あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

TBS「サンジャポ」呆れた変わり

2007年10月14日 | ボクシング
【TBS「サンジャポ」の呆れた変わり身】

亀田一家を「サンジャポ・ファミリー」として
取り上げて擁護して持ち上げてきた「サンデージャポン」。

そのヨイショぶりに
「しょせん、爆笑の太田も電波芸者だな」とか
「テリー伊藤も、勝ち馬に乗るのが好きなオヤジだな」とか
「高橋ジョージも・・・」とか
これまでも呆れさせて貰ってたが

さてさて、
「亀田大毅の反則三昧の末の大敗を受け、どう取り上げるのか?」
「まだ擁護するのか?」
「興毅あたりをゲストに呼ぶのか?」と
チャンネル合わせてみたら

「勝った内藤チャンプはこんな人」
・・・と
内藤チャンプ&妻子をスタジオに呼んで紹介してましたよ。

苦労人・内藤にスポットライトが当てられるのは嬉しいが
なんと言う節操の無さよ。

大毅の「勘違い」の原因には
あんたらの「ヨイショ」も含まれているんですけどね。

まぁ、以前も思ったけど
「胴上げは高く上げた方が、床に落とす時おもしろい」からね。

ゴア氏にノーベル平和賞

2007年10月13日 | 生活
【ゴア氏にノーベル平和賞】

環境保護活動(温暖化対策)が認められたようで・・・
温暖化促進大国での活動は御立派な事ですからねぇ

でも
このテの活動って「負け組」がやるんだよねぇ・・・
大統領選で勝ってたら「二酸化炭素を排出する側」に付いてたと思うよ。


ブッシュは負けても「環境保護活動」なんてやってないと思いますがね

感想:河野公平vsエデン・ソンソナ(比)

2007年10月12日 | ボクシング
河野公平vsエデン・ソンソナ(比)

2007年10/6は、東都でも「河野vsソンソナ」のOPBF戦が行われたりして、好カード・デーでした。

WBA世界4位の河野公平(26才)が判定で新王者となり、ワタナベ・ジムは内山に続き、東洋太平洋王者が誕生。
サウスポーのエデン・ソンソナ(比)に、要所で右ストレートをヒット。断続的に圧力を掛け続け、2-1で判定勝ち。

ソンソナにパワーが無くて助かった感じですかねぇ。
1Rのスリップはパンチ貰ってたから、(ノーダメージとはいえ)ダウンに取られずラッキーでしたが。まぁ、直ぐに攻勢に出て打ち消した河野も上手かったかな?

色んな意味でイイ相手でした。とにかく上手かったし、足もあったし。
ただ、18才という若さゆえの線の細さもあって、河野の攻勢でロープに詰るシーンあったから、ポイント勝ちは納得。
採点は・・・韓国審判の好みであろう河野にポイント行ったのは予想通りかな(8ポイント差には驚きだが)。
私は小差で河野。ベガス式の採点だったら相手の手が上がるかな?

とにかく、ああいう上手い相手と戦ったのは、凄くイイ経験になったのでは?
中身の怪しい“快勝”より、意味がある接戦だったと思います。

さよなら絶望先生、2期決定!!

2007年10月11日 | アニメ・特撮
【さよなら絶望先生、2期決定!!】

週刊少年マガジンのセンター・カラーでも
週刊少年マガジン公式HPや
スターチャイルドの公式HPでも
http://www.starchild.co.jp/special/zetsubou2/index.html
正式に発表になりました

ああ嬉しい
来年新春って言ったら、すぐですよ

DVDの売れ行きが良かったのも2期を後押ししたのか?
ホント、楽しみです

定着したキャラが動き始めるだろうし
もっと動いて欲しいキャラもいる

久々の朗報・・・



まぁ、も少し あの「自己満足的演出」を何とかして欲しいけどね
受け手の事を もっと考えてよ・・・的な演出

キャラの雰囲気を出そうとした喋り方やって、結果「なに言ってんだか聞こえない」声優さんとか・・・(ことのん&初期のカエレ・・・)

※画像はDVD2のパッケージ(少し前の日記のは「1」パッケージ)
DVDは買ってません すいません
でも見たい人にはオススメします

順調に3・4・・・と出るみたいです

『さよなら絶望先生 1巻 特装版』(KIBA-91470 \7,140(税込))
2007年9月26日発売
 
「封入特典」
絶望デジパック仕様/絶望エンドカード・絶望カルタカード
 
『2巻 特装版』10月24日発売予定。
『3巻 特装版』11月21日発売予定。
『4巻 特装版』12月26日発売予定。
 
「スタッフ」
監督:新房昭之
原作:久米田康治

・・・執事の「映像特典です!」のセリフが気になる
DVDでは、ミニミニにされた木村カエレの着物・・・
「チラリ」とかあるのか?

