死んだら終わり
強い気持ちで表した思いも
死んだら軽んじられる
〝もう嫌だ!〟
〝歌って貰いたくない!〟
〝人間として失格だ!〟
川内康範が
きちんとしっかり怒った「おふくろさん騒動」
亡くなってまだ数ヶ月
遺族の意向で
歌っても良いと言うことになった
〝何があっても森とは妥協しない!〟
〝おふくろさんは自分の歌だと言ったときが終幕だった〟
心血注いで作った曲を勝手に変えた
そこから起こった騒動
仏心で許しては?との問いに
仏心があったから10年我慢したと言った
高齢者が激怒すると
時に哀れで
時に滑稽で
周囲はそれを
恰も歳のせい
一時の興奮
とばかりに笑いながら見ている
死んだら終わり
強い気持ちで表した思いも
生きている者の解釈に変えられる
はたして故人は
振り上げた拳を下ろしたかったのだろうか
いや多分
草葉の陰で
ステッキを振り回し
激怒していると私は思う
最新の画像[もっと見る]
私は気に入らないのです。
息子のように思っていた思いと、単に軽く考えていた思いの無さがすれ違ったんでしょうね。
長い経緯が有るようです。
森進一という人は言葉も足りない人で、随分不義理もしていたようです。分かりませんけどね(^_^)
ただ、あんな強い意志を遺したのに・・・と思うと、故人が可哀想になるのです。
没後1年ぐらいは自粛すると思います。