せつなく朽ちた鉄扉

雑草地帯・日記部門。硬軟色々取り混ぜて、よろず話題の書き捨て場。
なおAdsenseはgooが勝手に出してるだけ。

金沢、一瞬の永遠

2011-02-28 22:20:09 | 写真
公私共に色々ありすぎてちょっとBlogの更新が滞ってます。
あんまり長いことだんまり続けているのも良くないので、先日の金沢旅行から写真のストックを少し放出。

金沢は兼六園と東山、1msの世界をどうぞ。



兼六園の噴水。EOS5Dmk2、シャッタースピード固定モード1/1000設定。
クリックで倍のサイズの写真が見られます。



雨上がりのひがし茶屋街。設定は兼六園と同じで、望遠でひさしを狙う。
タイミング的にはイマイチか。やっぱ高速連写でないとダメかな。



私ゃスポーツや野鳥なんかは撮らないのでこんな速いシャッタースピードとは無縁でしたが、こうやってみると風景に使うのも悪くないですね。

まー水モノ以外での用途は、まだ思いつきませんけど……。



2011.02.11 CP+その4:三脚とカメラバッグと赤道儀

2011-02-20 22:20:49 | デジカメ・AV系
CP+ネタラスト。
最後はカメラ本体ではなく、周辺機器系を色々。




三脚のSLIKから女性向け三脚という提案。


まさか三脚の世界に女性向けというカテゴリが出てくるとは思わなかったのでちょっとびっくり。(笑)
「カンタン雲台」「バックに入ってちょうどいい」「カンタン脚操作」ってことで、確かに見るからに小さい、安物っぽい雰囲気。
夜景撮影とかに使うにはスペック的にかなり辛そうな代物ですが、確かにコンデジには女性向けカラーがあるのに、三脚には無かったというのは片手落ちだったかなぁという気がしますね。何となく。

ただ、女性はそもそも三脚に興味が無いというか、三脚を使わないで済む機能をデジカメに求めている気がするので、果たして売れるのかなぁと、ちょっと心配でもありました。




イタリアManfrottoのカメラマン用ジャケット……というかバッグ?


パンフレットを貰い忘れたので詳細は分からないんですが、プロ用のフィールドでのタフな使用にも耐えられるジャケット、みたいなことが書いてあった気が。でも何が凄いって、レンズ用ポーチがジャケットの前にくっついてること。
これちょっと欲しかったけど、なんか凄く高そうだったし、そもそも人生初のイタリア製ジャケットがこれでいいのかという気も少々。(笑)




望遠鏡のVixenから、カメラのような妙な商品の展示。夏頃発売予定。



なんと天体撮影用の赤道儀でした。おおおおこれ凄い!


Vixenでは夏頃の商品化を目指したポータブル赤道儀「POLARIE」が展示されていました。
重さ1.5kg、耐加重1.5kg、単三電池2本で2時間動作、極軸望遠鏡はオプション、というスペックなので、望遠鏡というよりは星景写真用でしょうね。2時間駆動といっても精度的に辛いので、1枚数分くらいの撮影を考えているんじゃないでしょうか。

但し、お値段は5万円台になれば、という話でしたので、スペックとサイズを考えると、ちょっとお高め。
もう5万積めばGP2赤道儀のモータードライブ版が買えると思うと、どちらがお得かは、今後の撮影人生次第かも知れません。(笑)

個人的には、これ安くなったら欲しいなぁ。
3万切ったら……はちょっと夢すぎるかな。



ちなみにこちらがGP2赤道儀。市価10万くらいかなぁ。
これでも小さくて安い方、だったはず。




2011.02.11 CP+その3:nanoblockに悩む(笑)

2011-02-18 22:08:41 | デジカメ・AV系
ペンタックスには645Dからk-rまで色々な意味で他社と一線を画するデジカメが多種ありますが、まさに色々な意味で一線を画する極北に位置するカメラがこちら。



PENTAX Optio NB1000。何故か前面がnanoblock


見た瞬間「面白そう!」っていう直感は感じるんですけど、一体これをどーやって使えばよいのかイマイチ具体像が思い浮かびません。そもそも何を考えてこんなの作っちゃったのかが気になります。
CP+のペンタックスブースで、ペンタックスじゃなくカワダからnanoblockの人がわざわざ来てプレゼンしてくれると聞いたので、何かヒントでも貰えるんじゃないかと見てきました。