つ~か
やっぱ気になるのは“ソレ”系か、オレ・・・

内藤vs大毅 追記

2007年10月11日 | ボクシング
【追記①】
・・・で、大毅の反則については
これまた言うまでもありませんが
今回、急に反則三昧やり始めたワケじゃなく

これまでの試合でも、バッティングや押し倒しなどの前科・・・がありますなぁ。
罰せられていないから「前科」にはならないかも知れないが。

今回の試合でJBCの森田氏は「自分がレフェリーだったら反則負けにしている」とかコメントしているが

はい、皆さん思った事でしょう
「なに言ってやがんでぇ!これまで亀田家の反則を見過ごしてきたのは、手前んトコロの浅尾レフェリーじゃねぇか!」・・・と。
(まともにバッティングを注意した浦谷さんは、試合後、亀父に恫喝されてるし)

今回の大毅は、“思う通りに試合が進まない”フラストレーションで、反則も悪質化。
太腿を叩く、投げをうつ・・・などの蛮行に及び、最終回の「減点3」と観客のブーイングを受ける結果となった。

まぁ、「世界戦で外国レフェリーに裁かれたら減点される」と言われてた大毅スタイルだが
こうなる事は予想できなかったのかねぇ・・・。

メディアが作った人気者、キャリアを重ねる段階で水を差す事は憚られたのか・・・。
とうとうヒノキ舞台で恥を晒す結果になってしまった。

終いにゃ11Rインターバルで「オヤジと興毅が反則を指示している」とされる言葉がTVマイクに拾われてしまい
これまた非難轟々、JBCに処罰を検討される有り様。

迂闊な事よ・・・。
いみじくもTBSの亀田贔屓で、インターバルも「映しっ放し」「音声拾いっ放し」された結果、
要らん事まで、お茶の間に晒されてしまった。
(おもむろにオヤジが耳元で囁いたからなぁ・・・)

本人達は「要らんトコロを流しやがって」と思ってるだろうが、
“それを含めて”自分らを売ってるワケだからね。

これまた自業自得。
その騒ぎで興毅が今月末に予定していた試合まで中止になってるし
(表向きは「対戦相手が決まらなかったから」とか言われているが。その言い訳もナメてるなぁ・・・)

ホントにねぇ
放送局にも「抗議が○百件越えたら、製作者をサスペンド。または罰金」といった罰則が必要なのではないですかねぇ。

たぶん、放送局や「亀田フィーバー」を仕掛けた方々は、今回の騒ぎなど屁でもないでしょうからね。


【追記②】
あ~あ、社会問題になっちゃった
・・・・で
JBCの安河内事務局長は「ライセンスを停止した以上、選手への指導はできない」としてますから。
亀田兄弟のプライベートジムも使用禁止、協栄ジムに対して「亀田兄弟を他のジムの選手とともに同ジムで練習させ、しっかり管理する」との誓約書を求めた・・・そうで。

これで今後、亀田父は、興毅・大毅らの指導も一切禁止され・・・
「亀田家解体」のスポ紙見出しもあり。

ワイドショーでも、まるで「亀田父を教祖としたカルト家族」扱いで、笑ってしまいました。

まぁ、反省して「内藤に謝罪」したら、それは「亀田家のキャラ」じゃないし。
それこそ「商品価値はゼロ」になってしまいますから。
そんな事はしないでしょうし、「骨までしゃぶりたい」連中もさせないでしょう。

結局
観客のヤジにキレた親父が乱闘騒ぎを起こした時に(06年9月の大毅vsバレリオ・サンチェス戦)、浦谷さんを恫喝した時
JBCが、もっと厳しい処分取っとけば・・・ねぇ。

