せつなく朽ちた鉄扉

雑草地帯・日記部門。硬軟色々取り混ぜて、よろず話題の書き捨て場。
なおAdsenseはgooが勝手に出してるだけ。

2020.9.14 金沢 湯涌温泉のぼんぼり

2020-09-24 21:07:42 | 旅行
以前から、もう回数数えきれないほど金沢に旅行していますが、湯涌温泉は「いつか泊まってみたいなぁ」と思いつつ今まで縁がありませんでした。

だって高いし、大抵空いてなかったし。

それがコロナ禍で直前でもすいすい予約できるようになって、さらに1人でもOKなんていう宿もあって。これは今年泊まらないと一生泊まらないだろうと思って、湯涌温泉に一泊してきました。

湯涌温泉といえば、いつもの年なら、10月上旬くらいに「ぼんぼり祭り」があるんですよね。

今年は感染拡大防止のため中止になったと聞いていたのですが、お宿の方から「ぼんぼり観に行かれますか?」と聞かれてちょっとびっくりしました。なんでも、お祭りは中止になったけど、せめてぼんぼりだけでも飾りたい、という話なんだそうで。

何の歴史もない、純粋にアニメから生まれたお祭り。
温泉地にとっては降ってわいたようなよそ者のお祭りなんだろうと思っていましたけど、しっかり根付いているんだなと、ちょっと驚き、ちょっと嬉しくなりました。


ちなみに、私は未だに「花咲くいろは」を観たことがありません。(ぉぃ
ただの通りすがりのセンチファンです。正直羨ましい。


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誰もいない夜の闇に、ぼうっと浮かび上がる、みんなそれぞれの、でもみんな同じ願い。
とても綺麗でした。


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2020.9.14 舞鶴 港めぐり遊覧船

2020-09-22 21:45:16 | 旅行

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これは駐車場にある護衛艦「しらね」の主錨。



舞鶴に来た最大の目的がこれ。やっぱり軍港めぐりの遊覧船でしょう。
日曜は混みそうだったので、あえて月曜を選択。それでも20人くらいは乗ったんじゃないでしょうか。ちょっと驚きでした。

案内の方が出航前に「今日は少ないんだよねー」って言っていたので、やっぱコロナ禍でお客さん少ないのかなと思ったら、「午後にはしらせが入ってくるんだけど」とか続けて言っていたので、少ないのは港内の艦船の方だったみたいです。
舞鶴所属の大型艦、「ひゅうが」「ましゅう」を始め、護衛艦は半分くらい訓練で出航していたようなので、やっぱり普段を知っている人には寂しく感じるんでしょうか。

とはいえ。

私はこういうの初めてだったので、これでも大満足だったんですが。(笑)

#横須賀、呉、佐世保に行った際も遊覧船は乗ったことなくて。


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最初は掃海艇あいしま。全木製の500tクラス。全木製ってなんかロマンあるよね。


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黄色いのは機雷処分用の無人潜航艇。


掃海艇っていうと湾岸戦争でのペルシャ湾派遣(1991年)を思い出す人はおっさんです。
あのペルシャ湾派遣で、諸外国と比べて余りに装備がボロいと分かって近代化を図ったのが、この「あいしま」を含めたすがしま型らしいです。

しかしそのボロい装備できっちり掃海してきたんだから、どんだけ練度高かったのか。

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建造中のパナマックスサイズのバルクキャリアー(運搬船)。でかい。


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写真4枚つないでようやく全体が分かるというでかさ。BTG社の新造船みたいですね。


パナマ運河を通れる最大サイズをパナマックスっていうんですが、こんなにでかいのかと驚きました。もっと小さいかと思ってました。
パナマ運河通行を考えていないVLCCタンカーとかどんだけでかいんでしょうか。想像もつきません。


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海自の支援船たち。YOは重油、YWは真水、YGは軽油の輸送船だそうです。


支援船も面白い船だと思うんですが、なかなか働いているところを見られないのが残念です。


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舞鶴地方隊所属のはやぶさ型ミサイル艇、「うみたか」ともう1隻(恐らく「はやぶさ」)。


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76mm単装速射砲にハープーンに衛星通信装備とか、国によっては主力艦の装備なんですけど。


