シベリア鉄道・深夜の途中駅にて
午前1時頃になってようやく就寝。しかし暑くてなかなか寝つかれない。ごそごそやっているうちに午前2時頃になってしまい、次の途中駅に列車が停車する。通路にあるタイムテーブルを見ると、停車時間は約12分間。そこで私は単独で列車を降り、駅の様子を見ることにした。
シベリア鉄道・深夜の途中駅にて
カメラを持って外に出る。空気が張りつめたようで極めて寒い。ホームに屋根のない小さな駅は、明かりがいくつかついているだけでとても暗い。しかし列車には暖かそうな灯りがともっており、何だかとても嬉しくなる。カメラを構えて列車と駅を撮ったが、暗いので露出が長くなり、手ブレ寸前だった。よく見ると列車の前部からは蒸気のようなものが出ている。架線がないようなのでディーゼル車なのだろう。ハバロフスク近辺は電化されているが、途中の田舎区間は電化されていないらしい。
寒いのと、いつ発車するかわからないので早々に車内に戻る。その後、心地よい疲労感に襲われて、私もようやく寝ついた。
1992年10月 ロシア日記・記事一覧
#鉄道 #夕景・夜景
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