忘却は、ギフト・・・

昨日、TVでアルツハイマーの薬の研究が進められている、
というニュースを見て、感じたこと。

もちろん、ケース・バイ・ケースで
その治療薬を、祈るような気持ちで
待ち望んでいる人もいるだろう。

でも・・・・

忘れること、って・・・
年老いて、記憶があやふやになることって
そんなに悪いこととは
・・・私には、思えない。

逆に、年をとって、
あまりクリアな思考って・・
違和感（治療薬がどのくらいの効果なのか、わからないけど。）

せめて、身体の機能の
年相応のバランスのとれたものだといいな。

忘れること、って
ある種のギフトかもしれない。

遠い記憶の彼方に見える風景は
思い出をセピア色の美しいものに変える可能性が
あるかもしれない、と思うから。

悲しかった思い出、人を恨んでしまう気持ち
自分で消そうと努力しても消せないとしたら・・・
そんな気持ち引きずりたくない。。。

記憶が少し曖昧になったら、
きっと、美しくて楽しかった記憶だけが残る
かもしれない。
不満だらけだと思っていたことが
かけがいのないものだったと気づくことがあるかもしれない。

時の魔法。
最悪の思い出も、
いつか最高の思い出になる、
って、ばななさんの本の帯に書いてあったけど

私も年取ってきたら
あらま、本当だ！って思うようになったよ（笑）

ハードル（続き）

生きやすくするコツ

人生は（そもそも）
退屈で、寂しいもの。

と、考えかたを変えてみる。

刺激的な人生
そんなにいいかあ。
友達って
そんなにたくさん
必要ですか？

若い頃、いろいろ試しましたね・・・

子供の頃、
実は、ちょっと複雑な家庭環境で

表面は、もしかしたら、
それなりに適応してるように見えてたかもしれないけど・・・

心の中は、大嵐、でした。

プライベートの辛さから逃げたくて、
（他人の人生を生きてる方が楽？）
と思って、演劇を志したりしました。

でも、きっとそんな不純な？（笑）動機だと
うまくいかないものなのですよ。
気持ちで、なんとか頑張ろうと思っても、
体は正直で、悲鳴をあげていて、
それでも聞く耳を持たずにがむしゃらに走って・・・
病院で「死ぬかもしれないよ」と
告げられて、
初めて目が覚めた馬鹿者、ですから。。。。

人生をそもそも退屈なものなんだ、
って考えると、
些細なことが、面白く感じる・・・
こんな不思議なことってある？！

これ、オススメです。
SNSで、他人がいかにも充実した生活を送っているような写真に
惑わされてはいけませんよ。

なんで本当に楽しい時間を心の底から感じているなら、
それをいちいち他人に報告する必要があるの？

ま、そういう人もいるか！

私は、秘密主義。
そんな素晴らしい時間、自分だけで
味わうに決まってるじゃん！！
いちいち他人になんて知らせるわけないよ（笑）

ハードル

なんか、毎日起きる出来事に
モヤモヤが、ざわざわが止まらない。

もっと、思っていることを
的確に表現できればいいのに。
思っていることの原因を
しっかり説明できればいいのに。

「人はみんな幸せになる権利がある」
こんな表現があるから、
みんな間違った道に入ってしまうんじゃないかな。

じゃ、幸せになれなかった人は？
幸せ、ってそもそも名詞？

幸せって、固定されるもの？
幸せって、何？

人が感じる怒りの多くって
「自分は、本当はこれだけの価値があるのに、他人は（社会）はそのように評価してくれない」
って、つもりに積もっていく不満、だよね？

幸せは、自分が決めるものであって・・・
幸せ！って感じる状態、だよね？

例えば、寒い夜に入るお風呂の暖かさ！
大事に育てた球根が、芽を出した！って時の喜び
ペットとじゃれ合う至福
そして、美味しいものを食べた時。。。

決めるのは、自分だ。

もし、そのハードルが、現実と照らして的確でなかったら
自分を決して幸せにはしてくれない

今は、そんな時代、だと思う。

人生の発見！

読み終わりました。
初めて読む作家さんで、
途中、笑い転げたり・・
読みづら〜と投げ出しそうになったり・・・

とりあえず、最後まで。

よかった！！
これが私の「偶然と想像」です。

出会えた大事な言葉。
人生の目的地を
「楽しみ、と誤って設定し（精神的なゆとりを失い急いでいたが）
本当はそれが、死、であることを知った。」ということ
（本文とはいいかえて書きました。）

だとどうなるか・・・というと。。。
コロナ後の世界を生きるバイブルになるかも
興味を持った方は、
ぜひ、ご自分でページをめくってみてください。

偶然って・・・

偶然ってさ・・・
本当に、偶然に起こっているのだろうか・・・（笑）

偶然と運命って
似てるようだけど・・・
もっというと
偶然＝必然
みたいに言われると、
何が何やら！ですよね・・・・

私の感覚として・・・
やっぱり偶然が、文字通りの「偶然」とは感じられなくて
どっかに、自分がそれに関わってる、
そのことを引き寄せた？自分がどこか、関与したのではないか、
と思わずにはいられない、って感じもあるね〜

でも、

偶然を運命って思い込んじゃうと
ちょっと・・・
ましてや、必然は・・・・

運命っていうのは、
逃れようとしたところで、逃れられないもの。
・・・と私の中での定義があるので・・・
これは、ほっとけや（自分にできることは何もない。）

偶然は、
「サイン」みたいなものかな、って。
そのサインを、
生かすのも殺すのも、
「あなた次第ですよ！」って

ポジティブにいきたいね。
励ましや、応援みたいに
受け止められればいいね！！