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あ、やっぱり奥は「はやぶさ」っぽい。


200トンクラスのミサイル艇、という言葉から想像していたより、ずっと立派でした。なんかつよそう。
搭載する対艦ミサイルは国産モノだと思っていたのですが、船内の説明ではハープーンって言ってましたね。確かに互換みたいなモノなんですけど、実はホントに輸入したハープーンが入っているんでしょうか。



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イージス艦「あたご」さんのおしり。ヘリが載るのでちょっと大きめ。


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「そこは自前よー」と言われそうなでっかい艦橋。あたご型を名乗るにふさわしいサイズ。


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でっかいのにスマート感ある。単純にかっこいい。


500トンとか200トンとか見て「思ったより立派だなぁ」とかやってきましたけど、やっぱ7000トン級のイージス艦ってのは縦にも横にもでっかいですね。見ていても迫力があります。
そしてこれが世界最強最先端クラスの駆逐艦かと思うと、そんなものがすぐ目の前にあることが凄く不思議な感じがしました。今の時代はオープンでいいなぁ。ヲタ冥利に尽きます。


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こっちは護衛艦せとぎり。トラスマストにアスロック、と個人的にこれぞ護衛艦というお姿。


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せとぎりとあたご。


せとぎりはうっかりしてあんまり撮れなかったのが悔やまれます。
ぐちゃぐちゃっとごちゃごちゃっとした見た目の感じが、昔から見慣れた海自の護衛艦って感じがして好きなんですが、ステルス的にはまずいんでしょうね。


こんな感じで1周約30分の遊覧でした。揺れもなく、快適で楽しい遊覧でした。
次の機会があったら是非また乗りたいですね。
今回は船内に着席してましたけど、次は絶対後部デッキから立って写真撮ろう。


2020.9.13 舞鶴 赤れんがパーク夜間ライトアップ

2020-09-20 22:29:15 | 旅行
舞鶴で一泊したついでに、赤れんがパークのライトアップを見てきました。
赤れんがの倉庫というと横浜が有名ですけど、こっちは棟数が多いので、横浜より見応えがありますね。


まずは建物全景辺りを。

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かっこいいです。お次はちょっと寄ってみた感じで。

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寄っていくと、ただかっこいいんじゃなくて、歴史というか、風格というか、その風雪に耐えた年月を感じさせてくれます。

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さらに寄っていくと、今度は生活の一部としての建物という感じがしてきますね。
ここまで綺麗に整備して、ライトアップしてくれた舞鶴に感謝です。長く保って欲しい建物です。


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昼間は昼間で、ちょっと廃墟感もあったりして。



2020.9.13 舞鶴松栄館の肉じゃが&肉じゃがの元ネタ

2020-09-19 17:00:10 | 旅行
仕事&コロナ禍のダブルパンチで盆に全く休みが取れなかったので、その穴埋めとして、ちょっとだけ休んで旅行行ってきました。
9月なのでセンチ巡礼的に京都かなぁ、人の少ない嵐山とかいいなぁ、なんて思いましたが、京都中心部の宿はなんかイマイチ気乗りせず。

ということで、目先を変えて舞鶴にしてみました。

舞鶴といえば肉じゃがじゃないですか。当然、肉じゃが食べてきました。
ついでに肉じゃがの元ネタになったであろうビーフシチューも頂いてきました。


……って、舞鶴の肉じゃがに関する話は全部創作らしいですけどね。(笑)

まぁ、分かっていてあえて乗ってあげるのも面白いってもんです。


今回行ったのは松栄館さんという、凄く歴史のある建物。
元々は旅館だったのを、洋食レストランとして再活用しているそうです。

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門くぐってこの庭を見て、一瞬ひるみました。


元々が格式高いお宿なので、入るだけでも緊張感あります。
普段は箱根そば、せいぜい頑張っていきなりステーキが精一杯の身には、こういう場所、慣れてないので躊躇しますね。

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なんと国歌がお出迎え。この岩が「さざれ石」なんだそうです。



建物に入ると、能舞台でしょうか、松が描いてある舞台のある大広間に通されます。
感染対策みたいな仕切りなどはありませんでしたが、部屋も広く人も少なかったので、特に問題は無さそうです。

