82歳男「においをかぎたかった」 59歳女性の下着を盗み逮捕-兵庫(日刊スポーツの記事より)
視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚と人には五感があります。
その中で最も記憶に残りやすいのが、嗅覚、つまり「におい」なのだそうです。
言われてみれば確かにその通りで、小さい頃使っていた歯磨き粉や消しゴムのにおいもかなり具体的に思い出せます。
そこへ行くと我々が一番の頼りにしているはずの視覚や聴覚はイマイチです。
例えば、人の顔は一度会ったくらいではなかなか覚えられません。
曲だって短いフレーズでも一度で覚えるのは大変です。
ちなみに、においの次は「味」が記憶に残りやすい気がします。
口にする食べ物でも危険かどうかの判断はまずは「におい」です。
見た目では分からないことも多いですし、ペロッと味見するにしてもコナン君くらい手慣れてないとモノによってはマズいことになります。
大昔はその判断が生死を分けたはずで、「におい」は我々の五感の中でもかなり強烈な感覚です。
例えば、頼んでもいないのに唐揚げに添えられるあの憎きレモンを手にとってみます。
少し鼻を近づけてにおいをかぐだけで、とたんに口の中につばが出てきます。
それほどに「におい」というのは強烈に記憶に残り、再現力が高い感覚なのです。
それゆえ「におい」はエロスとも結びつきます。
つっこみどころの多い上記事の事件ですが、この男性にとってはにおいが一番スケベな気分にひたれるモノなのでしょう。
僕自身、若い女性には香水や洗剤とも違う独特の甘い臭いがするのを感じる時があります。
それがフェロモンなのかは分かりません。
ですが、赤ちゃんは本当に乳のにおいが、オジサンには加齢臭と、人には歳相応のにおいがあります。
女性でも意外と彼氏のにおいが好きという人は多いそうです。
最後に、芳香剤の定番になってまったために花が咲く度にトイレを思い出されてしまうキンモクセイさんは少しは同情されてもいいと思います。
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