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日々の出来事から国際情勢まで一刀両断、鋭く斬っていきます。コメントは承認制です。但し、返事は致しませんのでご了承下さい。

お笑いだよ、クールビズ騒動

2005-06-08 01:31:41 | Weblog
 衣替えにあわせて行なったキャンペーン「クール・ビズ」は、マスコミの協力もあってひとまずは成功を収めた感がある。
 それにしても、閣僚達や企業トップのクール・ビズ姿をTVや新聞紙面で見るのは、もうたくさんだ。中でもおおはしゃぎの小池環境大臣の奇をてらったファッションや言動には食傷気味である。なのに、TVキャスターまでもが右へ倣えで健康センターで貸し出されるようなアロハシャツのような格好で画面に登場している。
 何で日本人はこれほどまでに「右向け右」が好きなのか。私のように昔からホリエモンの先を行く(といっても服装だけだが)人間から見ると、そんな傾向は喜劇にしか見えない。
 第一、30年前、石油ショックでパニック状態になった時、あれほど「省エネ」を呪文のように唱え、「電気を消そう」「自動車の使用を控えよう」「冷暖房を考えよう」を合言葉にしていたのは誰かと言いたい。各TV局が“自主的に”深夜放送を止めたのは、あれはなんだったのか。もうそんなことは忘れてしまったのだろう。先日「NEWS23」の筑紫さんは、30年前の“合言葉”を復活させようとしていたが、そういうTV局こそが景気が上向けば一転してエネルギー浪費に走った過去への反省をきちんとすべきなのにその気配すらもない。
 それじゃあ、お前はどこまでやっているのかと言われるかもしれない。
 その点ガンコな私は合格点をもらえる生活をしていると自負する。
 先ず冷暖房だが、昨夏はパートナーが軽い熱中症になるまで冷房を使わずにいた。電車に乗ってがんがんにクーラーが聞いていようものなら車掌室に飛んでいく。階段の上り下りは、なるべくエレヴェーターに乗らず、基本的に6階までは階段を使う。自動車の所有は止めて自転車が今では愛車だ。
 私の自慢話に終わろうとしているが、私の言いたいのは、そんな国民全部が一斉にお祭り騒ぎをするのではなく、生活の中で家族や周囲の人間達と省エネについて話し合い、息の長い活動をする事が重要だと言うことだ。皆さんも是非、これを機会に家族で話し合ってみては如何ですか。

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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2005-06-15 13:23:46
夏の冷房もそうですが、冬の暖房の暑さにも驚きです

特に電車とデパートの温度設定の高さは特筆のも15分位で気持ちが悪くなります、海外から戻る度思うのですが

皆さん良く我慢できるな~と感心しますね、数年前に

こちらの友人と共に帰国した折、彼は暑さのあまりTシャ

ツになり車内の人に笑われて私が恥ずかしいから我慢しろ

と言うは彼は真顔で一言(俺を病気にしたいのか?)

日本人は寒がりか我慢強いのかと聞いてくるので良く解らんと英語でやりとり、周りの人は出稼ぎに来た変な外人と

思っていたようです
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Unknown (キチキチ)
2005-06-19 22:08:37
大手デパートでアルバイトをしていますが、デパートの制服にはいつも矛盾を感じています。それは夏場でも女性の制服はいつも黒いブレザーを着用しなければいけないことです。しかも売り場にはエアコンの効く位置ときかない位置とあり、エアコンの効きにくい位置にいると悲惨です。とにかく暑くてたまりません。出来るだけ地球のことを考えてエアコンを使用したくないのであれば、デパートの制服着用も考えるべきだと思います。デパートはどこも食料品の売り上げが7割くらいと伺っています。かつてのようにブランド物が売れなくなっている今、そんなにちゃんとした制服ではなく、季節に応じた服装に早く切り替えて欲しいものです。
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