原田マハさんの「キネマの神様」は2018年に読んだ。
その続編かと思ったら、映画「キネマの神様」を本にしたらしい。
映画にするにあたって、山田洋次監督が原作小説に大幅に手を加えたらしい。
映画に感銘した原田マハさんが映画をみずからノベライズした本。
「お帰り キネマの神様」⇒(原田マハ作)
主人公は、武蔵野の映画館「テアトル銀幕」のオーナー・寺林新太郎ことテラシンと、テラシンの親友円山郷直(ゴウ)家族。
テラシンとゴウは松竹映画・大船撮影所で知り合い、共に映画の世界で生きることを夢見ていた。
ゴウは監督を目指し、テラシンは映画館経営を目指す。
ゴウは初めて監督を務めた映画で失敗し、映画の世界から遠ざかる。
ギャンブル好きのゴウは家族に甘えっぱなしでギャンブル三昧。
家族はゴウを何とか立ち直らそうとし、ゴウが監督を務めて映画にならなかった「キネマの神様」を木戸賞(新人脚本家)に応募する。
「キネマの神様」は受賞するのか? ゴウは立ち直れるのか?
その時テラシンは?
感想:映画の持つ力を改めて考えさせられた。
私的には「キネマの神様」よりもこの本の方が面白かった。
山田洋次監督って凄いなぁ~って改めて思ったわ。
一気読み。
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