ひどい天気、これでも春なのかと、ちっ!と舌打ちしたくなる。 昨日は底冷えがする寒い一日だった。 今日は強い風に雪が紛れ、時折空は明るく陽も照って、その合間に吹雪の様に風に混じって雪が飛び交う、泣き笑いの様な天気。
そのせいではないけれど、いつになく胃痛だったり膝痛だったり頭痛だったりで、神経たかり?の気晴らしに、歌を唄って来た。
案山子
元気でいるか 街には慣れたか
友達できたか
寂しかないか お金はあるか
今度いつ帰る
城跡から見下ろせば 蒼く細い河
橋のたもとに 造り酒屋のレンガ煙突
この街を綿菓子に 染め抜いた雪が
消えればお前が ここから出て
初めての春
手紙が無理なら 電話でもいい
金頼むの 一言でもいい
お前の笑顔を 待ちわびる
お袋に聴かせてやってくれ
元気でいるか 街には慣れたか
友達できたか
寂しかないか お金はあるか
今度いつ帰る
山の麓煙はいて 列車が走る
木枯しが雑木林を 転げ落ちてくる
銀色の毛布つけた 田圃にぽつり
置き去られて 雪をかぶった
案山子がひとり
お前も都会の 雪景色の中で
ちょうどあの案山子の様に
寂しい思い してはいないか
体をこわしてはいないか
手紙が無理なら 電話でもいい
金頼むの 一言でもいい
お前の笑顔を 待ちわびる
お袋に聴かせてやってくれ
元気でいるか 街には慣れたか
友達できたか
寂しかないか お金はあるか
今度いつ帰る
寂しかないか お金はあるか
今度いつ帰る
さだ まさし
唄いながらちょっと胸が詰まる。 良い歌、好きな歌。