落ち葉の舞う音

大きな柏の木
突然の風に　ざわざわと揺れ
乾いた葉が　カサカサ音をたてながら　
舞い上がり　舞い落ちる

１０月の終わり　秋晴れの昼下がり
公園を歩いて見た

やっかいなもの

心・・・
タンパク質
ビタミン
カルシウム
これらの物で出来ているなら
弱ったときに補給して
いくらでも元気になれるのに

心・・・
形のない
目に見えない物で出来ているから
傷ついたり
痛んだり
病んだり
壊れたりしても
どうして良いか分からないから
なかなか元に戻れないんだ

人はそれぞれに　自分の心を抱え
時に　遠くから取り巻くように心を伺い
時に　内にこもり心を閉ざし
それでも自分なりに折り合いを付けながら
生きているんだ

心を上手に扱って
楽に生きていける人もたくさん居るけれど
心に手こずって
立ち止まり
うずくまり
壊れていく人も
たくさん居るんだ

そんな人は　他人よりも
たくさんの時間が必要になるのだけれど
でも　他人よりも
心が柔らかいから　
花や　風や　空や　空気や　
言葉や　音楽や
すぐそこにある他愛ない物に
ふう～っと　救われるときが
たくさんあるんだ

ゆっくり歩いて行こう
誰か　手をつないでくれる人がいたらいいのにね

いつの日もそうありたいと

一日を終え
眠りに就くとき
穏やかな心であれば
それが
しあわせ

控えめな存在の強さと美しさ

窓辺で
ひっそりと咲く
ブーゲンビリア
頂き物で
さほど気にかけず
ベランダに放ったらかし

枯れ始め
慌てて水やりをすると
日に日に緑を取り戻す
寒くなり
中に入れると
苞の部分が色づいて
次々と花になる
こんな可憐な花だったなんて
気づかなかった

黄昏れて

冬支度
夏の支度も、秋の支度も要らないけれど、
冬支度・・・実際にしなければならない作業と、
迎え撃つ心構えでしょうか。

大自然の中に、住まわせて貰っている人間達ですから、
その営みには文句を言えません。

昨日は、身震いするような氷点下の朝でしたが、
晩秋の佇まいの中、美しい朝焼けに染まっていました。

今日は不機嫌そうな空です。
さて、ファイターズは今日も勝つのでしょうか？

やはり負けでした

北海道日本ハムファイターズ、負けました。
初戦でのダルビッシュ有は少々心配でした。
監督采配もあるでしょうがまだまだ未熟、川上憲伸の相手ではないですよね。

私は金村に期待しています。
シーズン後半、ヒルマン監督を批判してプレーオフでは出場出来ませんでしたが、
満を持していることでしょう。

どちらが勝っても嬉しいのですが、
あのナイスバデーで便器と同じ真っ白い歯の、新庄剛志に優勝の花道を
歩いて貰いたいと思っています。

移ろいの中に取り残されて

朝靄の夜明け、家々の屋根が霜に濡れて現れる。
やがて眩しく日が射し始めると、屋根はキラキラと光り出す。

朝から天ぷらを揚げる。
余った野菜の整理。
カボチャ、セロリの葉、ししとう。
用がなければ、朝から呑みたいところだ。

刻々と秋は深まり
見慣れた街並みが、まるで見知らぬ街並みのように
色を変えてゆく。

出先で会った友人はシックに装っていて、
初対面のように新鮮な匂いがした。

季節も時間も人も移ろっていくのに
自分だけが鈍重な気がした。

秋 もう少しとどまっていて

寒い朝　ストーブを点けた

外は初霜　車は凍っている

しまった！

アイドリングの　暇はない

車の　冬用グッズは物置

取りに行く　時間はない

両の手を　フロントガラスに置くと

まだ薄い氷は　儚く溶けていく

ひと肌で　車の氷を溶かし

ＧＯ

こんな朝

これからは　毎日がこんな朝

落ち着かない秋の日

空の色模様が
目まぐるしく変わる
青空と白い雲
灰色と俄雨
合間から太陽

今日も秋の空

穏やかで良い朝です

空の高いところから青空が広がってきています。
空気はひんやりとして、半袖の二の腕が寒い。
何かと気忙しく過ごして、１０月も早半ばを過ぎました。

早い早いと言葉にする側から、
又ひとつ
何かが足早に通り過ぎていきます。

今、家並みが太陽に輝きはじめました。
休日の朝、いいお天気で明けるとそれだけでも、
良いことがひとつ。

私も気持ちはビールかけと美酒に酔い

昨日は目まぐるしく変わる天気に一喜一憂しました。
明るい朝から突然の雨、止んだかと思えば雷鳴とどろき、
突然スコールのような雨。
女心か男心か解りませんが、秋の空は同様に変わりやすいものです。
秋を感じてからはその深さは刻一刻と早まり、
私の日常の背景も山吹色に染められた様です。



さて、プロ野球では日本ハムがリーグ優勝しました。
道民としては嬉しいですし、経済効果の上でも喜ばしい出来事です。
後はもう一つ勝って日本一ですね。
中日の落合監督も可愛らしい顔でうれし泣きしていましたけど、
ここは譲れないですねお互いに。

でも・・・名古屋は好きですし、味噌煮込みうどんは大好きですし、
ナゴヤ球場で中日を応援してきましたし・・・
う～ん
緊迫した良い試合をしてくれたらどちらが勝っても良いかな？？
と、思う事にします。

激しかった雨が優しい雨に

暴風雨の中、ワイパーを最速で回し、時には風でハンドルを取られそうになりながら、結婚式から帰ってきました。

今、不思議に静寂です。窓の外街路樹は静かに真っ直ぐに立って
雨だけが心ゆくまで降り続いています。

灰色の空だけれど

新しい朝が来た
昨日の自分から
今日の自分へ

カーテンの向こうに
朝を確認すると
それだけで嬉しい
又　安心して
眠りにつける

濃く淡く色づいて

草木や花々の営みが羨ましいと思うのです。
まるでバトンを受け継ぐように、それぞれが全盛を終え次ぎに引き渡す。
今、ススキが銀色の葉を波の様にうねらせて、美しく風に光っています。

人間にも毎年必ず自分の出番がやってきて、誇らしく咲く事ができたら、
「美しい国日本」いいえ、世界中で起きている戦いも消滅するかもしれません。

今夜は「待宵月」うっすらと傘がかかっていたのですが、
今は全く見えません。
明日は「十五夜」どうやら雨のようです。

時の過ぎゆくままに

　右を見て　
　左を見ている間に　
　風景が　変わる
　
　ぼぉっとしてると　
　時に　追い越されてしまう 　
　何をしたらいいのか　分からない


１０月だと思っていたら、早や３日になってしまった。
急がないと間に合わないと思ってしまう。
気持ちだけが、追い立てられている。
 
だからもう今から、春が待ち遠しい。
明るくて暖かくて花がいっぱい咲いている所、
丹波哲朗さんの所？ではありませんが、行きたいな。