無理を頑張る事

2012-06-09 16:35:24 | 折りに触れ思うこと
三笠宮寛仁様が亡くなった、まだ66歳、47歳で突然死した高円宮憲仁様とは兄弟。 宮家と思うと、こういうめぐり合わせの血筋が何か謎めいてというか因縁めいてというか不思議な気もする。

叔父である天皇陛下と美智子皇后はさぞ悲しんでいるだろと先ず思った。  気高く慈悲深い両陛下の、寄り添う様に互いを気遣う姿に「おいたわしい」と思ってしまうのだ。  最近、雅子様の病気療養の長い年月の経過にちょっと感ずるころがある。 「適応障害」という心の病気、完治するのだろうか。 表面上は分からない心の病は理解されにくいし誤解もされやすい。 それはよくわかるけれど、もうそろそろ少し無理をしてほしいと思う様になった。 体調がベストコンディションでなくてもちょっと無理をしてもらいたい。 だって、公務に明け暮れる天皇陛下の体調がベストである筈がない、どれほどの無理をしているかは察するに余りある。 うつ病の人には特にだけれど、心の病に苦しんでいる人に「頑張って」は禁句。 だけど、愛子様不登校の時は毎日頑張って付き添って登校していた。

「雅子さんのことは僕が全力で守る」と云った優しい皇太子様には是非、体調も万全でない両陛下のせめて心痛の一部を和らげる親孝行をしてほしい。

私も以前、心が少し病気になった事がある。 人ごみの中に行けなかったし車の運転が出来なかったし長く立っている事が出来なかった。 夕闇が近づいてくると襲われる様な不安を感じ叫びそうになった。 今も夜が嫌いなのは同じ、時々息苦しくなり薬を飲む事もあるけれど、当時の部署の仲間に恵まれ、たくさんの協力を得て元気になった。

公務をなかなか努められない雅子様には、無理をするという事に少し頑張ってもらいたい。
病気に対する無理解な言葉かな~?