やっぱ、ここまで世論が騒がなきゃ動けなかったのかな。

なんだかんだ言って「世界戦では、少しは自重するだろう。そこまでバカじゃないだろう」と思っていたんでしょうが。

これが、思った以上の「バカだった」・・・って事でしょうな。

【追記③】
渡海文部科学相まで、閣議後の記者会見で「処分は当然。スポーツはフェアプレーの精神でやっていただかないと、特に教育上もよくない」と、苦言を呈したり。
福田首相までが、同様のコメントしたり。ワイドショーも連日、亀田騒動を伝え・・・。
見たくも無いんですけど、私自身が休日だったりして、流しっ放しのTVから聞こえてきて・・・。

――結局、JBC倫理委員会が発表した処分は
「大毅の1年間のライセンス停止処分」「父史郎のセコンドライセンス無期限停止」「長男は厳重戒告」・・・。

「反則指示」があったとされてるから、「オヤジは永久追放」「長男は半年の試合禁止」が妥当と思いますね。
次男に対しては、妥当な裁定と思います。

まぁ、私ゃファイトマネー没収が無いのが一番不満。
でも、没収したとしても、そのカネがドコに行くのか・・・。

――テリー伊藤など、「サンジャポ」メンバーは確信犯ですね。
連中は、自らの薄っぺらさを自ら知らしめたワケですから。
今後は偉そうなコメントしても「ああ、手の平返し連中が何か言ってるよ」と視聴者が受け止めれば良いだけでしょう。

【追記④】
カルロス・ボウチャン戦、今になって日刊ゲンダイあたりが「あの時も反則だった」とか書いてますが。
当時、指摘したのは文春くらいか。新潮も載せてたかなぁ・・・。
勿論、当時ウチは「ローブローじゃん!」とブッていますが。

――まさか、あそこまで色々な「危惧」を現実化してくれるとは・・・。
「亀ガード、世界では・・・」
「あの単調な攻撃では・・・」
「あの荒いボクシングでは、外人審判に・・・」
「親父らセコンドの態度、そのウチ・・・」(もっと厳しいレフェリーだったら、開始ゴング前の恫喝で親父は退場だったでしょうね)

み~んなファンや関係者が危惧した事です。なんで当事者が予測・対処できなかったの?呆れる程です。

TBSのアナは、上司に言われたか、または社内の空気を呼んだ結果でしょうか。哀れというか・・・。

鬼塚氏、自身のブログで“偏向”への反省を述べられていますが、私には何を言いたいのか分からない文面・・・。

そして、亀田父。
コメンテーターの中には「幼い頃から父親だけに育てられて」と勘違いした人も居ますが、「亀田ドキュメンタリー」の初期には、まだ母親の存在がありました。
子供を母親と引き離した時点で、あのオヤジは「親失格」だと思います。

食事を与え、外部とは遮断し、道場という閉鎖的な空間に囲い込んで・・・。カルト的とも言えるマインドコントロールぶり。

表に出ても、「取り巻きはイエスマン」「TBSらのメディアは、自分等の御機嫌とリ」で
客観性の育つ要素なし・・・。

ただし、 長男など「試合後に相手に歩み寄って親父から『なに馴れ合っとんねん!』とばかりに引き剥がされて」困ってましたから
意外と最初にマインドコントロールから目覚めるかも知れませんね。


【追記⑤】
「顔面掻きむしり」「リフトアップからの投げ」には驚愕。
最終ラウンドの投げ・・・はレフェリーが止めなかったら、フロアに叩きつけてたでしょうからねぇ・・・。
薬師寺保栄氏は「彼らが投げの練習しているトコロを見たことがある」とコメントしてたし。
(まぁ、「スパー相手をマウントしてボコボコ」なんてスポ紙記事も見たことあるし・・・)

TBSはボクシングばかりでなく、スポーツ放送から撤退したがイイのかも知れませんね。
「世界陸上」もボロボロだったし、「ショー化する演出」「偏向」甚だしいし・・・。
勝者トロフィーが「金のグラブをかたどった物」で、それを内藤選手に贈る神経には「唖然」。
・・・異常です。
何かが麻痺してます、あの局は・・・。

今回の入場時、橋の階段を降りる時に最後の段で「足がカクン」となった姿は、なかなかキュートでした(笑)。
あれがケチの付け始めだったのかも・・・。

グリーンツダの故・津田会長の奥様は
「東京に出て100%悪くなった」「こっちに居たは、良い家族だった」
と仰ってますが、あの頃は100%パフォーマンスだったんですかねぇ?

