せつなく朽ちた鉄扉

雑草地帯・日記部門。硬軟色々取り混ぜて、よろず話題の書き捨て場。
なおAdsenseはgooが勝手に出してるだけ。

まぼろし。

2006-05-31 23:47:19 | 雑談雑感
もう五月も終わりなんですね。
can/goo聞きながらぼーっと色々考えたりして。

最近、ネットの評判を聞いてシオドア・スタージョンの短編集を買ってみました。
「不思議のひと触れ」という本です。

アメリカSF界の大家だそうなのですが、恥ずかしながら知りませんでした。
というか、(あとがきにもありますけど)SFといっても「すこしふしぎ」系ですね。

死もグロもエロも国家主義も自己犠牲も無い、平坦な日常の中。
日常の中で、何かがゆらいだひとつのうねり。

上手い。実に上手いんです。
スタージョンも凄いんでしょうけど、その雰囲気を壊さない訳も凄い。

私も以前、webで墓参りの話だのインスタントラーメンの話だの、色々書いたことありますけど(笑)、ああいう方向が大丈夫な方なら、結構楽しめる作品だと思います。


というか、自分の生まれるずっと前に、こんな作品が出てるなんて。
これじゃ今の時代、何書いたらいいんだよ。(笑)

かなり嫉妬。悔しいってこれ。(笑)

ドイツから点取った!

2006-05-31 06:26:55 | サッカー
ドイツから1点取った!
FKではなく、流れからDFの裏を取っての得点!

しかも偶然の得点じゃない。見所満載の素晴らしい試合。
最近の代表戦は眠くなるようなつまらん試合が多かったが、これは違う。凄い。

しかし一言だけ言いたい。
ワールドカップは来月だ。(笑)

フレンドリーマッチだということを、日本もドイツも忘れてるんじゃないだろうか??
まるで本番のような気合の試合なんだが……大丈夫かどっちも。

いくら良い試合とはいえ、代償が加地の負傷では、割りが合わないと思うのだが。
もう仕上がりの良さは分かったから、とにかく怪我人出すなよー。


#つーか控えも見せろジーコ。小野出せー。
#あ、いかん。書いている間に2点目取っちゃったよスシボンバー。
#ゴール前2人抜き。あれ誰だよ、高原の変装したエメルソンじゃないのか?

私はウルトラ<s>リラックス</s>ヴァイオレット~

2006-05-29 00:46:00 | おばか
で、ダ・ヴィンチ・コード見に行って見せられた予告編。
毎度のマトリックス崩れみたいですけど。

 ■ウルトラヴァイオレット

素子だ。(笑)
髪が紫になると、まんま草薙素子。

まぁ素子インスパイヤは置いておくとして、


   かけてるサングラスが色薄くて、なんか眼鏡っぽい!


秘書系眼鏡だねー。ついにアクションにまでめがねっ娘が!(素子だけど)
これは見に行こうか。



※タイトルはタグ使えないみたいだけど、このまま放置(笑)

ダ・ヴィンチ・アナグラム(笑)

2006-05-29 00:30:03 | 雑談雑感
ダ・ヴィンチ・コード、見てきました。

クトルゥフの呼び声で始まってシドニーシェルダンになってカリオストロの城で終わる、徳川埋蔵金の話でした。

きっと原作はオカルトチックな歴史ミステリーなんでしょうけど(読んでいないので推測)、そういう雰囲気は殆ど無く、目黒の秋刀魚で言うところの蒸して椀に盛られたような作品になってました。

映像的には見るところもあるし、特につまらないという訳でもないので、悪い映画では無かったです。ただ、傑作でも無かっただけ、ということで。


しかし、これが映画化できるんなら、月姫をシエル先輩の視点から映画化して欲しいなぁ。もしくは先輩抜きにして、埋葬機関の話とか。


じしゃくのちからだ~

2006-05-24 00:36:25 | デジカメ・AV系
朝コンビニで買った炭酸コーヒーのインパクトも、このニュースには勝てませんでした。

 ■ペンタックス、ボディ内手ブレ補正搭載一眼レフ「K100D」

ついにペンタックスが手ブレ補正ですよ!
しかも実売7万円台?!
ようやく、キスデジNを市場から引退させる機種が出てくれましたなぁ。これでキヤノンも新機種開発に気合が入ってくれるでしょう。(笑)
名前がKで始まるので、てっきり提携先のサムスンで開発した機種かと思ってましたが(笑)、アッチに載っていないっぽいので違うんでしょうきっと。

しかし電磁アクチュエータとはやるなぁ……。恐らくCCDユニットをダンパか何かでフローティングさせているんだろうから、気分は極小リニアモーターカー(正確には違うんだが)。カッコイイかも。(笑)

ただ、この方式のために懸念される事もあることはあるわけで。

 重量:磁気回路を持つので当然重くなるはず。
 消費電力:電磁アクチュエータは状態維持でも電力を食うので、ちと不安。
 発熱:アクチュエータの消費電力が大きければ、当然発熱ロスも増える。
 ノイズ:発熱によるノイズと、アクチュエータ制御のPWMノイズの両方が心配。

