あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

ボズ・バレル逝去

2006年10月06日 | 生活
――ボズが死んだ。

昨日、フリー関連の書き込みしたばかりなのに・・・。

音楽サイト覗いたら訃報がUPされていた。
亡くなったのは9月の21日だった。

プログレファンからは「ボズ」で知られる彼は
中期キング・クリムゾンのヴォーカリスト兼ベーシスト。
そして、バッドカンパニーのベーシスト(ここで「バレル」って名前が登場)。

亡くなったのは、スペインの自宅。
パーティ演奏のため、ギターを準備し椅子に座った瞬間に、倒れた模様。

心臓疾患だったようで・・・。

ボズの歌唱といえば、クリムゾンの「アイランド」の(髭面の風貌に似合わぬ)優しい歌声と。

悪ノリしたかのような同アルバムの「レディース・オブ・ザ・ロード」が印象に残ってますな(メル・コリンズの粘っこいサックスの猥雑さも凄かった。バドカンでメルが吹いたのも、ボズが縁だろうしな・・・)。

バドカンでは完全にベースに専念。
フリーのアンディ・フレーザーほど個性的では無かったが
バドカンのデビュー曲の「ケイント・ゲット・イナッフ」での弾力あるベース・サウンドは忘れ難い・・・。

「バーニング・スカイ」なんてリフはベースだしね・・・。

享年60歳。
バドカンで一番ケンカ強そうだった男が最初に亡くなってしまった・・・。

数年前のバドカン再編には不参加だったし
(ギターのミック・ラルフスもその辺には興味なさそうだし)オリジナル・バッドカンパニーを見る事は無い予感はしていたが。

ボズ逝去で完全にその線はなくなったなぁ・・・。

彼を悼んでアルバム聴くなら
やっぱクリムゾンの「アイランド」・・・・か。

さらば、ボズ。
あの世にはブリティッシュR&Bの先輩がたくさん居らっしゃるから。

いっぱいセッションやって下さい。

FREEのDVDとBBCライヴ2枚組が出ますな!②

2006年10月05日 | 生活
CDのライヴは、一部がBOX収録のトラックと被るのかなぁ。

あと、再発のオリジナル・アルバムに追加されたボートラや。
またはコゾフ・アンソロジー「ブルーソウル」収録のライヴとダブりとか・・・。

それでも、私の場合は「ついにCD2枚組でフリーのライブが出るのか!?」と感激なんですがね。

元々が「ライヴのエキサイトメントがスタジオ盤で再現出来なかった」バンドだと思っているので・・・(ブルース・ロック版のザ・フーとも言える)。

「ソング・オブ・イエスタディ」なんて、ライヴ・ヴァージョンのオープニング、ドラム連打でKOされてます、私(昔は音悪いトラックで聴いてたもんなぁ・・・・。それでも良かったが)。

―――で
DVDですよ!
Freeの映像モノといえば、ビデオでヒストリー物ありましたが(最後の「コゾフ・フォーエバー」なシーンでは泣きました)。

それにもスタジオ・ライヴやワイト島の映像あったので、今回のDVDは「その拡大版」と見て良いでしょうな。

ドイツTV製作の「ビートクラブ」は、これまでスカパーの音楽チャンネルで放送されたりして、個人的には保存版だったが。
これがDVD収録となると、それはそれで感慨深い・・・。

注目は「ワイト島」ですな。
DVD2枚目には「ワイト島のフリー」と名付けたいですな。

元々は映画用に撮られた物だろうから、音は悪い。
しかし、演奏の充実ぶりやメンバーの気合いは凄いから(同フェス出演にジミヘンやドアーズ、ELP、ジェスロ・タルやファミリーなど、凄いのイッパイ居たからねぇ・・・)、それを補って余りあると確信。

ビデオ版で見た「Mr.Big」なんて、ロジャースのマイク・アクションが格好よすぎて鼻血でそうになりましたもん(ベースソロのバックなのに熱気こもった表情を見せるコゾフとかも)。

曲目増えてるから、そのへん楽しみ(クロスロード、どのくらいのテンポで演ってるかな?)。

予約してから買うかな、自分の中ではフリーは「別格」だから。

FREEのDVDとBBCライヴ2枚組が出ますな!

