Are Core Hire Hare ~アレコレヒレハレ~

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バイセクシャルの心理学

2016-09-07 21:57:57 | コラム

実はバイセクシャルと知って驚く芸能人は…壇蜜、江頭2:50、マドンナ、鳥居みゆき、アンジェリーナ・ジョリー(VenusTapの記事より)

いろんな方がいるので、あくまで一面的ですが。

心理学者のフロイトによれば、人はだれでも自分の中に男性像と女性像を持っています。

例えば、男性なら自分の理想としての男性像と、理想の伴侶としての女性像です。
この理想像のことをアニマと言います。
男らしくありたい人なら守ってあげたくなるような女性が理想です。
甘えん坊の人なら母性愛の強い女性が好みでしょう。

一方、理想の男性像の方は、自分がそうなることで実現しようとします。
いきなりはなれませんから、尊敬する先輩や有名人とかに憧れ自己投影します。

しかし、世の中には恋愛体質の人というのがいます。
そういう人は憧れとか友情すら恋愛感情がベースになっています。
そして、憧れの同性に対しても恋愛感情を持つのです。
これがバイセクシャルです。

芸術家気質の人に多いのですが、それにも理由があります。
実際、素晴らしい音楽や絵に触れた時に沸き起こる感動は、どこか恋愛感情に似ています。
上記事に挙げられた方たちも、なんとなく妖しい感じは共通しています。

この心理は説明しようとすると複雑です。
一例としては、それが男性なら理想の女性像(アニマ)を「自分でも」実現しようとします。
つまり、理想の女性像も自分でなりかわり直接体験したい欲しがり屋さんなのです。
バイセクシャル男性はそういう気分のときは男性が好きになります。

その願望がそこまで強くないバイセクシャルの人は、女の子っぽい男の子が対象になります。
思い浮かぶ有名人としては、ドイツの作家トーマス・マンや日本人作家の稲垣足穂でしょうか。


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