「イサム」のゴーストタウンの決闘。
そして「ワイルド7」の植物園の対決。
やはり思い起こすたびにワクワクする。
限られた場所での一騎打ち。
ゴーストタウンでは、朽ち果かけた木造の建物に身を隠しての銃撃戦。
お互い勘の良いイサムとビッグストーンは、窓や柱の影から撃ち合うが
弾丸は木の壁を貫通するため、撃ったら直ぐ動く事が必須。
そうしなければ格好の標的になってしまう。
床下に隠れ、真上に来た相手を撃つイサム。
激鉄を引く音を察知し、咄嗟に身をかわすビッグストーン。
物陰に伏したビッグストーンにバラバラと薬莢を投げ、その薬莢を銃で撃って炸裂されるイサム。
ただの小僧と思ったら、とんでもない手を使うぜ!
驚きながらもイサムの追撃を逃れるビッグストーン。
イサムを倒せば母の敵であるウィンゲートを討つことが出来る。
ウィンゲートは病に倒れ、息子2名は街で薬の調達中。
残ったイサムは「ここで去ればアウトロー一家から逃れられる」と思ったが
例え児童虐待並みのシゴキがあったとは言え、育ててくれた恩がある。
※ある意味、この「虐待」も現代では描き辛い残酷描写・・・かも
ぶん殴られ、蹴られながらだったが、
銃や馬の扱いを、荒野で生きる術を教えてくれたのはウインゲート一家だ。
※「奴を仕込んでいっぱしのアウトローにすれば俺達は楽できるぜ」
~という打算があったとしても
黒人アウトロー・ビッグストーンとも縁がある。
そもそも奴隷商人を憎み、有色人種を虐げる者には情け容赦ないビッグストーン。
追われる身となったのも、そういう背景がある。
同じ有色人種としてイサムを気にかけ、時にピンチを救った事もある。
イサムは「あなたとは戦いたくない。病が癒えたウインゲートと堂々と戦えばイイじゃないか」。
ビッグストーンは「母の敵を討つ千載一遇のチャンスだ。引かなければオマエといえど容赦しない」。
苦悩しながらイサムはゴーストタウンの決闘に挑んだ。
腐った床に助けられ、危ない位置に居た所をウインゲートに蹴飛ばされて救われ、
賞金首のビッグストーンと互角の戦いを見せるイサム。
ジリジリと西部の太陽が街を焦がす。
飲まず食わずの長時間の戦いが、両者を疲労を極限に追い詰める。
当然寝る事もままならない神経戦の行方は・・・。
ゴーストタウンの描き方も見事だし、ジリジリと光る太陽の表現も素晴らしい。
久々に「試し読み」で見たけど、名シーンに感激した。
「荒野の少年イサム」は終盤、逮捕・禁固の後に解放されたイサムがウインゲート一家と決別。
カウボーイとして生きる事になる。
※しかし、ウインゲート一家やビッグストーンとの因縁は消えず、
対決の時を迎えるのだが・・・
イサムの正直さ、正義感が印象深いが、ビッグストーンのニヒリズムも格好イイねぇ。
※タバコが良く似合ったよ。壁で擦って火をつけるマッチにも憧れた・・・
馬から降り、荒野で焚き火して飲むコーヒーもムードがあった。
激しいアクションと対比される「静」の雰囲気。
それも魅力だったねぇ・・・。
そして「ワイルド7」の植物園の対決。
やはり思い起こすたびにワクワクする。
限られた場所での一騎打ち。
ゴーストタウンでは、朽ち果かけた木造の建物に身を隠しての銃撃戦。
お互い勘の良いイサムとビッグストーンは、窓や柱の影から撃ち合うが
弾丸は木の壁を貫通するため、撃ったら直ぐ動く事が必須。
そうしなければ格好の標的になってしまう。
床下に隠れ、真上に来た相手を撃つイサム。
激鉄を引く音を察知し、咄嗟に身をかわすビッグストーン。
物陰に伏したビッグストーンにバラバラと薬莢を投げ、その薬莢を銃で撃って炸裂されるイサム。
ただの小僧と思ったら、とんでもない手を使うぜ!
驚きながらもイサムの追撃を逃れるビッグストーン。
イサムを倒せば母の敵であるウィンゲートを討つことが出来る。
ウィンゲートは病に倒れ、息子2名は街で薬の調達中。
残ったイサムは「ここで去ればアウトロー一家から逃れられる」と思ったが
例え児童虐待並みのシゴキがあったとは言え、育ててくれた恩がある。
※ある意味、この「虐待」も現代では描き辛い残酷描写・・・かも
ぶん殴られ、蹴られながらだったが、
銃や馬の扱いを、荒野で生きる術を教えてくれたのはウインゲート一家だ。
※「奴を仕込んでいっぱしのアウトローにすれば俺達は楽できるぜ」
~という打算があったとしても
黒人アウトロー・ビッグストーンとも縁がある。
そもそも奴隷商人を憎み、有色人種を虐げる者には情け容赦ないビッグストーン。
追われる身となったのも、そういう背景がある。
同じ有色人種としてイサムを気にかけ、時にピンチを救った事もある。
イサムは「あなたとは戦いたくない。病が癒えたウインゲートと堂々と戦えばイイじゃないか」。
ビッグストーンは「母の敵を討つ千載一遇のチャンスだ。引かなければオマエといえど容赦しない」。
苦悩しながらイサムはゴーストタウンの決闘に挑んだ。
腐った床に助けられ、危ない位置に居た所をウインゲートに蹴飛ばされて救われ、
賞金首のビッグストーンと互角の戦いを見せるイサム。
ジリジリと西部の太陽が街を焦がす。
飲まず食わずの長時間の戦いが、両者を疲労を極限に追い詰める。
当然寝る事もままならない神経戦の行方は・・・。
ゴーストタウンの描き方も見事だし、ジリジリと光る太陽の表現も素晴らしい。
久々に「試し読み」で見たけど、名シーンに感激した。
「荒野の少年イサム」は終盤、逮捕・禁固の後に解放されたイサムがウインゲート一家と決別。
カウボーイとして生きる事になる。
※しかし、ウインゲート一家やビッグストーンとの因縁は消えず、
対決の時を迎えるのだが・・・
イサムの正直さ、正義感が印象深いが、ビッグストーンのニヒリズムも格好イイねぇ。
※タバコが良く似合ったよ。壁で擦って火をつけるマッチにも憧れた・・・
馬から降り、荒野で焚き火して飲むコーヒーもムードがあった。
激しいアクションと対比される「静」の雰囲気。
それも魅力だったねぇ・・・。
イサムを待ち伏せしたウィンゲート一家を更にビッグストーンが待ち伏せし、そこがインディアンの大群に襲撃され呉越同舟状態になる。
中には白人のおじょうさんと黒人の妊婦がいるのだが、
戦っているうちに黒人を徹底的に嫌っていた おじょうさんが出産シーンを見て博愛に目覚めていくシーンが印象的でした。
一方で最後の一発に賭けて酋長に向かって行ったイサムをウィンゲート一家を倒すために残していた3発の弾で援護するシーンも好きですね。
結局おじょうさんはビッグストーンに惚れてしまうわけですけど・・・
ファンの間では駅馬車中継所のエピソードも人気が高いですよね。
やはり、人間ドラマ+アクションの部分に川崎先生の真骨頂があるんでしょう。
しかしホント、ビッグストーンは影の主人公という感じでした・・・。