プレゼン開始。しかしいきなりキリン。


2つ繋げて3Dが撮れる!でもシャッターは両手で頑張って同時に押せ。



LEDが光るパーツを付けると、こんな演出効果も狙える例。


筒にして視野を狭くする効果を狙ったりも。


なるほどー、と思ったのはこのくらい。(笑)
当然といえば当然ですが、カワダからの提案は、どっちかというと全然実用的じゃないものばかり。(笑)




カメラの前にジオラマ設置。


鳥居しか映らないカメラ。



もはやカメラの概念すら飛び越えたような。


いやー、プレゼン終わった後の方が、一体どう使ったら良いのかさっぱり分からなくなった。(笑)

個人的には、デジカメ用の新パーツとか期待していたんですけどねー。
例えば、いろんなフィルタをそりゃもう強引に付けられるパーツとか、ピタゴラ装置的な何かを作れるパーツとか、そういうのを期待していたんですが。

やっぱカワダはカワダ、そこまでする気は無さそうですね。
そこがちょっと残念でした。


……誰か作んないかな。


兼六園の朝と夜

2011-02-16 22:30:16 | 写真


誰が作ったんだろ。


本日は金沢の日。ついでに大雪お疲れ様の日。
どうでもいいが受験一直線(?)な設定で誕生日が2月って誰が決めた。未だに気の毒で仕方が無い。

ということで今年の2月も金沢に詣でて参りまして。
今年のテーマは「豊漁の寒ブリを食って雪の兼六園を撮ろう」。雪深い兼六園という絵を期待して行ったんですが、何だか話によると、両隣の福井と富山は凄かったんだけど、今年の金沢はそんなに豪雪という程では無かったんだとか。

しかも驚いたことに、この日は朝から雪じゃなくて雨が降ってきたりして。
しくじったなぁ、という薄暗い感じが漂う旅行でした。(笑)

今回の写真はEOS 5D MarkII+EF24-105mm F4L。いつもコスプレ撮ってるあのセットです。
普段は旅行写真だと軽くて小さいKissDNを使うんですが、今回はちょっと気合を入れて、重いカメラぶら下げて行ってみました。



朝。薄曇でたまに雨がぱらつくという、面倒な日でした。


雪より冷え込みが凄いらしく、霞ヶ池が凍りついてましてた。こんなの初めて見た。


でも昼過ぎくらいから晴れてきやがった。おせーよ。(泣)


朝は酷かったですよ。寒い上に雨降ってきて。撮影メインなので観光客の少ない朝方を狙って行ったのですが、余りの寒さと暗い空と雨で凹まされました。一応昼過ぎ位から晴れてきたんですけど、空が済んでないのでイマイチな写真しか撮れませんでした。

そういえばこの日初めて知りましたけど、兼六園って当日なら入場券の半券で再入場できるんですね。
というか何故今まで知らなかった俺。何回来てるんだよ。


ということで昼間はイマイチでしたけど、夜はなかなか良い感じでしたよ。
以前来た時とはライトの配置が微妙に違ったりして、また新鮮な感じでした。



















やっぱ絵になるなぁ兼六園。
本当は雪を被った松のライトアップを期待していたんですけど、まぁ雪が無くても雪吊りが撮れたということで満足しときますか。


2011.02.11 CP+その2:EPSONブースと吉田繁氏

2011-02-14 23:31:06 | デジカメ・AV系




CP+ネタその2。
今度はエプソンブース。ここはほぼ「PX-5V」という新型高級プリンタ一色でした。

 ■エプソン、A3ノビ対応の高品位「MAXART」シリーズのインクジェットプリンタ (マイコミジャーナル)
 ■シリーズ最高画質プリンタ「PX-5V」は「カメラに選ばれる」 (ITmedia+D PC USER)



これがPX-5V。顔料インクのくせに染料インク並みの解像度。


ありゃピンボケた。染料のPMシリーズと顔料のPXシリーズ高級機の比較。
正直鼻がぶつかるほど近付いても自分の目には違いが良く分からない。



顔料インクのすっごいプリンタなんだそうですけど、正直、自分には染料インク機との違いがさっぱり分かりませんでした。まー顔料でも染料並みのプリントが出来るっていうのが凄い事かも知れませんけど、個人的には染料インクでいいかなと。まだこんな凄いプリンタ使う程の写真撮れてないし。