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まずは肉じゃが。グリーンピースが乗ってます。


肉じゃがは10cm径くらいの鉄のココットに入って出てきます。他の料理と組み合わせられる量です。
味はまさに想像通りの肉じゃがですが、とにかく香りがいい!
仕上げにごま油を使っているんだそうで、それがいい感じの香ばしさになっていました。

そういえば、舞鶴秘蔵の宝物(笑)、「海軍厨業管理教科書」の164ページ目のレシピを見ると、しっかり「胡麻油」と書いてあるんですね。
今回頂いた松栄館さんの肉じゃがは、そのごま油の香りの塩梅が、凄く良かったです。

他のお店だとどうなんだろう?
これはまた食べに行きたいですね。……いつになるかは分かりませんけど。


肉じゃがが食べ終わる丁度いい頃合いで、ビーフシチューも来ました。
こちらはスープ、麦飯のセットです。ビーフシチューに麦飯……どんなんだろ??

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麦飯。ガチで麦飯です。皿に乗ってきたのは人生初かも。


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ポタージュスープ。これもクリーミーでおいしかった。


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ビーフシチュー。ズッキーニとししとうってのは初めてかも。


同じく舞鶴秘蔵の宝物、「海軍割烹術参考書」のシチュードビーフの項とは具材が違うようなので、これはオリジナルレシピなんでしょうね。

味としては、こちらも塩味は薄め。美味しいんですが、ファミレスのご飯に合う濃さとは違うので、あまり麦飯が進みません。
この辺りは減塩に慣れている人なら問題ないのでしょうが、なんせ当方は東国の田舎者でして。

正直「漬物が欲しいー!」って思いました。(笑)

明治時代の水兵さん達も、割と同じようなことを思っていたんじゃないでしょうか。

そういえば、ビーフシチューが来た時に肉じゃがは下げてもらっちゃったんですが、思えばあの残った汁で麦飯食ったらうまかっただろうなぁ。(笑)
いつかやってみたいです。

……次がいつになるかは分かりませんけど。(はぁ


遠距離肉体労働

2011-06-14 23:15:24 | 旅行
まー暫くBlog休んで何してたかと言っても何とも書きようが無いくらい色々あったんですが、取りあえず簡単に説明できそうなものだと、東北にボランティアしに行ったりしてました。
ってことで、せっかくなので暫くは災害ボランティア関係の話でも書いてみます。


●2011.04.10 宮城県岩沼市

岩沼市に泥かきに行った件は以前ちょっと書いて消しましたけど(笑)、大体あの記事以外に書くことも無いので割愛。(記事はそのうち復活させときます)
今思うと、そんなに大きなセンターでもなかったのに、資材もあって送迎もあってと、当時としては凄く立派な運営をしていたんじゃないでしょうか。

まーそれでも当時は「こんなてきとーで大丈夫かなー」とか心配でしたけど。
他所を知ると何処もそんなもんなんで、あああれで良かったのか、と今になって分かる感じです。(笑)



そもそもこういう看板のボランティアセンターを未だ他に見ない。
岩沼はなんか独特だった。



あ、この日の被災地の写真は無いです。
被災された方が実際に住んでいる家の敷地だったので、撮影は控えました。


●2011.04.24 宮城県石巻市

石原軍団が帰った後くらいを見計らって石巻入りしてみました。
まぁ色々あったんですが、それはまた別に書くとして、昼休みに撮った現地の写真でも。



住宅団地の中だけど、周りじゅう瓦礫と土嚢の山。そして凄い臭い。
家は残った地区だけど、家だけでも残って良かったね、では全く済んでない。




こういう場所は、大抵、元空き地か公園。今じゃ集積所。


石巻はとにかく臭いが強烈でした。化学肥料と、パルプと、ヘドロが混じって発酵した臭い。
これから暑くなる時期、どうなるのか心配です。


●2011.05.14 福島県新地町

本当は相馬市に行ったんだけど仕事が無くて、代わりに新地町のボランティアセンターを紹介されたので行ったという、あんまり主体的でない参加理由でした。
でもここも大変そうだった。実際に津波が来た被災地の中にボランティアセンターを設置していて、一歩先からは瓦礫と荒野しか無いという、まさに震災と戦う最前線基地でした。




