せつなく朽ちた鉄扉

雑草地帯・日記部門。硬軟色々取り混ぜて、よろず話題の書き捨て場。
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2020.9.13 舞鶴松栄館の肉じゃが&肉じゃがの元ネタ

2020-09-19 17:00:10 | 旅行
仕事&コロナ禍のダブルパンチで盆に全く休みが取れなかったので、その穴埋めとして、ちょっとだけ休んで旅行行ってきました。
9月なのでセンチ巡礼的に京都かなぁ、人の少ない嵐山とかいいなぁ、なんて思いましたが、京都中心部の宿はなんかイマイチ気乗りせず。

ということで、目先を変えて舞鶴にしてみました。

舞鶴といえば肉じゃがじゃないですか。当然、肉じゃが食べてきました。
ついでに肉じゃがの元ネタになったであろうビーフシチューも頂いてきました。


……って、舞鶴の肉じゃがに関する話は全部創作らしいですけどね。(笑)

まぁ、分かっていてあえて乗ってあげるのも面白いってもんです。


今回行ったのは松栄館さんという、凄く歴史のある建物。
元々は旅館だったのを、洋食レストランとして再活用しているそうです。

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門くぐってこの庭を見て、一瞬ひるみました。


元々が格式高いお宿なので、入るだけでも緊張感あります。
普段は箱根そば、せいぜい頑張っていきなりステーキが精一杯の身には、こういう場所、慣れてないので躊躇しますね。

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なんと国歌がお出迎え。この岩が「さざれ石」なんだそうです。



建物に入ると、能舞台でしょうか、松が描いてある舞台のある大広間に通されます。
感染対策みたいな仕切りなどはありませんでしたが、部屋も広く人も少なかったので、特に問題は無さそうです。

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まずは肉じゃが。グリーンピースが乗ってます。


肉じゃがは10cm径くらいの鉄のココットに入って出てきます。他の料理と組み合わせられる量です。
味はまさに想像通りの肉じゃがですが、とにかく香りがいい!
仕上げにごま油を使っているんだそうで、それがいい感じの香ばしさになっていました。

そういえば、舞鶴秘蔵の宝物(笑)、「海軍厨業管理教科書」の164ページ目のレシピを見ると、しっかり「胡麻油」と書いてあるんですね。
今回頂いた松栄館さんの肉じゃがは、そのごま油の香りの塩梅が、凄く良かったです。

他のお店だとどうなんだろう?
これはまた食べに行きたいですね。……いつになるかは分かりませんけど。


肉じゃがが食べ終わる丁度いい頃合いで、ビーフシチューも来ました。
こちらはスープ、麦飯のセットです。ビーフシチューに麦飯……どんなんだろ??

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麦飯。ガチで麦飯です。皿に乗ってきたのは人生初かも。


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ポタージュスープ。これもクリーミーでおいしかった。


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ビーフシチュー。ズッキーニとししとうってのは初めてかも。


同じく舞鶴秘蔵の宝物、「海軍割烹術参考書」のシチュードビーフの項とは具材が違うようなので、これはオリジナルレシピなんでしょうね。

味としては、こちらも塩味は薄め。美味しいんですが、ファミレスのご飯に合う濃さとは違うので、あまり麦飯が進みません。
この辺りは減塩に慣れている人なら問題ないのでしょうが、なんせ当方は東国の田舎者でして。

正直「漬物が欲しいー!」って思いました。(笑)

明治時代の水兵さん達も、割と同じようなことを思っていたんじゃないでしょうか。

そういえば、ビーフシチューが来た時に肉じゃがは下げてもらっちゃったんですが、思えばあの残った汁で麦飯食ったらうまかっただろうなぁ。(笑)
いつかやってみたいです。

……次がいつになるかは分かりませんけど。(はぁ



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