まぁ、こんな事は開発している人が一番分かっている事のはず。
きっと何か手は打ってあるんでしょう。うーん、解決方法に激しく興味あるなぁ。(笑)

で、唯一残念なのは、ファインダーがプリズムではなくミラーだということ。
これで*istD並みのファインダーで10万以下だったら最強だったと思う。
まぁ、相当重くなっちゃいそうではあるけれど。


え?買いたいかって? んー……、微妙かなぁ。

確かにKissDNには最近不満も多いんだけど(AF!ファインダー!お前らのことだ!)、どうせ買い換えるなら、30Dとか5Dとかの方面に行きたいし。

それに、そもそもお金ないから。(爆)
あー自動車税早く払わないとー。

ようやく一区切り。

2006-05-23 00:27:32 | 凡々日常
随分遅くなりましたけど、ようやく、よーやく、GWのコス写真公開できました。
2日間4イベント分、ココにおいてありますので是非ご覧下さい。

そういえば、以前「レタッチはガンマのみ」なんて事書きましたけど、
実は今回トーンカーブいじってます。(爆)

いや、Pixiaにトーンカーブ補正機能があるなって知らなかったから。
というか、機能名が「色調補正」じゃ気づかないって。^^;

ということで、巷にあふれるフォトショップ用のレタッチ講座がようやく参考に出来る環境になりました。(笑) トーンカーブ補正最高。(笑)


さて、次は旅行記か……いや、その前にお礼メール出さないとなぁ。
まだまだ楽はできそうにないか。

執事喫茶記事、VoCE買って読んだ感想。

2006-05-22 00:44:00 | 雑談雑感
 『「秋葉原」外神田7丁目のキセキ』さんで知ったのですが、伝聞で何か発言するのはいかんだろうと思って控えてました。それに、執事喫茶は自分としては守備範囲外だし。



立ち読みではなく、買わせて頂きました。¥550-也。

 ええ、買いました。
 自由に批判したいから、ちゃんと対価払いましたよ。

 ですから、正規の読者として、発言させていただきましょうか。


 この雑誌、はっきり言って提灯雑誌です。

 化粧品関係の広告及び広告タイアップ記事が9割。ほぼ9割フルカラーの紙面で383ページ+小冊子2つ+美白化粧品の試供品綴じ込みで550円というからには、記事の大半は広告料絡みでしょう。
 ですから、基本的に取材対象に不利な記事はありません。当たり障りの無い、つまらない記事が並びます。まぁ、昔のI/OやASCIIの事を思えば、キッカケを掴む情報誌としてはアリではないかなぁという気もします。

 そんな中で、執事喫茶の記事だけが思いっきり浮いています。

 この記事だけ、提灯じゃないんです。露骨に砕けた文章。恐らくライター(YOKO@decoさんという方)の質というか性格に起因する文体だと思いますが、正直、浮いてます。本来万歳提灯誌で使える人じゃありません。

 ですから、この人が取材に来たという事自体、最初から好き勝手に書いてやる、という意思表示であると言えるのではないでしょうか。


 で、巷で一番問題視されている、無断撮影した客の写真も本当に堂々と載せています。目線は入っていますが。

 私見ですが、無断撮影というマナー違反と、盗撮された客のプライバシーという件で文句を言うのは、なかなか難しそうです。確かにどちらも全く許されない行動ですが、そこは百戦錬磨、恐らく裁判ならVoCEが勝つでしょう。
 喫茶店内の撮影を禁止する法も社会通念も無いでしょうし、客の写真にも言い訳出来るレベルに黒目線が入れてあるので、故意のプライバシー侵害とは言えないようにしてあります。(上手いよね。見習いたくはないが、自己防衛のためにも見習っておくか。)

 ただ、読者に「自由に撮影可能である」という間違った認識を与える事は非常に問題です。

 ■過日の盗撮・無断掲載に関するご報告(続報)

 当該執事喫茶の質問に対する編集長の見解が、執事喫茶のサイトに載っています。

 ”レポートとして読者の興味を惹く方向の記事”という意味では、店として禁止している撮影行為があたかも可能であるかのようなニュアンスの記事であることは非常に問題であり、”最後まで撮影禁止の旨は把握していなかった”というのであれば、それは取材側のリサーチ不足であり、情報を扱う媒体としては本来反省すべき事なのではないでしょうか。

 そういう意味では、この記事と取材に全く落ち度がないと思い込めるこの編集長には、かなり失望させられました。
 少なくとも、これが自分の上司だったら思いっきり喧嘩すると思います。嫌いなタイプですね。


 ちなみ記事自体はつまんないです。

 そもそも、このライターが何を言いたいのか分かりません。「(客の庶民臭さに)興ざめ」、「「萌え」はわからずじまい」と書いた後で、唐突に「今度はなりきりお嬢で行きます」とリピートするかのような言葉で締めてあり、何故そういう結論に至るのか、文章を読む限り全く理解できません。