中学生だった興毅がスパー前に「井岡なんて大した事ないやん」と毒づいていたのには、良い印象受けなかったですが・・・。
(西成時代から「TV前では不遜」だったけどねぇ・・・)

まぁ、親離れは、いつか来る時があるものですしね。
基本的に先に親が先に亡くなるものだから、急にそんな事になって途方に暮れるよりイイと思います。


【追記⑥】
「身内セコンドの禁止」
これは、海外選手などでも親がセコンドに入る事あり。
・・・というか、蛙の子は蛙のパターンは内外に少なくない。国内では、越本親子・長嶋親子・熟山親子・・・。
家族一斉でコーナーに貼りつく亀田一家は異常だが。今回は亀田家のみの特殊な例であって、身内セコンド全てを否定し、WBCルールから特例を取り除くのは如何なものか?
越本隆史が世界王者となってリング上で「親父、ありがとう」と言った時の感動といったら・・・。
今回は、あくまで“亀田家封じ”のみを主眼として欲しい。
親子セコンド以前に、亀田家を増長させる芽を摘む時期を逸した事が問題なのだ。


【追記⑦】
亀セコンドの「目を狙え」コメント
普通にパンチが目や傷に入って試合が止まった場合、傷を負った方が敗者になるのがルールですから。
「正当なパンチで古傷を狙う」のは常套手段なんですよね。
普通、セコンドが「目を狙え」というのは、「目の周辺の(古)傷を打て」って事ですから
内藤vs大機戦11Rインターバル以外の「目を狙え」指示を、他の局が大きく取り上げるのは如何かな・・・と思います。前後の脈絡はともかく「言葉その物」で言えば問題ないのですから。

相手の弱みをルールの範疇内でつけ狙うのはプロとして当然ですし。
まぁ、今回は「反則してまで」狙いに掛かったからバッシングされてるけど、それなら「その部分だけ」を責めれば良いのでは・・・と思います。

亀田賛美のメディアが、今度は一斉に叩きに回って「なんでもかんでも」悪く報じる事には違和感を覚えます。
ワイドショーのコメンテーターは「(亀田家を快く思っていなかった意見が噴出して)世間は捨てたものじゃない」と仰ってますが。
なんの事は無い「これまでの持ち上げ」から「叩き」に回ったメディアに乗っかってるだけ・・・ってな気がします。

大毅選手が世界王者となったら、旧来のボクシング・ファンは多くが離れていったと思います。
地盤沈下の挙句、亀田家がコケたらプロ・ボクシング界が崩壊するトコロまで行ったでしょう。
(まぁ身内の発表会としては存続するでしょうが・・・)

当然、TBSやバックに付いてる連中は、そんなコト知ったこっちゃありません。


【追記⑧】
【大毅の良かった点】
やっぱり体のパワー、強い前進力に裏打ちされたプレッシャーは、18才離れしていた。
(河野公平と戦ったソンソナに、“あれ”があれば米国でも通用するのに・・・)
フックで頭部擦りされ、前のめりになってたのは、そういった技術をロクに体験していない「キャリア不足」ゆえか。
内藤は、目の古傷やラッキーパンチを警戒していたが、それでも「圧力に押されてる」風に見えるシーンがあった。
手数を出せず、スタミナ消費が普段より少なかったとは言え、最終回まで前進力が残っていたのは凄い。
亀田家を毛嫌いする関係者も「練習量だけは凄い」と認めるのも納得。
あと
「カーッ、ペッッ!!」と痰を吐くオヤジな姿も、18才離れしておった(笑)。

【TVで色々な関係者の“今の姿”が見れた】
①山本茂さん(元ボクシング・マガジン編集長)
 お爺さんになられたなぁ・・・。正義感は健在だったが。
 亀田側の人間からは「14位は、現在なら充分な挑戦資格者」とか重箱突つき
 されそうだが、心意気はOKです。

②大橋秀行さん
 一段と恰幅よくなられて。まぁ、露出の多い方なんで見慣れてはいるが、今回の
 ワイドショーでは「元WBA・WBCストロー級王者の…」と紹介され現役時代の
 写真まで出されてたから、改めて「別人だ…」と思った次第。

③北澤鈴春さん
 北澤ジム会長にして、東日本ボクシング協会の要職に就任。
 これまた、一段と恰幅よくなられて、頭髪も・・・。
 この方が、かの鬼塚勝也氏と同じ「1970年春生まれ 1988年プロデビュー」と聞いたら、
 信じられない人もいらっしゃるのでは?
 しかも、鬼塚とは日本タイトルマッチで対戦、日の出の勢いのホープに5RでKO
 されたが、「心が折れない戦い振り」「劣勢での食い下がり振り」が観戦者の心を
 打った事など・・・知らない人の方が多いだろうなぁ。

