せつなく朽ちた鉄扉

雑草地帯・日記部門。硬軟色々取り混ぜて、よろず話題の書き捨て場。
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宮崎で口蹄疫が治まらない

2010-05-11 23:50:21 | 雑談雑感
先月20日に宮崎県で口蹄疫に感染した牛が見つかった、というニュースは見かけた方も多いと思うんですが、20日以上たった現在でも、未だ鎮圧できていません。
今回の口蹄疫は、かなりやっかいな事になっているようです。

 ■口蹄疫発生マップ (Googleマップ・hisa様他有志作成)
 ■宮崎の口蹄疫を時系列で確認 (はてな匿名ダイアリー)
 ■農林水産省・口蹄疫に関する情報 (農林水産省)

防疫処置を開始してもう20日。
農水省の情報の通り、殺処分しても殺処分しても、口蹄疫の発症が止まりません。

  発症 → 皆殺しで埋める → 別の場所でまた発症 → また皆殺し → また発症 → ……。

まさに悪夢のエンドレス。
どんどん発症してくるので、もう殺処分が追いついていません。

 ■疑似患畜の処分及び自主消毒ポイントの追加、変更について (宮崎県)
 ■これまでの対応状況について (宮崎県 2010.05.10現在:pdfファイル)
 ■疑似患畜の処分及び消毒ポイントの追加、変更について (宮崎県 2010.05.10現在)

宮崎県の資料によると、未だにGW中に発症した畜舎の防疫処理(=殺して埋める)の真っ最中。
GW後の発症、特に爆発的に増えた5/6~5/10発症分については、まだ殆ど手がついてない状態です。

当然ながら、感染している、または感染の恐れのある家畜が1週間近く処分されないことで、そこからまた感染が広がる可能性が高い訳でして。

そして発症箇所がまた増えて、殺処分対象がまた増える……。
増えるから追いつかない……。

……地獄です。


根本的な問題は、誰が悪いとかそういう話じゃなく、そもそも処分数数万頭に達するレベルの感染を、誰も考慮していなかったという事じゃないでしょうか。今までどおりのマニュアルを守っていれば治まるというレベルじゃないような気がします。
もう未曾有の状況であるのは間違いないので、封じ込めを徹底的に行うためにも、国が今よりももっともっと積極的に、イニシアチブを取って動くべきだと思うのですが。


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