2006年10月05日 | 生活
~以下、情報~

Free Forever (DVD2枚組)

税込価格:¥6000
2006年11月01日 発売予定

カタログNo:UIBO1106
レーベル:ユニバーサル インターナショナル
日本盤

ディスク 1
1: Mr Big
2: Fire And Water
3: All Right Now
(以上、Beat Club Germany 1970)
4: Ride On Pony
5: My Big
6: Songs Of Yesterday
7: I’ll Be Creepin’
8: All Right Now
(Doin’ Their Thing Granada TV 24th July 1970)
9: All Right Now
10: The Stealer
11: My Brother Jake
12: Love You So
13: Wishing Well
(Original Videos)

ディスク 2
Isle Of Wight - 30th August 1970 (audio)
1: Ride On Pony
2: Woman
3: The Stealer
4: Be My Friend
5: Mr Big
6: Fire And Water
7: I’m A Mover
8: The Hunter
9: All Right Now
10: Crossroads


Free
Live At The BBC(CD)

税込価格:¥2980
2006年11月01日 発売予定
CD2枚組
カタログNo:UICY1364
レーベル:ユニバーサル インターナショナル
日本盤
ライブ盤

ディスク 1
1: Waiting On You (Top Gear 15/07/1968)
2: Sugar For Mr Morrison (World Service Rhythm and Blues 15/11/1968)
3: I'm A Mover (Top Gear 17/03/1969)
4: Over The Green Hills (Top Gear 17/03/1969)
5: Song Of Yesterday (Top Gear 17/03/1969)
6: Broad Daylight (Top Gear 17/03/1969)
7: Woman (Stuart Henry show 02/12/1969)
8: I'll Be Creepin' (Top Gear 08/12/1969)
9: Trouble On Double Time (Top Gear 08/12/1969)
10: Mouthful Of Grass (Top Gear 08/12/1969)
11: Alright Now (Harding session 04/06/1970)
12: Fire And Water (Harding session 04/06/1970)
13: Be My Friend (Harding session 19/4/1971)
14: Ride On Pony (Harding session 19/4/1971)
15: Get Where I Belong (Harding session 19/4/1971)

ディスク 2
1: Hunter (live in concert 15/01/1970)
2: Woman (live in concert 15/01/1970)
3: Free Me (live in concert 15/01/1970)
4: Remember (live in concert 15/01/1970)
5: Fire And Water (live in concert 02/07/1970)
6: Be My Friend (live in concert 02/07/1970)
7: Riding On A Pony (live in concert 02/07/1970)
8: Mr Big (live in concert 02/07/1970)
9: Don't Say You Love Me (live in concert 02/07/1970)
10: Woman (live in concert 02/07/1970)
11: All Right Now (live in concert 02/07/1970)

解説・歌詞・対訳付

吉祥寺いせや(一時)閉店

2006年10月03日 | 生活
吉祥寺の名物店、焼き鳥の「いせや総本店」が、9月の下旬に閉店したとの事。

レトロな店構えに人気があった同店も、建物の老朽化による建替えとなるそうな。
まぁ、退去じゃなく、一時閉店ってのは救いですな。

もっとも、私が昔たまに行ってたのは、井の頭公園入り口の方。

あっちは、まだ大丈夫なそうで。それには一安心。

焼き鳥は勿論。シューマイ、生野菜(トマトやキャベツ)、鍋まであるメニュー。
安価で「元祖・焼き鳥居酒屋」な雰囲気も素敵であった。

古びた喫茶店が次々と閉店し、スタバなどが台頭。
味のある焼き鳥屋も、チェーン店居酒屋に取って代わられ(まぁ、モンテローザ系とか嫌いじゃないですけどね)

寂しいですなぁ。

復活いせやに期待・・・たって
もう吉祥寺にも縁遠くなりましたが。

破壊者ウルトラマン

2006年10月02日 | 生活
こーじさんのブログ(http://blog.goo.ne.jp/ue-kj/)内の
「映画館デビュー秘話」へコメントなどさして貰って
「ゴジラvsキングコングの熱海城破壊シーン」から色々と思いが広がった。

これ以上コメントで書くには妄想が広がりすぎたので、自分の日記に書いてみる。

当時、その壮絶な破壊シーンに興奮し
(この際「なぜ両者は城を挟んで争って、結果、両者で城を破壊したのか?」とか云う疑問は無し)
同時に、子どもながらに「日本の誇る建造物の崩壊」を惜しむ気持ちも芽生えた私は