※鬼塚氏コメントに乗じて「彼自身もタノムサク第1戦で、故・白井先生に『強い相手
  と戦っていない』と言われた」と書き込んだワタクシですが
  国内試合では、堂々とランカー相手に圧勝しておりました。中島俊一さんも世界挑戦
  経験ある選手だったし。その辺は亀田家とは一線を画したいと思います。
  まぁ「ホンモノの世界ランカーとの対戦」が世界戦で初めてでアップアップ・・・
  って意味じゃ興毅と大差なかったが。

 その後、頑張り屋の鈴春選手は、小池英樹とのホープ対決でも異様な頑張りを見せるも
 KO負け。
 ダウンしても何度も立ちあがり、相手に向かっていく姿は感動的であったが、その分
 ダメージも受けてしまい、後に日本王座に就いた直後に網膜剥離が発覚、王者のまま
 引退・・・と言う事になってしまった。
 まだ、20代の前半。
 どうも「その当時」の印象が強いから、北澤会長の現在の姿とのギャップに困惑…。

 同年代の鬼塚氏が、やはりジム会長となりながら「現役時と大差ない風貌」を維持
 しているのとは対照的。

 いや、やはり「人を動かす」のに貫禄は大事なのだよなぁ・・・。

感想:「内藤大助vs亀田大」

2007年10月11日 | ボクシング
内藤vs亀田大、試合としてはどうだったか?

第1ラウンド
まず、腕を伸ばして相手を押さえたまま旋回する内藤チャンプに、少し落胆。
これって「強いジャブで相手を突き放す事」を放棄した姿勢だから。

ガード上げたまま前進し、手数の少ない挑戦者は、いつも通り。
内藤は右フックを側頭部に叩きつけ、横へ動く。
そしてボディを叩いてクリンチ。

大事に戦ってるな・・・と。バッティングにも気を付けてるのかな・・・と。
返しの左フックを警戒してるんだろうが、なんか「相手を認めて戦ってる」ようで不満。

内藤が上から後頭部を押さえると、簡単に下を向いて、パンチの打てない姿勢になってしまう大毅。
フィジカル強いんじゃなかったのか?

大毅の右からの左フックが軽く王者を捉える。
一瞬、打撃戦ペースとなり内藤の左フックもヒット。こちらの方が強烈なヒットに見えたが、大毅は平然と反撃パンチを空振り。
やっぱ兄よりは数段タフそう。



CM空けのスロー映像、第1R唯一と言って良い大毅の左フックのヒットが流される。
もう、どっち贔屓か一目瞭然(試合前から分かってますが)。

内藤、幻惑動作からアッパーでガードの真ん中を突き上げる。
しかし、相手の迎え撃ちを警戒してか、本当の強振は出来ず。
ど真ん中を打ち抜く強烈なワンツーも皆無。

・・・これにも落胆。この辺、内藤は退化したのかも。
前フリで見られたポンサクレック第1戦のクイックリーな動きから比較しても、スピードが落ちている。その衰えを持久力と変則の試合運びで補っているのが、今の内藤なのか。

正直、王者も褒められたデキでは無かったと思う。

内藤の「横殴り&クリンチ戦法」に対し、反撃パンチが出せない・当らない大毅が、しきりに首を振る。
予想外なのか?でも、そんなに簡単に打撃戦に付き合ってくれると思っていたのか?

内藤の変則ダックにパンチが空を切る大毅。
この辺、内藤の動きは前戦のポンサクレック挑戦試合と変わりは無いのだが・・・。
亀田陣営、ちゃんと相手を研究したのか?
挑戦者、また首を傾げてるし・・・。

そりゃ、18才にしては前に出る強さはある。内藤は圧力を感じてる風だ。
左フックも速いし、内藤が強く振るフックはカバーしている。
(ボディには食ってたが、顔面には予想以上に被弾が少ない)

一部で揶揄されてた、「8回戦クラス」にしては善戦している印象。
反面、「ファイトマネー1億円」と言われると「この程度でか!?」とムカつくが・・・。
(まぁ、“商品価値が全て”と思ってる方々が決めた値段ですからなぁ)

