せつなく朽ちた鉄扉

雑草地帯・日記部門。硬軟色々取り混ぜて、よろず話題の書き捨て場。
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「だめですね」←お前がな。

2007-11-09 22:39:45 | PC、電子系
どちらがかたくなで敵対的なんだか。

 ■「JEITAはかたくなで敵対的」──録音録画補償金めぐり権利者団体が公開質問
  (ITmedia News)

自分としては補償金はあっても無くても構わない。
ただ、DRMかけて補償金では筋が通らないというJEITAの意見は、間違っていないと思う。

そもそも金銭はアーティストなど権利者個々に直接売り上げの対価として正等に払われるべきで、だからこその(後々のコンテンツのDVD化等を見据えた)利益保護のためのDRMのはずだ。そこに権利者団体が間に入って金銭を要求する意味が正直全く分からない。結局補償金でウハウハしてる連中が既得権益の保護のために吠えてるだけなんだから、公開質問なんて馬鹿らしくて仕方が無い。
そもそも勝手な内容の会議を主導しておいてパブリックコメントで反論されたら公開質問というのも余りに大人気ないのだが、ここまで恥をさらして何を得ようというのだろうか。

> 「EPNは実質的にコピーフリーであり、私的複製の範囲を超える」

なんて書いてあるが、データをHDDに戻せない以上コピーワンスもダビング10もバックアップの用を成さないのだから、本当に画像を保存したいならEPNしか選択肢が無いというのが何故理解出来ないのだろうか。ムーブで消費者を縛っておいて、さらに補償金を奪っていくというのはどういう了見なのだろうか。何から何を補償する金銭なのだろうか。
権利者団体ってのがいくつあるか知らないが、そんなに補償金が欲しかったらNHKのように毎月徴収に来いと言いたい。結局は一括か月賦かの違いだけで、主張していることは受信料と大差無いのだから。



でだ。

もしDRMかけたまま補償金が必須というなら、補償金額は本体価格に含めず、消費税のように別途金額を書いて徴収すべきだ。少なくともムーブで困るのはメーカーではなくユーザーであり、その不利益受領者が不利益授与者に対し支払われる補償金額を知る事は当然の権利だ。そういう論議を避け、あくまで消費者から隠すように課金する手法が非常に黒く、詐欺的だとも言える。
もし補償金で押し切られたとしたら、JEITAにはそういう反撃を期待したいところだ。


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