有田芳生の『酔醒漫録』

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福田康夫首相の真意

2008-05-17 08:19:51 | 政談

 5月16日(金)ミャンマーのサイクロン被害に続いて起きた中国の四川省の大地震。日本が立つべき基本は人道。ところが日本のとくにマスコミのなかには偏狭なイデオロギーでもって中国政府を攻撃する素材として発言する者がいる。「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」ような安全地帯での発言ほど無責任なものはない。「週刊朝日」の完成稿を担当者に送る。夕方に要町駅で降りて、車に乗っていてはわからない路地裏をじっくりと歩く。池袋では小池百合子さん、小林興起さん、えばたたかこさんのポスターが多いが、大山に向かうにつれて下村博文さんのポスターぐらいしか見えなくなる。澤田篤さんのスタジオで打ち合わせ。「nana-iro」で食事。参議院選挙の最終日に「すべて」が終わったとき、ここに来て食べた麻婆豆腐を注文。あのころを思い出す。生々しいことを書くつもりはないのだが、ひとこと。福田康夫首相の再側近筋の情報だ。首相は7月の洞爺湖サミットに参加して、夏以降に衆議院を解散したいという意向を持っているようだ。巷間言われていたように父親の福田赳夫元首相ができなかったサミットへのホスト国参加と解散をどうしても自分の手で行いたいというのだ。もっと本音は大嫌いな安倍晋三前首相よりも「一日でもいいから長く在任したい」ということ。もちろん福田政権での解散を阻止する動きは強い。そんなつまらない派閥力学などこの際どうでもいい。福田サイドの情報に「そうだろうな」と思うだけだ。