公式判定が、まず4Rで発表される。
「王者優位」のアナウンスに「ホッ」。盛り上がる会場。どうやら内藤応援の方が多そうだ。
WBCで良かった・・・。

内藤もクリーンヒットが少ないが、挑戦者は手数もクリーンヒットも少ない。
解説の鬼塚氏が“保険かけてた”みたいに、
公式ジャッジがムリヤリ「挑戦者の1発の迫力が上」とかいって逆に点けてたら・・・・と不安だったのよね。

内藤の後頭部押さえで前のめりになる大毅、そのまま内藤にタックル・・・そんな光景が増える。
両者、もつれて倒れ込むシーンも。
なんか、見栄え悪過ぎ・・・。これが「世界タイトル」か?

大毅が頭から入る。ボディーブローが低い。揉み合ってグラブで顔を擦りつける。
一方の内藤が「凄くクリーンに戦ってるか」というと、そうでも無く。
「ボディ&クリンチ」の時は頭が低い。相変わらずグラブで相手を押さえる・・・。

パンチの応酬が少ない。目の醒めるようなクリーンヒットも殆ど無し・・・。
なんか、辛い試合になってきた。

そして、内藤の右眉(古傷)がカット。
レフェリーの判断は「ヒッティング」によるもの(!)。

ああ、まずいよ。
これで以降「バッティングで傷口開いて」も、最後にちょっとグラブが触ったら「ヒッティングで続行不能」・・・とかあるよ。
そしたら「大毅、TKOで新王者」だよ。

亀田陣営や協栄やTBSの目論みは「それ」だろう。
どんなに経緯がブサイクでも「ルールに則って」の勝ちならば、既成事実として押し切れてしまうからな!

・・・しかし。
ファンの心配をよそに、内藤チャンプはセコンドの止血と、以降の試合運びにて、傷の悪化を回避。
最終ラウンドのゴングへ滑り込んだのでした。

言うまでもなく、終盤は挑戦者の見苦しい「悪あがき」があったが。
最終ラウンドには「亀ガード」を崩して打ってきたのだから、内藤にも「1発」を決めて欲しかったが、そこは最後まで大事に戦われたようで・・・。

しかし
終盤、大毅の勝機が無くなった時点で、解説の鬼塚氏が発したコメントは凄かった!
「元はと言えば、無謀な挑戦なんですよ」
「大毅選手、これといって実績も無いし」
「18才でここまでヤってるだけども大したもの」

・・・おいおい!今更さらソレは無いだろう。
まぁ、鬼塚さん自身も「有利」と言われた初世界戦で、予想以上にちゃんとした世界ランカーだったタノムサクの技巧に苦しんでるところを、今は亡き白井義男先生に言われちゃってますからなぁ

「鬼塚も、これまで本当に強いのとはヤってないから」・・・と。
(あの時も、「白井先生、そんなコト試合前に言って下さいよ!」と思ったモノだが・・・)

そんな状況なのに、試合の後半も“CM前に映ってる”のは大毅の表情。
TBSにとって、“どっちが主役か””どっちに勝たせたいか”一目瞭然。
(まぁ、それも以前から分り切ってる事ですが。HDDでCMカット編集された方は、チャプター毎に「大毅の顔」「大毅の顔」「大毅の顔」が映ってて驚いた事でしょう・・・)

そんな事も含め・・・
色んな意味で「呆れた世界戦」でもありました。

感想:「木村章司vs三浦数馬」

2007年10月10日 | ボクシング
「木村章司vs三浦数馬」

H19年10月8日に後楽園ホールで行なわれた好カード。
Sバンタム級のベテラン実力者と新鋭の対戦は、1位の木村章司(花形)と5位の三浦数馬(ドリーム)が初回からダメージング・ブロー炸裂ありの熱戦。

三浦が、いいペースでスタートしたかに見えたが、木村が一瞬の隙を付いて右フックを叩きつけて相手をグラつかせ。
インターバルでも余裕の表情の木村、第3Rには左フックを決めてダウンをスコア。
(これは解説の川島郭志氏も褒める、近付きざまの死角パンチでした)
しかし、新鋭・三浦も盛り返し、試合は三様のドローとなった・・・・と。
ダウンの分、木村優位の声もありますが、迎え撃ち姿勢が消極的に映ったか・・・。

