片隅の秋

2006-07-31 22:26:31 | 季節の中で
桔梗が咲き始めています。
梅雨明け、真夏日、熱中症、まだ夏ですよね。

いいえ、もしかしたらもう秋なのでしょうか。
緑深く繁ったななかまども、その一角が隠れるように紅葉している。


思えば

2006-07-29 07:36:05 | 折りに触れ思うこと
いつ観ても 何度観ても
飽きない映画がある
いつ聴いても 何度聞いても
飽きない音楽がある
いつ会っても 何度会っても
会いたい人がいる

これらは私にとっては
不朽の名作であり
感動し 陶酔し 憧憬する

しかし
神様は残酷にも
人を朽ちさせる

美しく聡明だった私の師は
哀しく朽ちて行き
名作の一片が欠けた

今日も穏やかな朝が来た

2006-07-28 06:14:40 | 季節の中で
与えられた仕事をこなすように
残された日々を数えるように
意識しながら
日を送る

一日の始まり
晴れた朝がそこにあると
それだけで救われる思いがする
この恵みに感謝して
今日起こる何事も
それは
風と流せる
そんな気がする


私のカメラ知りませんか

2006-07-24 21:59:17 | 折りに触れ思うこと
捜し物が見つからない
見つけやすい物だけど
車の中も 
部屋の中も
探したけれど見つからないのに
まだまだ探す気でいます

ん? それより酒に溺れませか?

酔いの中へ酔いの中へ
行ってみたいと思いませんか うふふ・・・だって?

・・・冗談じゃない!
捜し物が見つからないんだ
カメラなんだけどね




捜し物が見つからない
這いつくばって這いつくばって
一体何処を探しているのか
探すのを止めたとき
見つかることも良くある話さ

そうなの
諦めて買ったとたん
見つかったんだ
数珠なんだけどね






高いと思う買い物ですが

2006-07-23 00:16:13 | 出来事

どう頑張っても自分では出来ないことでも、放って置くわけにはいかず、
たまたま目にしたチラシ
                  “困りごと、何でも引き受けます”
                
 町の便利屋さん

              基本料金 
                1時間 
               ¥3,000 
               +出張費                                             
この出張費というのが2,000で、結局は1時間5,000 
頼んだ作業の内容からすれば高いと云えば高い。
そんなことも出来ない?と思われるかも知れないけれど出来ないから仕方がない。
何のことはない切れた蛍光灯の取り替えと、金具がとれて外れた戸棚を戻す事。
癪だけど汗だくになっても出来なかった。以前もこの一カ所の蛍光灯だけはどうやってもカバーを外すことが出来なかった。

ものの数十分で終わる仕事、でもついでに蛍光灯の掃除もして貰い
1時間を消化してもらった。
今日も又、自分で直そうとして物を逆に外してしまい、
又依頼した。10分で終わった作業だったけれど今日は終わったら早く帰って欲しかった。こんな事にお金を払う人なんてあまりいないのではないかと思うと何だか自分に腹立たしい気持ちになる。

雑用を頼める知人はいないし、
そんな些細な状態に気持ちが晴れないのなら
やはり売っている人の手を買うしかないのだ。


夏だ

2006-07-15 15:09:16 | 季節の中で

思いがけなく三日も真夏日が続いている
気持がちすっきりする暑い夏

夏の日の 街の喧噪もなぜか好きだ
開け放した窓から聞こえる車の音
乾燥した舗装の上を走行する車の音は
サーキット場のそれの様に
乾いた高音で通り抜けていく


 

湿った 萎えた カビくさい自分が        

生きが良くなる夏だ                 

 


暮れようとしている今日という日です

2006-07-12 18:38:00 | 折りに触れ思うこと

 街でスケルトンの身体をした男性を見た。
心臓に少し毛が生えていたけれど、腹は白かった。
「繕うことがないから楽だよ」と言った。

一方で、鉄面皮の女性に会った。
「暑くもないし寒くもないわよ」と言った。

   どっちも生き易そうだと思った。

なんてつまんないこと考えて・・・(ちょいと良い気分なもんで)

さて、気持ちの良い夕暮れ時です。
開け放した窓からは、心地良い風がカーテンを揺らしています。
空は、所々ピンクがかった薄いグレー。

今から明日が楽しみです。今年始めての真夏日になるらしいです。気温31度の予想・・・待ちこがれていた夏!夏!夏! 


今日は 初夏

2006-07-08 23:33:07 | 季節の中で
初夏を感じる日だった

ホラ 今日は天気がいいよ
見てごらん 花咲いてるよ
外へ 出てみようよ

あまり出かけない人に 声をかけ
外へ連れ出した

「あンな! あそこに 桃成ってるぞ」
  えっ 桃なんて ある?
「ほら 見てみれ!」

小さな青い実 みっつ てのひらに
  これ 梅 だよ
「そうか 梅か」

  外 気持ちいい?
「気持ち良い風呂だね」
  ここお風呂なの?
「そうだよ!」
  ああそうか 日光浴だもね

あはは~  

良い笑顔 初夏の昼下がり 








こんな風に

2006-07-06 06:31:40 | 折りに触れ思うこと
朝 目覚めると すぐ時計を見る
そこから 起床時間までのカウントダウンが始まる
この うだうだとした時間も 嫌いではないけれど
休日の朝の 何も課さない時間を
ダラダラと貪る
これが いちばん好きだ

ベランダの手摺りに
小鳥が飛んできて留まり
怪訝そうに こちらを伺っている
レースのカーテンを 少し引くと
同時に飛び立ってしまった

出かけた先で 知人を見かけ
「こんにちはぁ~」
この日発した 唯一の言葉

こんな風に 一日が終わる

今朝 再び小鳥がやって来た

空は 灰色
 




夜勤明けの一日・・・眠たい!

2006-07-04 21:09:22 | 出来事
病院から外へ出ると
一瞬めまいがした
 
心だけが浮き上がり
自分を見つめていた

空虚なのに満ち足りて
未知なのに理解があって

静かで不思議な気持ち

行き交う見知らぬ人さえ懐かしく
目に触れるあらゆる物が愛おしく

さて私は何をすればいいのだろう




と、こんな心境を予測をしていました。肺ガンかもしれないなと。
先月末、人間ドックで「胃から出血 肝のう胞最大97㎜ 右肺野に異常陰影」
それで今日肺の再検査をしてきました。結果は今のところ危険因子は見つからないとのことでしたが、特別にあぁ~良かったと言う思いもありません。
思うところありますが面倒なので書きません。これも又不思議な気持ちなのです。

人生に、情状酌量の余地があり執行猶予が付きました。

             ・・・こんなとこでしょうか。










この青空

2006-07-01 22:33:42 | 季節の中で

ゆく月くる月

 6月が過ぎ今日から7月です。ただいたずらにダラダラと、時間だけが経過したように感じた6月でした。来る日も来る日も寒かった。日照時間が少なく観測開始以来6月としては5番目に少なく、更に降水量は平年を大きく上回ったようです。でも月末に3日連続夏日が続きました。待ちこがれていた青空でした。
立ち去る物は美しい!!

  
鳥が羽ばたき下を      夏空!       空と雲と空と雲と    
人間が流れている様 

                           懐かしく 
                           有り難く見る この空は
                           ゆく6月の 惜別の勇姿
                            
 

一年の半分が終わりました。
何とか此処にいることが出来ます。

今日から残り一年を歩いていきます。
何とか此処で一年の終わりを実感出来ればと思います。