やったことはセンターの近くのドブさらいだけどねー。上が作業前、下が作業後。
ここが終わった後は被災者宅の片付けにも行ったけど、個人宅なので写真は無いです。




●2011.05.15 福島県相馬市

2日連続での作業。今度は念願かなって(?)相馬市で作業をゲット。
かなり大手の園芸農家さんの、壊れたビニールハウスの撤去でした。

と言ったって、津波でも流されなかった(そして泥に埋まってしまった)ビニールハウス、簡単に壊せるもんじゃありません。
恐らく誰一人経験したことの無かったであろう大型ビニールハウルの解体ですけど、素人が15人程わらわらと群がって、気がついたら外枠残して綺麗さっぱり解体されてました。

やれば出来るもんだなぁ。




依頼主宅の周辺の、恐らくは3月まで田んぼだった場所。
泥に埋まり、塩に侵され、灌漑設備も壊れ、もはや日本とは思えない風景。
まだまだやることはありそうだが……ボランティアの手には余るな。




●2011.06.12 福島県南相馬市鹿島区

前から行きたかったけど全然情報が得られなかった南相馬市にようやく参加。
新地や相馬では「まだボランティアセンターは立ち上がってないとか……」「県外の人はまだ受け入れてないとか……」等いろんな噂を聞かされたんですけど、ちゃーんとやってましたよ。

ちなみに南相馬市は市内にボランティアセンターが2つあるんですが、今回は鹿島区の方に参加。
真野小学校という学校の片付け、と聞いていたんだけど、結局やったことはお馴染みの泥かき。疲れた。



すいません、その船、駐車違反です。


誰かが救い出して座らせてくれたらしい。お前も大変だったなぁ。


場所柄、やはり気になるのは放射能。休憩中はそんな話が出ますねやっぱり。
とはいえ、みんなそんなこと承知で来ているので、逆に士気は他の地域より高かったです。

自己責任、という言葉が他よりずっと意味を持つ、ボランティア活動でした。



以上、今までの活動をさらっと紹介。
各ボランティアセンターのもうちょっと詳しい話なんかは、個別にそのうち書きますんで。


2011.04.10:泥かき行ってきました

2011-04-15 22:06:17 | 旅行
※2011.07.06補記:
これは4月時点で個人ボランティア希望者への参考として書いた記事です。
情報が古いため4月末時点で非公開にしていましたが、もう情報を拾う人もいないでしょうから、過去の記録ということで再度公開に切り替えます。



割とニーズがありそうなネタなので、臨時に更新。

しかしBlog休んでいるのに更新するとか俺はバカじゃなかろうか。
一応、まだ休止中ですよ、このBlog。(笑)


……おっと、いきなりの閑話失礼。

ってことで、4月10日の日曜日1日だけでしたが、宮城県は岩沼市ってところまで、独りで泥かきのお手伝いに行ってきました。

 ■岩沼市災害ボランティアセンター

今回お世話になったのは、岩沼市の災害ボランティアセンターです。
被災地や泥かき現場の写真はありませんけど、誰かの何かの参考になるかも知れないので、ボランティアセンター関連の写真だけでも以下に載せときます。



ボランティアセンターの玄関。まだ時間が早いので靴も少ない方。


8時頃(受付1時間前)のボランティアセンター前の駐車場。そんなに広くはない。



実は間違えて向かいの市民会館の駐車場に停めてました。ごめんなさい。


ボランティアセンターのある総合福祉センターにも駐車場はあるのですが、いかんせん、ちょっと狭いのです。代わりに、向かいの市民会館の駐車場がやたらでかくて空いているので、ボランティアセンターに停められない場合はそっちが使えそうです。
取りあえず、遠方から行っても車が停められずに引き返す、なんて悲しい事態が回避できて一安心でした。(笑)

 ※4/14付けで、岩沼市ボランティアセンターも市民会館側への駐車を勧めているようです。




玄関の掲示。テント暮らしも出来るらしい。


大型運転手募集って事ですけど、ハイエースみたいなバンが活躍してました。
普通免許でもいいのかな?