木村の上手味も光ったが、以前の足を使ったボクシングと、最近はガラリと変わってるのよね。
攻める姿勢は良いが、せっかくの技術だから混ぜ合わせを見せて欲しい。

三浦は・・・
“好素材”云々以前に、あのアゴを何とか出来ませんか?
首細いのにアゴ上がってるし、口の締めも甘いし。ガードも甘いし。

クラッシャー三浦氏は、ワールドでの連載も良い事おっしゃってるし、長所を伸ばす姿勢も素晴らしいと思うのだが。

アレは、いただけない。
あの構えじゃ、上を狙う云々以前・・・と思えてしまいます。

エリカ様、謝罪

2007年10月09日 | 芸能
【エリカ様、謝罪】

映画の舞台挨拶で不機嫌モードを炸裂させ
一気に話題を振りまいた沢尻えりか様だが

まぁ、ここまでネタを提供してくれたキャラも滅多に居ないので
その辺は貴重とも言える。

当分は酒席で「別に・・・」って言うだけで笑いが取れる・・・みたいな。

でも、えりか様はブログで反省文をUPしちゃってるのね。
謹慎の意志さえ感じられる文面だったようだが。

きっと自分で問題の映像を見て「格好ワル!」と気付いちゃったんだろうね。

「なんだこの服、ダサ!」
「原始人かよ!?」
「色々(?)頑張った割に、自分って見た目が可愛くない!」
・・・・とか。

内藤大助vs亀田大毅

2007年10月08日 | ボクシング
内藤大助vs亀田大毅

「好カード」とは、とても言えないが。注目の試合ではある。

2007年10月11日、内藤の初防衛戦
世界WBCフライ級タイトルマッチ、いよいよゴングが近付いて参りました。

高い身体能力と、それをコントロールする肉体を構築しつつある内藤(33才)には、実は最年長防衛も掛かってます。

打撃戦に活路を求めるであろう大毅(18才)は、最年少奪取が掛かっている。

亀田3兄弟の二男・亀田大毅にとって、日本人との対戦は初めて。
実力の分からない外国人との対戦が多く、今回の世界戦にも「挑戦資格があるのか?」と疑問も持たれ
やっぱり、メディア誘導の世界戦の印象は間逃れない。

下馬評は内藤有利だろう。
高い身体能力、豊かなバネとスピード、トリッキーさで、これまで強敵と競り勝ってきた王者。
30戦を越すキャリアも、優位の要因でしょう。

亀田大毅は10勝7KO。左フックが主武器。スタミナと耐久力では内藤を上回るとの見方あり。
とは言え、タフな小松をKOした内藤のパンチがマトモに当たれば、効かない保証は無い。

スピードは、案外と差が無いかも。
大毅の「相手が放った右をガードした手で返す」左フック、けっこう速いし。
内藤が悪い癖である「パンチを放って、そのまま体が前に流れる」トコロを右パンチでヤらかしてしまったら、この一発でピンチも有り得る。

「リーチで約10cm上回ってる」たって、普段から懐深いボクシングやってない内藤だから、その辺は余りアドバンテージにならないかも。

大毅が「アウトボックス」してくれば逆にリーチが活きるかも知れないが。
(亀田サイドの「アウトボックス」コメントは、撹乱発言でしょう。“交通事故”を起こしたい大毅が、落ち着いたボクシングして勝てるワケが無い)

大毅の「怖いもの知らず」も要警戒だが、
前日の検診では、「体温36・7度」「脈拍72」「血圧143/80」・・・とイキり過ぎが数値に出ている・・・か。

内藤にとって、もうひとつ怖いのは「油断」か。
引き締める発言を繰り返してるのは、それだけ「有利」の予想が重荷になってるからかも。

「善戦すら許してはいけない」ムードもプレッシャーかもな。
(私だって「スリップ気味でもグラつくな!」と、王者には圧力かけたいし)

まぁ、心情的にはベストファイトともいえる小松戦を越えるパフォーマンスでKO勝ちして欲しいトコロ。

「最短男」と言われる内藤だが
日本タイトル1R最短KO勝ちした時も、「一歩さがって、相手の攻めを呼び込んでカウンターを打ち込む」「再び踏み込む間合いを作る」上手さと落ち着きが見られたから
今回だって倒すチャンスがあっても性急には行かないで欲しい。