 この記事が”レポートとして読者の興味を惹く方向の記事”かどうかは、相当に疑問です。

 なお、この記事自体は、雑誌の特集記事「VoCE Eew!」の一部です。「VoCE Eew!」というのは、どうやら特定のテーマに沿って多数のライター(この号は12人?)が1~2ページの記事を作って並べる、ある意味ライター同士の競作のような構成のようです。

 今回のテーマは「「感じる」チカラ」だそうで、殆どのライターは、錯覚の話だったり、昔見た映画の話だったり、大自然の話だったりと、これに沿った記事を書いているわけです。

 で、このテーマで何故か執事喫茶の盗撮記事を書いたYOKO@decoさんはというと、特集の一番最後に、1ページだけ、目立たない感じでひっそりと載っています。実際、他のライターさんの記事とカラーが違いすぎて、とても間に挟める記事じゃありません。この人、何故この特集に参加しているんでしょうか。全く理解できません。

 ”該当ページはライター及び編集部が話題の場所や人をアポイントメントなしで,体験するという人気連載である。”

 とのことですが、とても人気のある記事の扱いとは思えません。
 本当に人気があるなら、来月から特集冒頭に2ページあげて下さい。


 で、街の化粧品売り場とか行って、
 次々と押し売りされる様をメーカー名入りで自由に書いてみて下さい。

 できないでしょ?(笑)


 所詮、そういう事なんですよ。
 突き詰めれば、文句が来ても怖くない相手だから、好き勝手にやられただけ。

 編集長の回答からは、そういういやらしさが透けて見えるのが嫌でたまりません。



 オマケ。
 さすがにココは編集長でも止められないだろう。

墓参り

2006-05-21 22:18:56 | 凡々日常
祖母の命日が近いので、両親、実姉と共に墓参りに行ってきた。
本当は25日なんだけど、日曜でないと都合が付かないので、毎年繰り上げてお参りに行く。

祖母は自分が幼稚園の時に亡くなってしまったので、はっきりした思い出は殆ど無い。
ただ、自分には優しかった事だけは良く覚えている。というか、母が厳しすぎた気がする。(笑)

#当時、何度もつねられて両腕にいつもアザがあったっけ。今の基準なら虐待だ。(笑)


墓碑に水をかけて、何気なく文字を読む。
もうすぐ、父が祖母の年齢を抜くであろう事に気づく。

実母の歳を追い抜く気持ちと言うのは、どういうものなのだろうか。
聞きたい気もしたが、そういう質問に答える人ではないので、聞けなかった。


当時の両親には、既に自分と姉がいた。
いつまでも独りでいる気は無いが、将来、自分の子供に、祖父母の思い出を残せるだろうか。

負けも多いが、決して人に劣る人生を歩んできたつもりはない。

でも、やはり実力相応というか、人並みであるために無理をしてきたツケというのは、
それなりに受けるのだろう。


しっとり古都巡り。でもチキンカツ。

2006-05-20 23:23:51 | 食い物
色々あって昨日の晩から殆ど何も食べていなかったので、今日はしっとりと古都巡りをして参りました。



その筋の超有名店、入間の古都


本日は、過去2回敗退しているチキンカツ定食をチョイス。
もう今日は身体なんかどうなってもいい。やけ食いだ。



付き出しは毎回味噌おでん。というか、何故定食に付き出し?


この味噌おでん、実は結構美味い。かなり甘めだけど。
何故味噌おでん定食が無いのだろう……。

で、時間的には味噌おでんを食べ終わる辺りで、本隊が到着でございます。



定食に蕎麦がついてくる店はここくらいだろう。


別に大盛りでも何でもなく、コレがこの店の日常。
ちなにみこのチキンカツ、実は下にもう1枚隠れております。(笑)



何の冗談でもなく、客みんなこういう状態。




1枚だけでもでかすぎだってのに……。


恐らくこの半分の量が、普通の店の大盛りだと思う。(笑)

で、肝心の味ですが……これがそこそこいけるから困る。まぁ、焼肉定食やカツ丼みたく、ちょっとなぁ、ってメニューもあることはあるんだけど、このチキンカツなんか揚げたてでサクサクアツアツ。噛むと肉汁が染み出してくるから驚き。少なくとも、近所のスーパーの惣菜よりは美味い。

でも、一番ここで美味いのは浅漬だと思う。生姜が入っていて旨いんだよなぁ。これ販売しないだろうか。



完食!初完食でございます。


正直、半分くらいから辛かった。
味に飽きてくると、カツがおかずにならないんですよ。カツ食っても飯が食えない。飯で飯を食う気分……って、書いて伝わらないと思う。(笑)

で、その代わりにサラダで飯が食えるようになる。(笑)

暫定的に味覚が変化するギリギリの打ち込み。
なかなか面白い経験でした。


なお、これ書いているのは夜の11時、完食後10時間ですけど、未だに腹が減りません。
明日は何か食えるかなぁ……。