その他大勢はコッチですね。泥かき。身体が資本。


玄関に「大型運転手募集」って書いてありましたけど、実際にはハイエース等のバンが送迎に走り回っていましたので、本当に大型運転手だけが必要なのかはイマイチ疑問ではあります。
取りあえず、5人乗り乗用車の出番はあるのかないのか、聞いてくれば良かった。




入るとこんな感じ。ぽぽぽぽーん。
ちなみにありがとウサギの右側が受付、左側が泥かきの待機列。



大まかな流れ。実際にはもっと大雑把でした。(ぇ


受付自体は、そんなに混んでいませんでしたね。


この座ってる人たちは、みーんなボランティア仕事待ちの待機者。
なんと無償作業すら早いもの勝ちの競争社会。出遅れると午前中を棒に振ることに。



受付が余りに閑散としていたので、実は気付かずに通り過ぎてしまいました。(笑)
受付でやることは、ボランティア保険の加入と、名簿への記入だけ。特に何も聞かれず、良く分からないまま列に並んでいたら、泥かきに回されました。そしてそのまま1時間放置。仕事を貰うのも楽じゃないです。

まぁ泥かきやるつもりで来たから問題は無いんですけど、なんか不安になる時間でした。




このガムテープとマジックで名札を作って、服に貼っておきます。


ありがちな図ですけど、こんな完全装備の人、一人も見なかったな。
マスクだけは必須ですけど、後はもうてんでばらばら。



装備ですけど、岩沼市のボランティアセンターでは長靴と軍手は借りられるみたいです。私は軍手だけ借りて、長靴は持参品を使いました。
あとスコップや一輪車(ネコ車ってやつ)など、必要な道具も状況に応じて貸してくれます。というか資材については作業フローが貸し出し前提で組まれているので、本当にスコップを持参していった場合のスキームが想像できません。ずーっとスコップ持って待機列並ばないといけないのかな。


で、この後は、ニーズに応じて列の先頭から数名ずつ、オリエンテーション室に呼ばれます。
そこで注意とか案件の具体的な話等を聞くのですが、まー自分の回は凄くざっくりしていて、「庭の泥かきを12人で」「リーダーを決めて下さい」「車の用意が出来次第、資材積んですぐ出発」くらいの話しかなかったような記憶が。担当の人によって違うらしいですけど、まぁお互いボランティア、そこは出たとこ勝負で臨機応変というところですかね。

そんな感じで(?)車の準備が出来次第、乗り込んで現地まで送ってもらいます。
今回の作業は庭の……といっても10m×20mくらいはある土地の……泥だし。一面に10センチほどたまった泥(多少ドブ臭い)を、スコップですくって、一輪車に乗せて、道路脇まで運んで山にしておく、という作業。作業時間は2時間。終わっても終わらなくても2時間。1時間で10分の休憩が入ります。


感想:すげーキツかった。吐くかと思った。(ぉぃ)



作業中ずっと頭に浮かんでいたのは、デイリーポータルZで延々穴掘ってた話。

 ■700人が穴を掘る!全国穴掘り大会 (デイリーポータルZ)

> でも、掘ってる自分は歴史の教科書に出てくる圧政のもと無理矢理働かされている人のようだ。

この一文に何か妙な共感を得られるのは何故なんだろう。(笑)

ええ。ボランティアです。好きでやってるんです。
分かっているんですけど、やっぱり苦しいし、きつかったです。
さらに今回は広すぎて2時間じゃ終わらず、後日継続って形での引き上げだったので、達成感ってのも特に無かったのですよ。

ということで、泥かき行きたいって方。
キツさはそれなりに覚悟しておいた方がいいですよ。


でも、自分としては、また行きたいです。
腕も脚も腰も3日間筋肉痛でしたが、それでも、また行きたいです。

あんな重い泥、あんな大量の泥、地主さんだけじゃ絶対に無理です。
そもそもこんなにヘトヘトになる作業、地元のボランティアの人たちだけに任せていたら、いつか身体壊しちゃいます。

たった1日だけ、たった独りでの参加。
継続参加出来ない以上、戦力としては市内、県内の方々に遠く及びません。
でも、被災者の方、もしくは市内、県内ボランティアの方、そんな誰か一人の代わりにヘトヘトになれたのであれば、それだけでも行った甲斐はあったのかな、そう思っています。