そんなエプソンブース。
実は展示よりも、写真家の吉田繁氏の講演が印象的でした。



和紙とかサードパーティーの用紙にプリントするための話がメインでした。


テクニック的には和紙のようにコントラストの出ない用紙にプリントする場合に、何に気をつけて現像、レタッチすれば良いかという話だったのですが、それより印象に残ったのは、「写真はプリントして完成する」という氏のポリシーそのものでした。
和紙に印刷した白黒写真は、まるで木炭画のようで、もう写真というより絵画のような作品でした。プリントというとお店でやってくれる、モニタの絵がそのまま紙になったようなモノしか想像していませんでしたけど、なるほど、プリントによって、モニタで見るのとは全く違う作品性が出てくるものなんだと、この日この講演で気付かされました。

また氏の語り口がいいんですよ。テンポも歯切れも良く、それでいて分かりやすい。
大変面白い講演でした。


エプソンブースに限らず、総じてCP+は、展示と同じくらい講演も面白いですね。
すっかりショー化してしまったCEATECやTGSと違って、展示会という雰囲気が残っているのがCP+のいいところ。CP+も拡大路線みたいですけど、こういう雰囲気は、変わって欲しくないものです。


2011.02.11 CP+その1:X100、X50、X5

2011-02-13 22:17:02 | デジカメ・AV系
先週パシフィコ横浜で行われたカメラの展示会「CP+」に行ってきたので、そのレポなんかを簡単に。
まずはカメラらしいところで富士フイルムとキヤノンの最新機種から。


まず富士フイルムのFinePix X100

 ■The FinePix X100 Professional Photographer's compact digital camera (富士フイルム)
 ■富士フイルム、APS-Cセンサー搭載の「FinePix X100」を国内発表 (デジカメWatch)
 ■狙うは写真の原点――富士フイルム「FinePix X100」 (ITmediaデジカメプラス)
 ■富士フイルム 注目はやっぱり「FinePix X100」 (ITmediaデジカメプラス)

富士フイルムが自信を持って投入したフラッグシップモデル。
前評判から高かった分、実機展示は凄く並んでましたねー。説明員が技術的な回答をしてくれるコーナーが大人気でしたが、そっちは30分待ち以上だったので、ただ触って使えるだけの展示に並んできました。それでも15分くらいかかりましたけど。

どうでもいい話ですが、PIEまで含めて、フジのブースでこんなに人がいるのを見た事って近年無かったんじゃないでしょうか。(笑)




割とレトロな外観。でも持つとしっくりくるサイズ。


ファインダー。視度調節ダイアルが大きめで扱いやすかった。


見た目は単なるレトロなデジカメなんですが、触るとびっくり、良く出来てました。

まずファインダー。光学ファインダー(OVF)と電子ファインダー(EVF)を切り替えられるのがまず素晴らしい。どちらも長所短所あるので、自由に切り替えられるのは凄くありがたいです。そしてその切り替えが凄く早くてスムーズ。OVFメインで、ちょっと露出確認にEVF見てすぐOVFに戻す、なんて感じで切り替えながら使えそうなレスポンスでした。
そしてシャッタースピードや露出補正が上面のダイアルで直接操作できるので、凄く楽。EVFならダイレクトに露出条件が見ている画像に反映されるので、こまめに露出補正をしようという気にさせてくれます。
今回は画像を持ち帰れなかったので肝心の画質は分かりませんけど、カメラとしては特に冒険もしていませんから、並み以上には写るでしょうきっと。

感想としては、とにかく使っていてストレスフリー。
さくさくと思ったように使えて、素早く反応してくれるカメラでした。

これ欲しい。ホント欲しい。でも12万だそうですけどね。
値段分の価値はありそうに思えましたけど、気軽に買える額ではないなぁ。


あ、1つ気になったのは、FinePix伝統の打たれ弱さ。
これ落としたら一発で壊れるだろうなぁ、っていう感じはしましたね。(笑)