「なぶる」とかでは無く、危険を最小限に抑え、ジワジワ弱らせてから料理するに越した事は無い。
「打って下がり」「打ってダック」「打って横へ」・・・これを徹底し、ポンサク戦で少し荒れた右ストレートの軌道を真っ直ぐに修正していれば、9Rあたりでのストップ勝ちが見られるのではないでしょうか。

展開次第では
「18才なのに良くやった」「キャリアの差を考えれば大善戦」と相手側に“言い訳”の余地を与えてしまう事になるのだから。

そんな余地など与えない勝ちっぷりを期待します。
とにかく、ボクシングとして「試合になる」事をお願いしたい。

色んな意味で。

ガッキー大丈夫?…体調不良も気丈

2007年10月06日 | 芸能

【ガッキー体調不良でダウン】

売れてるアイドル女優の宿命か?

新垣結衣ちゃん(19)が、主演映画の完成会見を腹痛のためキャンセル。
しかし、最寄りの病院で痛み止めを服用し、笑顔で試写会会場で仕事をこなした・・・とか。

その「根性」を称える声も多いが。
まぁ、昔から「売れっ子アイドルに休みなし」って芸能界の慣例に変わりは無い・・・って事で。

鈴木あみ独立問題も、「楽屋で死体状態の娘を見た親がショック受けてたのがキッカケ」ってな話もあったし。

ガッキーも、今年の春から主演映画やドラマで殆んど休みが無い状態だそうで。

最近も主演映画プロモーションで、取材やバラエティー出演などが続き、完全に過労状態。

そこで思い起こされるのは、9/29に放送されたTBSの「オールスター感謝祭07」。

5時間半の生放送、カメラは主に人気女優に向けられて。
かなりの確率で「仲間由紀恵」「新垣結衣」「長澤まさみ」が映っていたのだが。

バラエティークイズゆえ、お笑いシーンで笑顔がアップされるシーンも多かったが、その「笑顔」で高感度もUP。

仲間、新垣、長澤・・・と序盤から素敵な笑顔で番組を華やがせてくれてたのだが。

途中からガッキーの笑顔から明かにエネルギーが感じられず。
とうとうアップで抜かれる頻度が減り始め。
泉ピンコの横で笑顔を見せる仲間、無邪気にコロコロ笑う長澤の登場シーンが増加。

最後の最後まで元気に笑い続けた長澤に
「このコはイイ子だな~」と、軍配が上がった形だが。

だからといって「ガッキーの高感度」が下がったワケじゃなく。
「疲れてるんじゃないか?」
「大丈夫か?」

・・・と、心配モードに入っていたワケです。

事務所さんには、
「昭和じゃないんだから」
「ピンクレディーの時代じゃないんだから」と
申し上げたい。
休ませてあげなさい・・・と。

笑顔が魅力のガッキーの笑顔を曇らせちゃいけません。

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2007年10月04日 | 英国ロック
石田順裕vsママーニ

10月06日、大阪府立体育会館第2競技場で行われる
石田順裕(金沢)vs ハビエル・ママーニ(亜)の事です。

まぁ、フライ級10回戦 高山勝成 vs ソニー・ボーイ・ハロ(比)も注目ですが
(高山選手、長谷川チャンプと同じく、山下トレーナーが独立して作った「真正ジム」に移籍になったそうで。長谷川チャンプ同様、新天地で充実した練習を行って欲しいな・・・)

遂に日本王座を獲得して、「上」を見始めた石田選手が、世界ランカーにチャレンジする好ファイト。
相手は、C・キムを最終回でKOした“浅黒”ママーニ。

後楽園ホールだったら絶対に行きたい好カード。
“大型・徳山”とも言える要素を持った石田順裕。ママーニと戦う事を考えると、キムより勝つ可能性を感じてしまうのよね。

ボクシングし合って上回るかも・・・・と。
徳山が、井岡に勝って「化けた」ように、石田も日本獲って化けた可能性あり(防衛戦で川嵜を一蹴!)。

精神面、練習量が充実していれば・・・
本来アウトボクサーとして高い資質を持った石田選手は、世界ランカー・ママーニと互角以上に戦う可能性を秘めていると見た!

期待してますぞ!

最近の心配事

2007年10月03日 | 邦楽
KEMURIの伊藤ふみおタンが
新興○教とかヤッてませんように・・・

あの「イイ顔」が無添加でありますように・・・・

オレは信じてますが・・・

むしろ、彼は「自分自身の偶像化」を拒否している筈だから・・・