アトリエ・フレーズ Atelier Fraise

おしゃれに、素敵に、自分磨き

すぐき

2015年05月11日 | Weblog
またまた京都展のお話し。


今回、初登場のお店


「すぐきや六郎兵衛」


京都では上賀茂神社のバス停前にお店がございます。








こちらのお店の娘さんとはまだ小学校に上がる前に近所の公園で遊んだのがきっかけで何かとご縁がございました。

小学校も中学、高校も全部学校は違いましたが、同い年で、通学のバスが一緒にだったり、、、。


今回チラシで出店を知り、すごく嬉しくって


真っ先に「すぐきや六郎兵衛」さんのブースへ


うんうん、流行ってる、流行ってる!

良かった~


お客さんが絶えなくて、なかなかお店のおじさんにお声が掛けられず、、、ようやくタイミングを見計らってお声掛け。


すごく喜んで下さいました



もちろん、京都上賀茂のすぐきも買わせて頂きました



「すぐき」

ご存知ですか?






京都上賀茂の名産で、冬の寒い時期に漬けます。


冬のまだ真っ暗な明け方頃に農家さんはトラックを走らせ、畑へ。

収穫後は、実の部分をきれいに面取りして、「むろ」という乳酸菌のいる部屋で発酵させます。



その後は「天秤押し」というテコの原理を利用した独特の重しをして漬けるのですが、農家さんのお庭に樽が綺麗に横一列に並び、京都の底冷えする寒~い朝にはその樽の表面に氷が張っていてすごくいい光景なんですよ。


すぐきの発酵した香りが辺りにうっすらと漂っていて、今でも、その光景、空気、、、蘇ってきます。。。



すぐきのお味を決めるのは発酵させる「むろ」の中にいる菌。

そこそこのお家で「ムロ」の中の菌が違うので、漬けるお家が違えば仕上がりのお味も酸っぱさも違ってきます。

父も母もすぐきがとっても好きで、よく

「○○さんとこのは酸っぱすぎる」とか、
「●●さんとこのはしょっぱすぎる」とか、
「○○さんとこのは酸っぱさがちょうどいい」とか、、、あれこれ語っておりました。




昨日は他に大根漬けも購入!

妹ちゃんの大好物です。


試食したらどれも、これも美味しくて、、、迷いました。

おじさん、「みぶな漬け」を入れておいて下さいました


お心遣い、ありがとうございます


また、次回の京都展にもぜひ、来て下さいね


お待ちしてます~

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