いやまぁどんなカメラも普通は落としたら壊れますけど、そんな中でも、こいつは特に打たれ弱そうな印象がするんですよね。そこがちょっとだけ怖いです。



で、次はキヤノンのEOS KissX5と、X50。
全然新鮮味の無い新製品ですけど、APS-Cタイプの一眼の買い替えを考えているので、ついでに見てきました。

 ■キヤノン、バリアングル液晶モニター採用の「EOS Kiss X5」 (デジカメWatch)
 ■キヤノン、“赤ボディ”のエントリーモデル「EOS Kiss X50」 (デジカメWatch)



EOS KissX5 やる気無いので写真1枚しか撮ってない。(笑)



EOS KissX50。なんと展示はEF50mmF1.8IIが付いてました。


X5とX50、てっきりX50が上位機種かと思ったら下位機種でした。
X50は入門機って感じで、昔のKissFの位置付けみたいですね。

KissX5は主にバリアングル液晶の使用感だけ見てきました。
モノはEOS 60Dと同じなんで新鮮味は無いのですが、本体が軽い分、バリアングル液晶も使いやすくなってます。

バリアングル液晶つかう時って、人垣の上から撮るときとか、地面すれすれで接写するとか、どうしても背伸びしたり屈んだりする姿勢が多いわけです。EOS 60Dのときは「ちょっと重いなぁ」って感じたのですが、KissX5は軽めなので、背伸びだろうと何だろうと、かなり自由に振り回せそうです。恐らく60Dよりバリアングル液晶の長所を存分に発揮できるんじゃないでしょうか。

その他の点は、恐らく現行機種KissX4と大差無いので割愛。
まー相変わらず無難に良く出来た初級機だと思います。


で、X50の方は写真の通り、短焦点レンズEF50mmF1.8IIを付けての展示でした。
入門機とか言っておいてあんな癖のあるレンズをセットで売るなよ、とか思ったんですが、実際に触ってみると「コレもアリだ」とか思わず納得しちゃったのが不思議なところ。(笑)

Kissに50mmのレンズなので、実際には80mm相当。画角が凄く狭いので、普通に考えれば凄く使いにくいです。どのくらい狭いかと言うと、片手を前に精一杯伸ばして、その手を撮ろうとすると画面いっぱいになる位と思ってくれればいいかと。

ただ、思いっきり背景がボケます。そりゃそうなんですけど、1m以内の接写なら、誰がどう撮っても問答無用でボケます。一眼を買う人は背景のボケを期待する人が多いらしいので、このレンズくっつけておけばサポートセンターの電話の回線を減らせるんじゃないでしょうか。(笑)
あと、驚くほど軽いです。軽いボディに軽いレンズなのでこれも当たり前ですけど、もうオモチャのような軽さ。このセットなら、長時間持ち歩いても疲れないでしょう。

ってことで、背景はボケるし軽いしと、使ってみると割と楽しいカメラでした。
入門用にしては余りにクセが強すぎますけど、分かって買う分には、コレもアリっていう感じでしたね。


オマケとして、昔EOS KissDNにEF50mmF1.8IIを付けて撮った写真を貼っておきます。
KissX50の変態キット(ぉぃ)を考えている人の参考になれば。





Avモード、F1.8(開放)での撮影。
ちなみに撮影場所は、今は無き秋葉原のCafe&Dimension。いいお店だった……。



ピンボケにならければこんなのが撮れます、ということで。
なんせ絞り開放だと被写界深度の浅いレンズなので、ピントだけは常に注意しないといけません。

あと、旅行のスナップショットには向かないレンズですので注意してください。
身長160cmの人の全身を入れようとしたら3mくらい下がんないと入りませんので。(笑)


ユカタン引退?!

2011-02-10 22:59:03 | 雑談雑感
久しぶりに心底驚いた。

 ■「普通の女の子に戻りたい」 IT戦士・岡田有花、退社 (ITmedia News)

ITmediaの名物記者、というと語弊があるのかな。
署名記事の多いITmediaの中でも、冗談からガチの取材まで、その体当たりっぷりで有名だった岡田さん。このままゆくゆくはどれかのweb誌の編集長になるのかなと思っていたというか期待していたのですけど、いきなり退社でびっくりですよ。

とはいえ、確かに知名度も活動もITmediaの一記者という立場を既にはみ出していた気もするので、いっそフリーランス化の方が自然なのかも知れません。今後もweb業界で頑張られるそうなので、影ながらご活躍を期待しております。


まーなんにしても、最後の記事を見る限り、
普通の女の子に戻れる道は既に無さそうな気もしますが。(笑)