数年後、教科書に載った「破壊者ウルトラマン」(大江健三郎・記)に猛烈な反発を覚えた。

いまで言えば「ゲーマーが、少年犯罪の元凶の全てがゲームのように言われて反発する」ようなモノかも知れない。

戦争を知る世代として「都市の崩壊/再構築」をテーマとして記述を行ってこられた(という)大江氏からすると「毎週毎週、都市は破壊され、廃墟を再生するシーンなど出てきもしない」って事になるだろうが。

私は教師に書かされた感想文に
「大の大人が何を言っているのか、子供だって『作り物の物語』だとは分かって見ている」
「筆者は『破壊だけ』と言うが、子供の自分だって『お城が壊されてもったいない』という気持ちをもった」(ウルトラマンでも、ゴモラの大阪城破壊シーンがあった)
「大人の多くは怪獣モノを『壊すばかりで暴力的』というが、子供は壊される物を『惜しむ気持ち』を感じている事も忘れないでもらいたい」

・・・といった内容を綴った記憶がある。

幼稚園時代、ウチにあった練炭の燃えカスをビルに模し、「ゴジラになったつもりで踏み潰して」カタルシスを得ていたガキが

・・・生意気にも、天下の大江大先生へ反抗したワケだが、

今更ながらに当時の自分を褒めてあげたい。

今回、日記に書くにあたり「破壊者ウルトラマン」を検索したのだが。

驚いた事にまだ教材として使われているらしい。
教師向けと思われる「生徒に音読させ、筆者の『言いたい事』を要約させ、感想を書かせる」といったマニュアルがUPされているのだ。

すでに大江氏の「破壊者ウルトラマン」自体が批評され尽くし、「エンターテイメントとして『破壊と構築』を成立させた怪獣もの(ゴジラ第一作)へのジェラシーとも考えられる」などとまで分析された一文が、いまだ子供に読まされ、感想を求められているって事なのか。

あ~、びっくりコイた。

子供達には、臆する事なく「こんなカビの生えたような批評!」と反論を記してもらいたいモノである。

ハギトモ、結婚

2006年10月01日 | 生活
競泳シドニー五輪代表の萩原智子さん(26才/山梨学院カレッジスポーツセンター)が、結婚なさるそうな。

女子100m自由形、200m個人メドレー日本記録保持者のハギトモさん、国際大会でも解説者としてTVに登場され「ハギトモ・スマイル」の健在ぶりを感じさせてもらっていたのだが。

お相手が、テレ朝のスポーツ局ディレクターってのが、「いかにも」な感じ(大昔から、水泳を取り上げるのってNHKかテレ朝ですからなぁ)。

旦那になるのは、佐藤一馬氏(33才)って事で。

知り合ったきっかけは取材だそうだが。
選手としての晩年、萩原さんが悩まされていたという「過去級症候群」。

02年のパンパシフィック選手権最終日、同症候群でプール脇に倒れ、緊急入院したハギトモさんを、彼は休暇を取って付きっきりで看病したという。

自由形、背泳ぎ、個人メドレーと多種目をこなすオールラウンダーだった萩原選手。

引退後は水泳の及活動に努めているが、解説者としても経験を活かした選手思いのコメントをされており。
(負傷明けの北島が上位に食い込んだ時には声が震えてらしたし。山本貴司のカムバックには「私も引退直後、現役選手と練習した事があるが、まるでついて行けなかった。1年のブランク明けでトップクラスに復帰するのは大変な事」と実感こもったコメントされてたし。反面「水泳ドップリ」の感覚丸出しで「背泳で調子が良い時は下半身が沈まないんです。速い時は“恥骨”が水面から浮き上がりますから」なんてコメントしてくれて『じゃ、ハギトモさんは俺に寺川綾タンや中村礼子さんや伊藤華英タンの恥骨を凝視しろと言うのか!?凝視しちゃうぞコノヤロウ!!』と恥らわせてくれたりしてくれる面もあるのでした)

ぶっちゃけ、ハギトモ全盛期はそれほど熱心に競泳を見ていなかった私。

ハギトモ奥さまのスマイルと解説を、いままで通り期待しております。