#まー次は岩沼市以外に行くかも知れませんが……今んとこ未定。





オマケ。パンもバナナも貰えなかったけど炊き出しの豚汁を頂きました。
残念だったのは、当時ヘトヘト過ぎて食欲が湧かなかった事。美味かった分、今更悔しい。(笑)




全日程終了

2011-02-05 23:08:40 | 旅行
BlogでもTwitterでも書いているように、今金沢来てます。
理由なんか無いです。あえて言うなら2月だから。(笑)

いやでも本当に、金沢にしようと特定していたわけじゃなかったんです。
温泉つかってゆっくりしながらモンハンでもやれる旅行でもするか、なんて感じで、実は先月中ごろまでは金沢ではなく渋温泉に行くつもりで予定組んだりしてました。

だって、金沢何度も来過ぎてるし。(笑)

そこをひっくり返したのが、今年の寒ブリ豊漁。
せっかくだから俺は寒ブリを選ぶぜ、ってことで、山の中から日本海へ、どうせ北陸なら勝って知ったる金沢へ、ということになりました。


しかし久しぶりの金沢、随分と雰囲気が変わっていましたね。
昔あった店がなくなっていたり新しいお店になっていたり、いきなり新しい施設がデデンと出来ていたり、というのは仕方が無いにしても、観光客、特に団体ではない個人観光客の減り方には驚きました。ホテルなんか木曜日でも余裕で複数見比べて予約できたし、観光用の乗り合いバスも以前は満員で乗れない人すらいたのに、今日なんかガラガラ。

以前は見なかった中国(といっても、もしかしたら台湾か香港)や欧米からの観光客が目立って増えてましたけど、それだけで喜ぶのもどうかと。日本人にはつまらない都市なんだろうか、一回くれば充分な街なのかなぁ、なんて心配になったりしました。


まー3年後にはいよいよ新幹線が来るらしいので、その頃にはまた一ブーム来るのかも知れませんけどね。


ちなみに金沢駅は、未だに自動改札ではありませんでした。
ICカードどころか磁気カードすら読みません。駅員さんが立ってます。

本当に、新幹線が来るまでは設備刷新しないみたいですね。
ここまでくるとあっぱれとしか言いようが無いです。(笑)


2010.11.22 天神・博多大丸のペットボトルツリー

2010-12-15 22:43:55 | 旅行



いきなり博多駅。


そして天神へ。もークリスマスシーズン真っ最中。


旅行記もいきなり長崎から福岡へ。
しかも福岡2日目、突然最終日の夕方にすっ飛びます。

いやもう細かく書くとキリがなくなってきたので、要点だけかいつまんでいこうかと。


という訳で福岡は天神のお話。
この時期になると日本中の商業施設でクリスマスツリーを飾ったりしますけど、福岡は天神にある大丸は何故かペットボトルでできたツリーを飾っているのですよ。で、今年のはどんなもんなんだろ?と確かめに行ってみたのです。



遠目には若干地味だなーって程度で、特にペットボトルという気はしないけど……


ツリーあっぷ。ええええー、ホントに直球でペットボトルかよ!


近寄ると廃品回収にしか見えん……。


ペットボトルでツリーを作ったっていうから、切って開いたとか、刻んでペレット状にして固めたとか、溶かしてどーこうしたとか、そういうのを想像していたんですが、なんと驚きの直球勝負なペットボトル。
写真の通り、500mlボトル、いろはすのボトルかも知れませんけど、それを縦にぐしゃっと潰したヤツをツリー全面に貼り付けてました。

まー遠くから見れば割と綺麗なんですけど、
近くから見ると、どーしてもゴミの山っぽく見えてしまって。

うーむ。



なるほどスポンサーはそちらですか。



ボトルキャップまで山のように。ワクチン何本分だろ。


くまー。


くまアップー。よく作った、と色んな意味で感心する。


試みとしては評価したいし、思ったよりも綺麗で良く出来ているとも思うんですよ。
でも、やっぱり天神にこれはないわー。
まだ11月中だったせいもあるでしょうけど、見ていた限り、足を止めて眺める人は殆どいなかったです。



ちなみにこれは2008年のツリー。これもペットボトルが材料らしい。
こんなのでよかったのに……。



ってことで、ネタとしては大変面白かったですけど、来年はもうちょいペットボトルっぽさを消してもいいんじゃないかなぁ。





オマケ。長崎駅に貼ってあったポスター。
超アイドル探査機はやぶさ、カプセルは大人気地方巡業中。今は浜松かな?



