Regent St(リージェントストリート) Google Map
建設年:1814〜25
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リージェントストリートは、19世紀前半にショッピングストリートとして計画的に造られた道だそうだ。当初から道と沿道建物が一体的に建設され、ピカデリーサーカスからカーブした美しい通りが接続し、人々を誘う。
Regent St(リージェントストリート)
カーブした道を先へ進むと、北の方へ進む真っ直ぐな道になる。ロンドン市内の道はあまり広くないため一方通行が多い。リージェントストリートもカーブした部分は対面交通だったが、直線区間は一方通行だった。とはいっても、歩道は比較的広く取られている。十分な幅の歩道を取るために一方通行にしているということなのかもしれない。
2階建てバスが採用されているのも、狭い道が多いからだそうだが、一方通行が多いので、バスも行きと帰りでは全然違う道を通ったりする。だから初めてだと、バス案内を持っていてもしばしば間違えてしまう。私たちは一日券を持っていたので、間違えたらどんどん降りてまた別のバスに乗る、ということを繰り返していた。
まちなかの建物のほとんどは、少し暗めの石材で造られていて、冬のどんよりとした天気の中、薄暗い印象になってしまっているが、その風景の中を真っ赤な2階建てバスが横切っていく。かなり鮮やかな印象のバスだが、この無彩色系の風景の中では、ちょっとだけ気分を高揚させるワンポイントの要素になっている。
人々の服装を見ていても、ど派手な赤いコートを着たおばちゃんなどを時々見掛けるが、それもこのとても地味な背景の中ではきれいに見える。対して、日本の町は建物が派手なので、そこに派手な衣装を着ると、混乱に拍車をかけてしまうようだ。日本とは地と図がやはり逆なのかもしれない。
ヨーロッパ旅行記 1993.2.28〜3.21
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