2011.4.2 土曜日
以前から予約をしていた三谷幸喜さんの新作&演出の国民の映画を観てきました。
震災があって気分的にどうかな?と葛藤もありましたが
久しぶりに気晴らしも兼ねて、そしてpecoさんともいろいろお話もしたかったので行っちゃいました。
舞台は1941年のドイツ・ベルリン。 ヒトラーが政権を持っている時代の話。
そんな物騒な世の中でも芸術を楽しむことは理解されていて、映画関係者が理想の映画を求めていく。
しかし理想だけでは上手く進行するわけも無く、戦争中の芸術とは?と最後には重い内容で終わりました。
三谷作品らしさ全開でベテラン俳優人たちのお芝居は贅沢な極みでした。
ただこの内容が、今回の「震災がありながらも芸術を楽しむ」事への葛藤とリンクしているようで
なんとも不思議な気持ちで劇場を後にしました。
実際、終わり5分ほど前で結構大きな余震があり、場内は張り詰めた空気になりましたが
舞台上の俳優はしっかりとお芝居を続行していて、観客はすぐに引き込まれました。
素晴らしいプロ根性を見ましたよ。
そしてランチでは久しぶりの飲茶で満足しました。
パワーをいただきました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます