日々の泡

こころに浮かんでは消え、消えては浮かぶ
日常のありふれた風景をスケッチ

水の声を聞く、だな。。。

2016-02-14 14:40:36 | 映画・音楽
素晴らしかった!!!  

真珠のボタン
山形ドキュメンタリー映画祭2015でも上映されたけれど、その時は、時間的に鑑賞するのが難しくて。
「でも、再上映してくれるような気がする。」というのと、「もし観られないのだったら、その作品には縁がなかったということ。」

縁があったみたいです・・・・。

キーワードは「記憶」。そんな風に感じました。歴史的な過去。葬り去られようとしていた過去。それももちろん、なのですが、もっともっと深い、遥かな・・・・宇宙につながっていく、ワタシたちのルーツに迫りゆく、そんな壮大な物語を美しい映像とともに鑑賞させてもらいました。

人間は・・・哀しいほど、愚かで救い様がないのかもしれません。どこまでも残虐性をもった。
犠牲者と加害者。でも、その構図は複雑です。犠牲者と加害者は、簡単にその立場が入れ替わってしまう事があるからです。。。。人間である限り、そこから抜け出すことはできないのでしょうか。。。
今作られている映画作品が優れているのは、そういうテーマを作者自らが、悩み苦しんで作られているからだと感じます。みんな苦しんでいるんだね、と。

世界は複雑すぎて、どうしたら平和な世界が訪れるのか、想像することが難しくなっているから。

映画のなかで、「水は記憶を持っているといわれる。」というナレーションがあります。海も、山も、空も、木も、星も、、、、あらゆる自然が、人類よりも長い時間そこに存在していて、人間がやってきたこと、すべてを見ている。

自然は、宇宙は、一体人間のことをどう思っているのか。聞けるものなら聞いてみたい。そう思いませんか。

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