2010.11.20 午後五時半 グラバースカイロードから鍋冠山へ

2010-12-01 23:29:54 | 旅行
長崎の街つづき。
眼鏡橋行ったり西浜町のアーケードうろついたり色々したんですけど、写真的に面白く無いので割愛。
話は一気に夕方にジャンプ。



謎の斜行エレベータ、グラバースカイロード


斜面に突然出来た(ように思えた)謎の大建築物。
以前、初めて見たときにはホントに何だか想像もつかなかった謎物体でした。

その名もグラバースカイロード、公道として登録されている斜行エレベータだそうで。
なんと正式名称は「長崎市道相生町上田町2号線」っていうらしいです。ホントに公道なんだなー。



一応5階建てという扱い。しかし表示灯まで斜めとは。


上から見下ろすとこんな感じ。
エレベータというよりケーブルカーだろこれ。



ちなみに上空から見るとこんな感じ。エレベータというスケールじゃないような気が。
でも乗り方も降り方も普通にエレベータ。
まー運転手のいない完全自動ケーブルカーと考えると、未来の乗り物って感じも何となく。
モノは凄く単純なんですけど、考えれば考えるほど、なんか不思議な乗り物でした。


で、この日はこのグラバースカイロードからグラバー園に入って、夜のライトアップされたグラバー園を撮りたかったんですけど、


冬のグラバー園って、6時で閉園なんですかー。



グラバー園の裏門に辿り着いた時点で5時40分。
20分に600円払うのもなぁ、ってことで諦めました。俺何しに来たんだろ。

仕方ないので、グラバー園の後で行こうと思っていた鍋冠山へ向かうことに。




こんな道を登って行くのです。標識無かったら絶対迷う。




登っている途中の道で撮った写真。
流石は坂の街、凄く見晴らし良いです。



鍋冠山には夜景を撮りに行くので、三脚かついでえっほえっほ登ることに。
しかし「かなり近い」と聞いていた割にはハードな坂道が続くなぁこの道。舗装されてて歩きやすいけど、これは疲れる。汗も出るし息も切れてくるしと、ちょっときつい運動という感覚。

そりゃ斜行エレベータの1つも欲しくなるわな、とか心底思いました。




登山途中で日が落ちた。なにこの看板こわい。



NHK龍馬伝終了記念・旅行先は龍馬だらけ

2010-11-28 21:57:11 | 旅行


特急かもめで福岡から長崎へ。


かもめのシートって凄くいい。JR九州の特急は色々がんばってるよなぁ。


福岡から特急かもめで長崎へ。
ほぼ満席で長崎に着いたんですが、殆どの乗客は眼鏡橋に行く訳でもなく、新地の中華街に行く訳でもなく、みんなどっか行っちゃいまして。
ぽかーんとしつつよくよく考えたら、みんなグラバー園の方へ行っちゃったみたいですね。なるほど世は龍馬伝ブーム、長崎も以前よりちょっと景気が良さそうに見えました。

ってことで、今回は福岡・長崎旅行記番外編。
長崎の街のうかれっぷりの一部を紹介。



長崎まちなか龍馬館……の客引き。いきなりアーケード内に謎のハリボテ置くか。


いや龍馬はトルコライス食ってないだろ。


もうやったモノ勝ち雰囲気が。


……もう何がなんだか。


長崎、高知の人間に頼りすぎ。(笑)
撮影したのは一部ですけど、なんだか街全体が龍馬伝一色だった感じでした。

うーん、関東も関東、新撰組のお膝元たる武蔵野エリアの人間にして幕末観は先祖代々幕府びいきな身としては、ちょっと嬉しくない。(笑)
まー数年前の新撰組!の時に色々盛り上がったから、今回はちょっと譲ってやるかー。(笑)




オマケ。壇ノ浦PAの顔はめ看板。まー長州戦争参加したし一応いいか。




オマケその2。これは3月の高松旅行時の淡路SA。
物凄いうかれっぷりだったけど、淡路って何か関係あったっけ?