原画がまとまって出てくる（というより原画しか出てこない）のは結構珍しいのではないかと思いながら集めていましたけど、作画スタジオの管理がそれだけ甘いっていうことなのかな…？
しかも、明らかに撮影用原画だったりするあたり…；

手に入れた中には、ラフ原画も相当あるのですが、右向きの顔を描くために、動画用紙の裏から左向きの絵を描いて、それを参考にしているものもありました。
涙ぐましいというよりも、「…プロだよね？」って感じも（＾＾；）

今回ご紹介するのは、６話で佐竹が弐式水戦から攻撃を受けた際に、CIC内で指示を出す角松とその周辺の人々、の原画写真です。

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第６話「攻撃命令」

（海鳥からの映像が途絶し、問いかける角松）
「どうした？海鳥！」

「佐竹１尉、どうなってる？！」
「…こちら…シーフォール。コクピットに被弾」
「なに？！」

「ガンナーが…」
「森２尉がどうしたんだ？」

「銃創…血が…」


「全速で離脱！日本軍機を振り切れ！」

「できるか？」
「目標２機、本機を完全に捕捉。振り切れません」
「…！」

「副長、攻撃命令をお願いします。一刻も早く森２尉を収容しないと…。応射させて下さい」
「…相手も同じ日本人だぞ。同じ民族で殺しあわねばならんのか…」

（攻撃命令を急かす部下の言葉と、そこに現れた草加の言葉、省略）　

「貴様も帝国軍人じゃねえか！味方を売るような奴を…」

（↑オレンジ色の部分は角松の頭部。草加の襟首を掴んでいる幹部はアニメの映像には映っていません）
「信用できるか！」

「同じ日本人だ。搭乗員の命を助けたい」

（敵機のフロートのみを狙う攻撃命令を出す角松）

「…目標１機をロックオン」
「ファイヤー！」

（海鳥と日本軍機の戦闘シーン）

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原画はとてもきれいに描かれているのに、実際のアニメの映像はなんであんなにいまいちな印象なんだろう？
CIC内部で暗い状況なのはわかるとしても…。
色彩設計の失敗？
興味がある方はお手元のDVDと見比べてみてください。

６話以外の原画も少しあるので、次回また紹介したいと思います～！